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  • 2013.11.14

オフィスで尿意をガマンは厳禁!女性に多い膀胱炎の予防

第24回 尿意を耐えてはいけません! 女性に多い膀胱炎


 前回の「巨乳の人の方が乳がんになりやすい!?婦人科医が胸にまつわる都市伝説を斬る」も合わせてどうぞ。

「最近の子は、ガマンが足りない」なんて言われるけど、ガマンしてほしくないのが尿意。

 尿意をガマンしすぎると、膀胱炎になってしまいます。
膀胱炎は、尿道から膀胱に細菌が入り、炎症を起こす病気。
実は、この膀胱炎、女性にとっても多い病気なんです。

膀胱炎が女性に多い理由

松村圭子先生 子宮内膜症
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 なぜ女性に多いのか? 
それは、女性の尿道は男性に比べて短いことに加え、腟や肛門が近く、細菌が入りやすい構造だからなの。 それに女性は冷えやすく、尿意をガマンすることが多いので、膀胱炎になりやすい。

 意外かもしれないけれど、尿自体は無菌なのよ。
だけど、体の抵抗力が弱ったりすると、膀胱に入った雑菌が繁殖し、炎症を起こしてしまうことがあるの。

 予防策としては局部を清潔に保つこと
用を足したあと、おしりを拭くときは前から後ろに向かって拭くこと、生理用ナプキンはこまめに取り替えること。また、体を冷やさない、疲れをためない、温かい水分をたくさん摂って排尿し、膀胱や尿道の菌を流すことも必要よ。

 なお、不潔なセックスも膀胱炎の原因になるのよ。
膀胱炎防止のためにも、セックスの前後はシャワーで清潔にしておくことも忘れないで。
行為が終わったあと、排尿するのも膀胱炎防止になるわ。

膀胱炎の主な症状


 膀胱炎の主な症状は、頻尿、排尿痛、尿のにごり、残尿感など。
どれかひとつでも当てはまったら、速やかに医療機関を受診してくださいね。

 膀胱炎は、泌尿器科だけでなく、婦人科でも内科でも相談できます。
治療は、抗生剤を飲むこと。抗生剤を飲むと、通常2~3日で症状が治まってきます。
しかし、症状が治まっても医師に決められた期間は、しっかり抗生剤を飲み続けることが大事。
完治する前に自分だけの判断で服薬を途中でやめてしまうと、症状がぶりかえしてしまうから用法はきちんと守るのよ。

気になる尿漏れ!


 ガマンする人が多い一方で、女性に増えているのが尿漏れ

 これは、骨盤や内臓を支える、「骨盤底筋群」が衰えることで起こります。
お産でも骨盤底筋群がゆるむけど、多くの場合、加齢や運動不足が原因。
昔はお手洗いも和式で、正座をする機会も多かったから、生活の中で自然と骨盤底筋群が鍛えられていたんですよね。

 尿漏れは骨盤底筋群を鍛えることで防止できます。
トレーニングの方法は、尿道、腟、肛門をぎゅーと上に引き上げるようにしながら、締める&緩めるを10回程度繰り返し、これを1日3~5セット行います。
しかも、このトレーニングをすることによって、セックスの感度もアップするからおすすめよ。

 次回は、女性に多い甲状腺疾患についてお届けします。


監修/松村圭子先生
Text/平川恵

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ライタープロフィール

松村圭子
婦人科専門医。広島大学医学部卒業。成城松村クリニック院長。

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