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  • 2012.09.25

タイ人の旦那様と緑豊かなリゾート・チャン島で生活するkimieさん(後編)

女の幸せ 女の生き方 湘南 シングルマザー

 今回は、タイ人の旦那様Torさんと国際結婚し、現在はタイ・バンコクからほど近いリゾート・チャン島に住むKimie Chunhaophat(キミエ チュンハオパット)さんにインタビュー第二回です。
今、自分の人生にモヤモヤしたものを抱えている女性にはぜひ読んでいただきたい内容です。AM内でもブロガーとして活躍中なので、こちらもあわせてチェックしてみてくださいね。

国際結婚の手続きにあせる日本人の私と、のんびりお気楽なタイ人の旦那様。
そして結局遅れても待ってくれちゃうタイの人々。

 国際結婚の悪いところをあげるとすれば、とにかく入籍時の手続きが大変でした。お互い母国語でない英語での会話がまだ二人のコミュニケーションの80%を占めていた中、用意する書類が旦那くんとそれぞれ調べたら、調べたところによって結果が違ったり、開き直って必要そうな書類を全て用意しても追加の書類を要求されたり、その追加の書類を用意するために旦那くんの故郷に帰らねばならなかったり…。

 そしてお役所で書類のチェックをされている間、毎回陥る、判決を待つ罪人の気分(笑)。
あれはいったいなんなんでしょうね(笑)。
悪いことしているわけでなくおめでたい手続きのはずなんだけど、「はいだめ! 明日帰国してくださーい!!」と言われる妄想に苦しめられるわけです。

 そんな私の横でお気楽タイ人の旦那くんはというと、「愛し合っている2人が結婚できないわけがない。キラキラ」という考えのもと、当日大使館に行く途中で通勤途中の親戚から書類を受け取る予定を組んでいたり、受付時間を心配して早く行こう朝一番で行こうとせかす私に「記念日になるんだから公園をお散歩して行こう。キラキラ」などと言って、まんまと渋滞にはまり「島から出てきていて今晩中に帰らないといけないので30分だけ受付時間をのばしてくれませんか?」ってお役所に電話したりするわけ。

 そして信じられないことに待ってくれたりするんです、タイって(笑)。

 旦那くんは「ね。そんなに深刻にならなくても大丈夫でしょ」と笑う。
「でも大丈夫だったって確証はなかったでしょ!」とハラハラ覚めやらぬ私がまだくってかかると「そしたらもう一度やり直したらいいだけ。何度でも。最後にはできる」ってね。

 この出来事が私にとって国際結婚生活のおおきな根っこになりました。
文化の違い、現地でのトラブル、夫婦喧嘩。まぁエンドレスで事件がいろいろと起こるわけですが、一回で全て済まそうとあせらずに、辛抱強くあの手この手でじっくりと対応するようになった。うーん、前に比べて、ね(笑)。

 そういえば国際結婚「だから」良かったことってとくに思いつかないな。
故郷が増えた! ってくらい?? 
もうひとつの文化に深く浸れるのはとっても興味深い体験だけど。世界が少し広くなるっていうかね◎

小さい子とお母さんにとっても優しいタイでの育児。
甘~い子育ては礼儀正しい子を育てる!?

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 旦那くんとの間に生まれたハイパー息子は早くも3歳になりました。
現地での出産を選んだ私は、それまでまーったく妊娠・出産・育児って分野に知識がなかったので妊娠中に本を読みまくったのであります。
そしてそんな私の隣で退屈した旦那くんもタイの育児書を読みまくっていて、つまり生まれる頃には頭でっかちが2人誕生していた(笑)。
最初は衝突が耐えなかったんだよね、だって日本の本とタイの本で書いてあることが違うんだもの……!!

「育児に正解はない。流行があるだけ。」

 誰のせりふかこれはほんっとーーに名言だと思うんだけども、お互い自分の本を正しいと信じて疑わなかった育児素人2人はことあるごとに衝突。
それで意見が食い違うごとにプレゼン対決することにしました。
お互いこの対処法のどこがいいと思うのかを全力でアピールするの。もうね、熱弁(笑)

 そうして、「ほほぅ」と感心したり「それいいかも!」ってなった方を都度選んでやってきました。なので息子は完全にタイ日の育児法がミックスされて育っているってわけ。
いいとこ取りできていたらなー、と思います◎

 ちなみに私個人の感想ですが、ざっくりいってしまうと健康面では日本の育児、精神面ではタイの育児がいいなって思うことが多いです。
私は日本で育児をしたことがないので比べることはできないのだけど、タイでの育児はお母さんにとても優しいと感じます。
新生児の頃は「お母さんは寝不足」っていうのが、みーんなの頭にあって、ことあるごとに寝かせよう休ませようとしてくれるし、動き始めたら「お母さんがご飯食べるからね」って食堂のおばさんとかがひょいと相手してくれたりね、周りのサポートが的確(笑)。
子供が泣いたり多少のやんちゃをしても、回りが暖かい目で見守って助けてくれるので、お母さん達は余裕を持って子供と向き合えているような気がするよ。
お母さんがいっぱいいっぱいになっているとどこからか手が差し出されるしね◎

 タイの育児は甘やかし! しつけは! マナーは! と批判されることも多々あるようなんだけども、不思議とある程度年齢の言った子達は驚くほどに礼儀正しいの。
挨拶やお礼がしっかりしているし、小さい子の面倒をとてもよく見るし、年上の人を敬うし。
これはどういうわけなんだろうね。
現在暴君な息子の成長とともに探ってゆきたいと思います(笑)。

Kimieさんが感じる今の幸せと未来の幸せについて
「おばあちゃんになっても旦那さんが語る夢を聞いていたい」

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 今感じている幸せというと…。
これはもう、すばらしい自然の中で、最愛の家族と大好きな友達、イキイキとした動物達に囲まれて、好きな仕事をして生きているという実感にツキル!

 安心便利で安定していた日本での生活に比べたら足りないものは数え切れないけど、足りないもの全て合わせても、ここにあるものの方が大事。
「タイ人と結婚して素敵な島で暮らして幸せ」って誤解されがちなんだけど、ほんとそれはただの枠であって中身あけたら国際結婚も国内結婚(?)も同じ同じ!
好きな人と好きなものを大切にして過ごすこと、を考えながらひとつずつ選んだら私の場合この生活ができあがりました、というわけ。
国際結婚してきれいな場所で暮らしたら幸せに違いない! と枠だけ用意して飛び込んでゆくのはかなりリスキーだと思います。
日本に比べたらストレスの素100倍くらいあるからね(笑)。これほんと。

 もっと幸せな未来、についても考えてみました。
ここまで私は心配するみんなに迷惑をかけながら、それでも自分の信ずる道を突っ走って生きてきたのであります。
そのままの勢いで日本を飛び出してしまったので、東南アジアのどっかの島で気ままに生活しているというイメージ(まぁだいたい合ってる(笑))で私を心配している家族や友達に、少しずつ遊びに来てもらいたいなーと思う。
そして毎回「幸せです、結構ちゃんとやってます!キリッ」と胸を張って紹介できるような状態でいたい。

 ヨボヨボのおばあちゃんになったころ、膝の上に猫乗せて、ビーチで走り回る犬達をみながら、おじいちゃんになった旦那くんが「俺これやりたいっていうアイディアがあるんだけどさ!!キラキラ」って夢語りはじめるのを、「また始まった!」って言いながら、それでも興味津々に聞けたら最高だな(笑)。

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コチャーンで島暮らし。タイ発信MMPW店長ブログ


Text/AM編集部

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