”女”を出し損ねてしまった美少女はモテない!?/宮崎あおい似の外資系投資OLの性事情(4)

 クリッとした目が可愛くて、あたりが柔らかくて、服装はコンサバ。
誰が見ても「キミ、男受けするだろ!」と言いたくなるような清楚系女子。

 今回はそんなLさん(26歳)のヰタ・セクスアリスを聞いたわけなんですが、見た目から想像していたのとは違った控えめすぎるエッチ事情に、少なからず驚かされました。(Lさんへのインタビュー1回目2回目3回目

“女の子”と“女”は似て非なるもの

遠藤遊佐 普通の女の子のエッチ事情 新ヰタ・セクスアリス

 初体験は22歳、社会人になってからだったというLさん。
それというのも、そんなつもりもないのに高校時代に付き合った彼氏から「絶対ヤラせてくれないタイプだよね」と言われたのがショックだったせい。
その後にできた彼氏も一方的に触ってくるだけで、6年間もセックスに発展しないまま別れてしまったといいます。

 うーむ、いかにもモテそうで幼稚園の頃から許嫁がいたというLさんなのに、なぜそんなことになったんでしょう。

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Lさん: 性に興味を持ち始めたのはもっと大きくなってから。
っていうのも、親からも周りからも“女の子”として求められることが多かったので、それに反したこと(エッチなこと)はしちゃいけないんじゃないかって思ってたんですよ。

今でも、でしゃばったり、女性のほうから迫ったりするのには、すごく罪悪感があります。
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 子供の頃からパッとしない少女だった私は、ずっと「女の子らしい子=モテる、早熟」というイメージを持っていました。

 でも彼女の話を聞いてわかったのは、どうもそんな簡単なものでもないらしいということ。
“女の子”と“女”って、一見似ているように見えて実はまったく違います。
むしろ純真さの象徴である“女の子”と成熟した“女”は逆の存在と言ってもいい。

 幼い頃から自然に“女の子”の役割を努めてきたLさんは、もしかしたら“可愛い女の子”であるあまり“女”としての自分を出しそびれてしまったのかもしれません。

 そういえば、男心をそそる女性や男性経験の多い女性というのは、必ずしも美人じゃないんですよね。
地味なルックスの普通の子が意外に3桁食いを誇るヤリマンだったり、合コンでノーマークだったお姉さんが知らないうちに一番人気の男の子を持ち帰ってたりってことは、よくあるもの。

 セックスをたくさんするために重要なのは、ルックスや女の子らしさではなく、積極性と適度なユルさです。
たとえ毛玉のついたダサいパンツを穿いていても「どうせ脱ぐんだし、まあいいや~」とそしらぬ顔でホテルに入ってしまえる。
そんな良い意味でのずうずうしさを持つことが、案外モテの秘訣だったりするんじゃないでしょうか。