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  • 2014.12.09

今の悩みは気軽にエロ話をする友達がいないこと/元女王様の金融系女子(30歳)の性事情(4)

今回は、元女王様で、現在バリバリの金融会社で働くYさんのインタビュー後の遠藤遊佐さんの考察をお届けします!SMの世界に飛び込むきっかけや、現在の悩み、結婚したい男性の条件など、振り返ります!


 今回話を聞かせてくれたYさん(30歳)の印象を一言で言うと「デキる女子」
大学院まで進み現在は金融業界でバリバリ働いている彼女。取材に臨む前にわざわざ性体験をまとめてきてくれるという用意周到さも、さすがの一言です。
(Yさんの取材はこちら

 しかし、この突然の告白には、またしても驚かされてしまいました。

村上龍の世界に憧れて、SMの世界へ

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Y: 好奇心は強いほうかも。大学時代はアルバイトでSMの女王様もしてましたし。

――ええっ? それはまたどうして?

Y: 小学生の頃から村上龍の本が好きで読んでて、その影響。大学院に通いながらSM嬢やってる人との往復書簡を読んで、憧れちゃったんですよね。
SMってどういうことをするかよくわかってなかったのに、エイッて飛びこんじゃった。大学院を卒業するまで4年間やってました。
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 エロ系ライターを初めて早数年になりますが、普通のOLさんと話していて「実はSMクラブに勤めてた」と言われたのはこれが初めてです。
しかも、実際に働き始めるまでどんなことをするのかもよくわかっていなかったと言うんだから、いやはや大物というかなんというか……。

 SMという特殊な世界に身を置く女の子を描いた村上龍の小説『トパーズ』が出版されたのは、1991年。
人気作家がそんな話を書くことはまだあまりなかった当時、ハイソでバブリーで乾いた村上SMワールドに憧れた女の子はたくさんいました。
もしかしたらYさん以外にも、内情を知らないまま「エイヤッ」とそっちの世界に飛び込んだ女の子はいたかもしれません。

夢は気軽にセックスの話ができる人と結婚すること


 しかしYさんが面白いのは、彼女曰く「変態受付所」であるSMクラブにあっさり馴染み、家族にも彼氏にもバレることなく4年間それを楽しんでいたこと。
実際に女王様になれば、黄金プレイやアナルファック、鞭打ちなんてハードなプレイも日常茶飯事なのに……。このメンタルの強さ、頭が下がります。

 そう、Yさんってものすごくいろんな性体験をしてるにもかかわらず、屈託がないんですよね。
本文中には書ききれませんでしたが、フランスへの短期留学中にフランス人のアムールセックスに魅了された話とか、クラブで知り合った40代のおじさまとカップル喫茶に行った話とか、まあ次から次へと出てくるわ出てくるわ(笑)。

 面白そうだから、興味がわいたから、とりあえずやってみよう。こんなタイプのヤリマン女子もいるんだなと清々しく思いました。
(お店のウエイターさん、せっかくハロウィンの格好をして笑顔で料理を運んでくれたのに、アナルファックだのペニバンだのそんなことばっかり言っててすみません!)

 平日夜にもかかわらずたくさん飲んでたくさん話し、「楽しかったです~!」と満面の笑顔で帰っていったYさん。
帰り際に今の悩みを聞いてみたら、「セックスの話を楽しくできる友達がほぼいないこと」と言っていました。

 あれだけすごい経験してるのにそんなフツーのことが悩みなの!? とちょっとツッコミたくなってしまったけれど、男の人にエロ話をすると「じゃあセックスしようよ」と言われてしまうし、恋愛じゃなくセックスそのものを楽しんでいる女友達もなかなかいないんだとか。
うーん、案外そんなものなのかもしれません。

 あと「どういうセックスがしたいのか気軽に話せて、一緒に大人のオモチャ屋さんに行ってくれる結婚前提の彼氏を作るのが夢」だとも教えてくれました。
自分の欲望にまっすぐで屈託ない彼女に、気軽にエロ話をする友達や彼氏ができることを願ってやみません。

 次回は、「性体験はそんなに豊富じゃないんです」と言うKさん(公務員・29歳)の取材をお届けします。

Text/遠藤遊佐


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ライタープロフィール

遠藤遊佐
AVとオナニーをこよなく愛するアラフォーライター。

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