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  • 2013.06.17

初めてのベッドインで下手なふりはしないほうが吉!

第2回「身だしなみに関するMyルールを廃止しよう」はこちら

「1回目は下手なふりをする」Myルール【第3回】

「能ある鷹は爪を隠す」という言葉があります。
実力のある者は、それを軽々しく見せつけるような振る舞いはしないという意味ですが、この言葉をセックスシーンにも取り入れている女性が存在します。

「1回目は下手なふりをする」というMyルールを掲げている女性です。

菊池美佳子 世直し SEX ベッドルール Myルール スキル フェラチオ ラブホテル
by mi55er

 一般女性から募ったアンケートの中に発見したMyルールですが、これを読んで私は、既婚の女友達が常日頃言っている言葉を思い出しました。

「いきなり“完璧な嫁”を演じてしまうと、後々ボロが出てきた時にそれこそボロクソに言われてしまうだろうから、最初から手抜きをしておくべきだ」とのこと。

 これをセックスシーンに置き換えると、「初回から張り切りすぎると、玄人もしくは相当な経験人数を積んでいると思われるので、1回目は下手なふりをする」という意図になるのでしょう。

 半分正解で、半分間違いです。まずは、正解ポイントからお話しましょう。

  新規のお相手との初セックスは、「新規」というだけで充分に盛り上がります。
新鮮さは、セックスにとって最高の興奮材料! 新鮮な食材は、凝った味付けをしなくても素材の味だけで美味しく頂けるのと同じですね。

 よって、コンドームを口で着けたり、アソコでバナナを切るなどの過剰演出は不要なのです。


初めて素振りはNG!年齢にあったセックススキルを

 だからと言って、下手なふりをする必要はないでしょう。スキルを出し惜しみすると、「つまらんマグロ女」という印象を与えてしまいます。
特に、Around30以上の女性は、絶対に下手なふりなんぞしてはいけません。
ある一定以上の年齢を越えたら、それなりにセックス経験も積んでいるだろうと、男性は期待します。

 考えてもみてください。いい大人の女性が「ご飯の炊き方を知らない」と言ったらドン引きされますよね。

 初回に下手なふりをする女性は、おそらく2回目以降のことまで考えているのでしょう。
清らかな乙女が、回数を重ねるごとに淫らな女豹へと変貌していく過程を演出するプランかと存じますが、せっかくの演出プランも、1回で終わってしまっては日の目を見ないままお蔵入りとなってしまいます。
映画でも、続編の制作を念頭に置いて企画することは珍しくないですが、一作目がコケてしまっては続編もへったくれもありません。

 私が言いたいのは、過剰演出も下手なふりも不要ということ。

 初お手合わせだからといって意識しすぎず、自然体で臨みましょう。と言っても、「1回目は下手なふりをする」Myルールが身体に染みついていると、どこまでが下手なふりなのか、判断に悩んでしまうかと思います。

  それでは、自然体セックスを思い出していただくべく、いくつか具体例を挙げましょう。

「初回からラブホテルはイヤ!」は下手なふり以前の問題です! 

 アンケートを拝読して、ラブホテルを毛嫌いする女性が多いことに驚かされました。
さすがにバブル全盛期ではないので、「シティホテルじゃなきゃイヤ!」という女性はごく少数でしたが、「シティホテルもしくは家希望」という女性はけっこう多いようですね。

「ラブホテル=遊ばれているイメージ」なのでしょうか? 

 確かに、ラブ(愛)ホテルという名称の割には、愛のないセックスも行なわれている場所ではありますが、愛のあるセックスもちゃんと行なわれています! また、遊びのセックスがシティホテルや家で行なわれることもあります。
要するに、箱にこだわるのは無意味なのです。

 また、こんなことをいうとラブホテル業界の回し者と勘違いされそうですが、ラブホテルって楽しいじゃないですか! 
ベッドもお風呂も広いし、エッチなビデオも流れているし、まさにセックスのために作られた非日常空間です。
シティホテルは1人でも泊まれますが、ラブホテルは1人では泊まれません。
そう考えると、行っとかなきゃ損って思えますよね。

 ほか、「ラブホテルでもOKだが、宿泊希望! 初回で休憩はありえない」という声も挙がっています。
これまた、「共に朝を迎えない=遊ばれているイメージ」なのかもしれませんね。
しかし、共に朝を迎える……つまり宿泊は、長時間2人きりで過ごすことになるわけですから、思わぬボロが出ることだってあるんですよ。
いびきや歯ぎしりや寝っ屁がバレる危険性だってあるのです。

ね、「休憩でもいいかな」って気になってきたでしょ。

「初回はフェラチオしない」は眉毛を描かない化粧のようなもの!

 フェラチオって、ひと昔前は一部のマニアだけが嗜む特異プレイでしたが、いま現在は定番プレイとして当たり前のように前戯メニューに組み込まれています。
それをしないのは、眉毛を描かない化粧のようなもの! ヘンです。

 陰茎や陰嚢だけでなく、肛門に舌先をねじ込み丹念に舐めましょう……までいくと過剰演出になりますが、陰茎を舐めるくらいで「遊んでいるオンナに違いない! 二度と誘うか!」と思われることはないですからご安心を。

 また、初回舐めないことで、2回目以降のハードルが上がってしまいますよ。
「初回もったいぶっていたのだから、2回目はさぞやスペシャルなフェラテクが堪能できるだろう!」と思われるのはプレッシャーですよね。

 貴女が、そのプレッシャーに打ち勝つだけのテクニックをお持ちなら構いませんが、
下手なふりをする女性に限って、下手なふりをせずとも大してうまくないことが多いと、男性たちは口を揃えます。

 そう、大して上手くもないのに下手なふりをするとは笑止千万! 全力で臨みましょう。


「初回は正常位のみ」で形にこだわるのは無意味!

 騎乗位に関しては「積極的で遊び慣れているオンナと思われそう」、後背位に関しては「顔が見えない=キスが出来ない=愛が感じられない=遊ばれているイメージ」という理由が多いようです。

 落ち着いてください!
「ずーっと騎乗位」とか「ずーっと後背位」と言っているのではありません。

 1セックスの中で何回か体位チェンジしてもいいじゃんって話です。
いかに初回セックスは新鮮さが興奮材料になるとはいえ、黙々と正常位で腰を動かすだけでは単調すぎます。

 遊び慣れているだの遊ばれるだのという点に関しては、遊びじゃないセックスでも騎乗位や後背位を取り入れることだってありますし、正常位で遊びのセックスを行なうこともあるでしょう。

 形にこだわるのは無意味ですよ。

 初お手合わせに身構えるお気持ちはよくわかりますが、
意識しすぎず、「能ある鷹は爪を隠さず」の姿勢で臨みましょう。


Text/菊池美佳子


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ライタープロフィール

菊池美佳子
文筆業・占い師。著書『着けちゃうぞ!大人の保健体育』『テレフォンセックス裏物語』『Sの妹Mの彼女』など

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