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  • 2013.12.12

バルーン現象って何?女医がエッチの絶頂“オーガズム期”を解説

第28回 いいセックスだと連続でイケるもの?


 前回の「濡れにくさの原因は前戯不足!?女医が教える気持ちいいセックス」も合わせてどうぞ。

「セックスでイク」というのはどういうことなのか? 男性なら射精をするからわかりやすいけど、女性の場合、どんな状態になるか知らない人も多いんじゃない?
今回はそんな快感についてのお話です。

絶頂に達する「オーガズム期」

松村圭子先生 子宮内膜症
Lies Thru a Lens


 セックスの快感の波は、「興奮期」「平坦期」「オーガズム期」「消退期」の4つの段階に分けられます。

「興奮期」はキスや愛撫などで性的興奮が高まるとき。
性的な興奮により、体が徐々に変化し始めます。
男性ならペニスが硬くなり、女性ならクリトリスが膨らみ、腟の中が愛液で濡れ、小陰唇は開き、男性器を受け入れやすい状態にします。

 そして性的興奮が高まると「平坦期」に入ります。
これは快感や興奮の波がしばらく続く状態のこと。
男性の精子を外に漏らすまいと腟の入口内部が隆起して締まる一方で、子宮は上にひき上がって腟の奥が広がります。

 さらに刺激が続くと「オーガズム期」に突入。
いわゆる「イク」の絶頂状態へ登り詰めます。
男性の射精は、この状態にあたります。女性は心身ともに解放され、腟周囲の筋肉が約0.8秒間隔で収縮を繰り返します。

 そしてオーガズムに達した後は「消退期」へ。
興奮で変化していた体が、元の状態へ戻っていきます。
男性の場合、オーガズムのあと一気に収束に向かいますが、女性はゆっくりと時間をかけて落ち着いていきます。しかし、その時間や波には個人差があり、刺激次第では何度もイクことができます。
また、男性はオーガズムに達しても、女性側は達しない場合もあります。でも、これは個人差が大きいし、毎回イクとは限らないのだから、全く心配する必要はナシ。

 ただし、快感スポットを見つけて、何度もオーガズムに達する体を開発することは可能です。
快感スポットは、パートナーと一緒でもいいし、日頃のマスターベーションで見つけもいいですね。
マスターベーションについては次回以降でお話しますね。

腟の奥が広がるバルーン現象とは?


 オーガズムのとき、腟の入口がきんちゃくのようにキュッと締まり、子宮が引き上がって腟の奥が広がります。
まるでバルーンのような状態になることを、「腟のバルーン現象」といいます。
これは快感と共にペニスを捕えて、精子をしっかり中に入れ込もうとしている現象です。

 そして、このときピストン運動などで腟内に空気が入ると、ブッブッというおならのような音がします。いわゆるこれが「腟ナラ」というもの。
はずかしいなら彼にピストン運動を緩めてもらうしかないけど、これは感じている証拠だし、男性はあまり気にしてないと思うわ。むしろセックスを盛り上げるスパイスと考えてもいいんじゃないかしら。

 オーガズムも、バルーン現象のときに起こる腟ナラも、お互いに思いやれる相手とのセックスだからこそ獲得しやすくなるもの。相手の心と体を満たし、自分も満たされるいいセックスをしてくださいね!

 次回は、「精液にまつわるエトセトラ」をお届けします。

監修/松村圭子先生
Text/平川恵

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ライタープロフィール

松村圭子
婦人科専門医。広島大学医学部卒業。成城松村クリニック院長。

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