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  • 2015.10.20

エロい経験をしたいのではなく、エロ文化のファンなんです/AVメーカー勤務処女の性事情(3)

今回取材に応じてくれたのはAVメーカー『GIRL'S CH』勤務の服部さん。アダルト系の会社に勤める彼女は名前を出して登場してくれました!自分がエロい経験をしたいっていうんじゃなく、エロ文化のファンなんです。という彼女の性の実態に迫ります。

「遠藤さん今、処女の女の子にインタビューする連載してますよね、出てもいいっていう女性がいるんですけど」「え、嬉しい。誰ですか?」「実は、私なんです……」「まじすか!!」

 知り合いの女性からのそんなメールで始まった今回のヰタ・セクスアリスインタビュー。
お相手は、24歳の会社員・服部さん。何を隠そう彼女、女性向けアダルト動画サイト『GIRL'S CH(ガールズシーエッチ)』のスタッフさんであります。

第一回目:「可愛い女の子が大好き!アイドル感覚でAV女優のことも応援」も合わせてどうぞ。
第二回目:「「娘がAV女優になっちゃう!」って思われた就職への道」も合わせてどうぞ。

「出会い系は犯罪の温床だ」って思ってたけど……

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Kevin Ryder

――これまでに男性交際の経験ってあるの?

服部: 中学2年のときに告白されて付き合った人がいるんですけど、キスもないまま高校に進学するとき自然消滅で別れちゃいました。だから中学生で止まってますね。

――そのときはその彼のことを想像してオナニーしたりは……。

服部: しなかったですね~。セックスよりもかわいい男女交際への憧れのほうが大きかったから、もし向こうから迫られるようなことがあっても拒否してたんじゃないかな。今考えると、自分をさらけ出すことが怖かったのかもしれないです。
あと、大学時代にmixiで知り合った人とデートすることになったんですけど、約束をとりつけたところで力尽きてしまって……当日は疲れ切ってたうえに相手の反応もイマイチだったので「私のこと好きじゃないのかな」って、そのまま自己完結。

――考えすぎちゃうタイプなのかもしれないね。じゃあむしろその場任せの恋愛を目指したほうがいいんじゃない?合コンとか出会い系とか。

服部: 私、ずっと「出会い系は犯罪の温床だ」って思ってたんですよ。大学卒業するまでは「セックスって恋人同士がするものだ」って思いこんでて、不倫とかセフレとかワンナイトラブとか思いもよらなかったんです。でも今の会社に入って初めて、私にも飲み屋で意気投合した初対面の相手とセックスする可能性があるんだって実感して。それまで私の周りにいたのって真面目で内気な処女ばっかりだったから、それはもう青天の霹靂でしたね。

――清らかというか淡白というか……エロ業界の女性とは思えない!じゃあキスも未経験?

服部: キスは一応ありますよ。新宿二丁目のレズバーに行ったとき、楽しくなってそこにいた女性とですけど(笑)。

自分がエロいことをするより、エロカルチャーに興味があるんです

服部: でも最近、そろそろ処女を捨てなきゃって思うようになってきたんですよね。もうアラサー前だし……。

――え、まだ24歳ですよね?

服部: だから「アラサー前」です。プレアラサーっていうか。ほら、25歳になったら四捨五入でアラサーでしょ?

――いやいや、そんなこと言ったらもう20代のほとんどアラサーになっちゃいますよ。24歳のうちから30歳に怯えるなんて早過ぎる!

服部: そうなんですけど、年齢のこと考えると、しみじみ「人生損してるな」って思っちゃうんですよ。みんながやってる楽しいことを私はやってないんだなって。でも今の感じだとしばらくこの状態が続きそうで。少し前までは好きな人との初セックスを想像してたんだけど、今はもうそれは難しいような気がしてきてるんですよね。まったく知らない人は怖いから、ある程度面識のある人と何かの拍子にするのが現実的かなと。

――うーん。まだそこまで悟ることもないかなって気がしますけど。ちなみにどんな人がタイプ?

服部: 身近な男性に恋したことがないのでわからないんですけど、強いて言えば本を読んでそうな人かな。草食系っぽいちょっとおしゃれな人見ると「くやしいけどカッコイイ」って思っちゃう。すごくわかりやすい、サブカル女子的な好みですね。タレントで言うと加瀬亮とか好き。

――あの、さっきから思ってたんですけど、服部さんてAVメーカーで働いてるのにエロのパッションが感じられないんですよね(笑)。じゃあ、ムラムラするのってどんなとき?

服部: お尻の大きい女の子を見たときですかね。あと、フェチの世界にも興味あります。女の子が縛られたりとか、ウェット&メッシーとか。

――言ってることはエロいのに、さらに性的な感じがしない!(笑) でもオナニーはするんだよね。ちなみにどれくらいの頻度でしてるの?

服部: 決まってないです。土日は暇だからなんとなくしちゃうとか、そんな感じ。

――オカズは?

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平野勝之監督のドキュメンタリー『監督失格』。AV女優・林由美香の仕事仲間で恋人でもあった平野勝之が、彼女が急死したことで絶望の淵に立たされ、そこから再生するまでを描く。

服部: DMMのサンプル動画が好きなのでよく見ます。でも、好きなジャンルとかは特になくて、いろんなエロを知りたいっていう気持ちで観てますね。私、オナニーしてもそんなに満足感があるわけじゃないんですよ。それよりもいい作品を見つけることのほうが快感というか。大学生のときに平野勝之監督の『監督失格』っていう映画を観て衝撃を受けたんですけど、実はそれも今の会社に入るきっかけの一つなんです。

――あ、わかった!服部さんて、エロが好きというよりサブカルチャーやエロカルチャーが好きな人なんでしょ。

服部: そうですそうです。自分がエロい経験をしたいっていうんじゃなく、エロ文化のファンなんです。自分がムラムラするよりも「これ、面白そう」っていう気持ちのほうが強いのかも。

――なるほど。AVメーカーの女性にも、いろんな人がいるんだなあ。女の子同士でAV観てキャーキャー言える日が来るよう、これからも頑張ってくださいね。あと、処女喪失も!

 次回は、「こんな女性がどうしてエロ業界に!?」服部さん取材後の遠藤さんの考察をお届けします。

Text/遠藤遊佐

ライタープロフィール

遠藤遊佐
AVとオナニーをこよなく愛するアラフォーライター。

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