• sex
  • 2013.06.27

30歳で処女。セックスしてないことってそんなに問題?

婦人科医・松村圭子先生が女性の性の勘違いに物申す!高齢処女であることに医学的な観点から問題はあるのでしょうか?「セックスをしない」ことから妊娠する可能性はなくなり、子宮内膜症を進行させる可能性はありますが、同時に性病や子宮頸がんのリスクも軽減します。でも楽しいセックスもこの世にあるということを忘れないでいたいもの。

 前回の「都市伝説!? 謎多き現象『潮吹き』を追え!」はこちら。


 性経験が早い人が増える一方で、「30歳で処女」、という人も少なくはないようです。

 30歳過ぎても「処女」に多いのが、仕事もプライベートも充実しているパターン。
特に同年代男性よりも稼ぎがあって、プライドが高いタイプは、自分と釣り合うような相手が現れるまでセックスを躊躇してしまう傾向があるようね。
また、女子校育ちで単純に男性との付き合い方がわからなかったり、忙しい職場で出会いのチャンスがなかったりする人も処女の傾向が。
未経験ではないけれど、長期間相手がいない「セカンドバージン」も増えています。

第4回 30歳の処女で問題があること

松村圭子先生 オトナの悩みに答える!婦人科医の特別診察室
lookloklok


 30歳にもなって処女で問題かって?
うーん…特にこれといって困ることはないけどね。

 でも、「処女」ということを大きくとらえれば、それなりにマイナス面はあります。
「セックスをしない」=「妊娠をしない」、つまり月経を何度も繰り返すので、子宮内膜症が進行する人も。
ただこれは、処女でなくても妊娠しなければ同じこと。
「処女だから子宮内膜症になりやすい」という訳ではないからね。

 また、乳がんはパートナーに発見されるケースも多いの。
性的なコミュニケーションがなければ、そういったチャンスの機会が少ないってことにもなるわね。

 だからといって、「セックスをしましょう」と積極的に勧める気はありません。
だって、「処女だと病気になる」なんてことはないし、むしろセックスで、性感染症や子宮頚がんのリスクが高まります。
乳がんだって、定期的に自己検診をすればいい。

 でもね、いいセックスならした方がいい。
なぜならセックスは、体を使った究極のコミュニケーションだから。
いいセックスは、心と体を満たして、安定をもたらします。
医者としては、セックスすることで自分の体に興味を持ち、検診にも前向きになって欲しいと思うわ。

自分のカラダに合わせたライフプランを立てる

 一昔前は、「女性の幸せは結婚にある」なんて語られていたけど、今は女性も一生働ける世の中になって、経済的に男性に頼らなくてもよくなりました。
女性の社会進出が進んだことは喜ばしいことです。
遊びや趣味、勉強などに忙しく、男性がいなくても、セックスをしなくても満足できることが増えたしね。
そのうち「セックスの必要性なんてない!」なんて思う女性が増え、処女率が上がってしまうかも!?

 ただ、もし今のあなたが子供を望むなら、30歳には出産のことを真剣に考えた方がいい。

 強迫観念に駆られて好きでもない相手とセックスするのは考えものだけど、出産にはリミットがあるから。
35歳を過ぎると卵子も老化が進みます。それだけは忘れないで。

 年齢を重ねるほど、プライドを捨て切れずに、「ここまで待ったのだからもっといい相手と!」と待ち続けて、気がついたときには、相手どころか出産のチャンスを逃していた…なんてことにならないように注意してね。
つまり、自分の身体に合わせてライフプランを立てることも大切なのよ。
出産に関して詳しくはまた別の回で説明しますので、お楽しみに。

 次回は、おりものやアソコの匂いについてお届けします。

監修/松村圭子先生
Text/平川恵


読者アンケート

AMではより楽しく役に立つサイトを目指すため、読者アンケートを実施しております。
本アンケートにご協力お願いします。
アンケートはこちら

あわせて読みたい

6月特集
5月特集
SEX新連載

ライタープロフィール

松村圭子
婦人科専門医。広島大学医学部卒業。成城松村クリニック院長。

今月の特集

AMのこぼれ話