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  • 2013.07.03

友達の結婚に嫉妬する人は成長できていない!?

 西麻布にあるバー「MARIA」の優美ママがAM読者のお悩みを親身にアドバイスするこのコーナー。
友達ではなく、公平な立場からアドバイスしてくれる経験豊かな女性の先輩ってなかなかいないですよね…。
職業柄、男性の本音を聞く機会の多い優美ママに早速AM読者の悩みをぶつけてみましょう。

 第一回「安定感のある彼とセクシーな彼、結婚するならどっち?」、第二回「友達の彼を好きになってしまいました。略奪してもいい?」も合わせてどうぞ!

意地悪な気持ちになっている時点で
その友達はどうでもいい存在じゃないの?

優美ママ 優美ママの恋愛相談室
Eliezer Borges


―今回の相談です。
「親友は結婚して、私はまだ結婚していないまま。嫉妬することがとめられなくて、どうしても意地悪な気持ちになってしまいます。女友達とうまく付き合っていくコツはありますか?」
29歳、メーカー事務の方からです。

優美:私はまさに状況はこの相談者の子と一緒なのね。友達はみんな結婚してるし、でも意地悪な気持ちになるっていうのは正直わからないなぁ…。

―意地悪というより、もしかしたら寂しい気持ちに近いのかもしれませんね。友達付き合いをしたくなくなったり、悪く思ってないのについ悪口を言ってしまったりとか。

優美:まず、環境が変わると人付き合いって変わってくるじゃない。
自然と価値観が似た人といるようになるし。だから、価値観が違うと感じる友達と上手く付き合う必要はないと思う。
切り捨てるという言い方は好きじゃないけど、自然と付き合う人間は変わっていくものだし。

 例えば、自分がステップアップするときには切り捨てなきゃいけない人って出てくるのよ。
こいつと付き合ってたらいつまでも変われない…って思ったことない? 
それは、女友達だけじゃなくて、男の人との付き合いもそうだし。
いつまでも学校みたいに、合わないと感じる人と上手くやらなきゃ! と思う必要はないかな。

 私の大親友は結婚していて、子どもも生まれてるんだよね。
独身の私から見たら隣の芝だから、すごく幸せそうに見えて、羨ましいって気持ちももちろんある。
でも、そこに意地悪な気持ちは全然ないよ。
なぜなら、彼女はかけがえのない存在だと思っているから、そんな人の幸せは本当に嬉しい。
むしろ、不幸になったら困るよ。
私も彼女にならって頑張るわって思うぐらいだよね。

 だから、意地悪な気持ちになっているってことは、その友達との関係は、実はどうなってもいいんじゃないのっていう感じがする。

成長することの意味を知ることが大切!


―もしかしたら、今までそこまできっちりと関係を作ってこなかったのかもしれませんね。

優美:うん。お互いの住む世界が変わったことで、その人との人間関係までもが変わってしまうんだったらそういう関係だったのかな…。

 そもそも、結婚しても、してなくても、一長一短なわけですよ。
結婚した友達から、「いつまでも自由で自分のやりたいことをやっているあなたが羨ましいよ」って言われることもあったりするわけでね。
私にしてみたら、結婚という安定が羨ましいってなるし。無いものねだりだよね。
結婚したらしたで、生活が縛られる部分もあるんだから、そこまで手放しで羨ましがる必要もないし。

 羨ましく思う前に、自分が仕事しているんなら目の前のキャリアを上げていくとか、現実的に自分の成長を伸ばす努力をしたほうがいいんじゃないかな。

―ただ、こう思ってしまう時って自分にはもういいものが何も無いんじゃないかって思ってしまうんですよ…。

優美:それは分かる、なるよね(笑)。
ただ、相談者の彼女もまだ若いんだからそこまで心配する必要ないと思うんだけどな。
私は一回結婚しているから、また違った気持ちなんだけど、確かに私と同い年で結婚したことなかったら、そうなるのはわかるよ。
結婚して幸せになることって、すごくまっとうな感じがするじゃん。それが羨ましいわけでしょ。

 でも、無理して付き合う必要はないとは言ったけど、落ち込むからって自分とは違う世界を完全に切り離すっていうのはだめだよ。 自分のフィールドだけで人付き合いをしていくと、今度は傷の舐め合いみたいになる。
そうすると、どんどん痛い女になっていっちゃうから。

 私は、そういう痛い女になりたくないという意味でも、既婚者のお友達とも一緒にいたいと思ってる。
家庭を近くで見て、「幸せで良かったな~」って感じる自分を知ることで「うん、私も立派な大人になったな」とも思えるわけですよ(笑)。全部自分の成長の肥やしにしていっちゃえばいいんだよ。

―つまり、もしそこで「幸せでよかったね!」と思えてなかったら、自分の成長になっていないということですよね。

優美:まあ、そうかもしれないね(笑)。
「成長」できるということを知っても、まだ羨むような気持ちになってしまうんだったら、「成長」の意味をまだ実感できていないのかもしれない。
成長した人にしかわからないんだけど、成長して大人になるのってすごく楽しいわけ。
世界が広がるし、目線が変わってくるし。

友達に嫉妬する前に
自分が何ができているかを振り返ってみたら?


―「成長」をわかるにはどうしたらいいんでしょう?

優美:例えば、上司の目線っていうのは上司になった人にしかわからないよね。
部下をその目線に引っ張りあげるために、上司は仕事や環境を与えて、おのずと成長していってもらうんだけど。
でも、プライベートな問題で成長するときには、上司がいるわけではないから、自分で環境を変えたり、いろんな経験をするしかないんじゃないかな。
そういう風にどっかでつまづいて、自分で気づいている時もチャンスだよ。

 あと、こうなりたいっていうビジョンがあれば、成長って割と簡単にすると思うんだよね。
今の不満ばっかり目に入っているということは、つまり今すぐに満足できることで頭がいっぱいになっているってことだから、目標がないのかな。
そんな急にとてつもないビジョンじゃなくてもいいんだけど、素敵な女性に会ったらこうなりたいとか思うじゃない。
タイプは全然違ったとしても、どうやったらなれるかを考えられる人が成長ができると思う。
世界が狭い場合は、失敗への恐れもあるんじゃないかな。それも、成長の邪魔になっていることもあるよ。

―年頃の女子はプライドが高くなってしまっている人が多いから、成長するのも一苦労かもしれませんね…。

優美:そうだね。その意地悪な気持ちが芽生える根底に、「私はこんなに頑張っていていい女なのに、なんで彼女だけ幸せになるんだ」っていう気持ちもあるでしょ。私だけ認められてない! みたいな。
女子はプライドもあいまって、「認められていない」ってことにすごく敏感だからね。
でも、自分が実際社会に対して、何が出来ているか、人にどんな影響を与えているかってことを真剣に振り返ったら、そんな意地悪な気持ちは芽生えないと思うんだけどね。

―そうですね。一度、嫉妬したり羨んだりしてしまう前に、自分が何が出来ているか立ち止まってみることが必要ですね。自分の自己像が大きくなりすぎているかもしれないです。

優美:評価されたから結婚できたとか、仕事が上手くいくとか考えていると、上手くいっていない自分は評価されてないからだって、強く思ってしまうかもしれないけど、評価は自ら求めてしてもらうものではないからさ。
あくまでも、評価は人からされてしまうもので、してもらうものじゃないからね。
それが少しでも分かっていれば、もっと頑張らなきゃなと思えるはず。

 友達の幸せに嫉妬する前に、嫉妬する理由を突き詰めて考えてみること。
その友達との関係性、自分の視野の狭さに気づけば、他人に嫉妬する暇なんてないはず。

 自分が幸せになることだけ考えるのではなく、誰かに幸せを与えられる女性になってほしいです。


Text/AM編集部


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