仕事が欲しけりゃ苦しみまくれ。oyumiのフリーランス経験談

こんにちは、oyumiです。
今回は編集の方から「たまには仕事の話とかどうですか!」と言われたので、フリーで仕事もらえるようになりたい!という人向けに、自分のフリーランス経験談を語ってゆこうと思います。

たまにやるインスタグラムや質問コーナーでも、「どうやってイラストレーターになったんですか」「自分もフリーランスで働いてみたいけど……」といったコメントが意外と来ています。読む人によってはいらない部分もあるかもしれませんが、自分は一応イラストレーターを名乗っているので、参考にはなるのかな〜と思います。

自分は絵を描く際に「下北や三茶、渋谷でたむろしてるタトゥーが入ってる95年生まれ前後のやんちゃな若者たち(シティ)に気に入られたい」を一番大事にしてるので、シティボーイに「あいつ良いセンスしてんな」と思われたい人もぜひ。

1. 活動の場をTwitterからInstagramに変える

oyumiイラスト

私が今のインスタを始めたのは2017年の5月くらい。
Twitterでバズった4コマイラストをきっかけに始めてみようかなと思い立ったわけですが、当時の私は肩書きがあやふやでした。

ブログきっかけで記事を書き始め、でも漫画や絵も描く。ブロガーと呼ばれるときもあれば漫画家と呼ばれるときもある。正直そのどちらも呼ばれるのは嬉しくありませんでした。ブロガーなんて響きはダサいし、漫画家になりたいわけじゃないし……漫画を描くのはすっごく大変だし、正直な話お金がよくないのだ。例えば1ページの漫画が1万円として、女の子のバストアップのイラスト1枚が1万円としたとき、同じ金額でも使う頭もペンを動かすエネルギーも全然違うんです。

で、単純にどっちのほうがお金が良いかっていう問題もあるけど、物語を描くことが好きなのか求められているものを絵にするのが好きか、ようはどっちが好きなのかというはなし。

これが動機となりまして、まだ競合が少なかったインスタならなんとかなるんじゃないのかと始めることになりました。
結果的に自分の絵はTwitterよりもインスタの方がウケが良かったわけで、誰でもインスタでやればうまくいくというわけじゃないです。今はSNSがTwitterやInstagram以外にも色々あって、例えばTikTokなんかがありますよね。利用者もそれぞれ違うので、どこならハマるかは本当に自分の描いてるものによります。
でも、Twitter経由でお仕事が来ることもあります。やっといて損するわけでもありません。

2. ハッタリとしてのフォロワー数

oyumiイラスト
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イラストレーターと名乗り仕事が欲しくても実績が特にない。でも営業はしたくない。となればフォロワー数をガンガン増やしてハッタリをかけるのが最善策。そういうわけで、Twitterでウケていた恋愛系・煽り系の2〜4コマ漫画を淡々とあげて増やしていました。

ところがだんだん「これ書きゃフォロワーが増える」と思いながらやってくのが嫌になってきて、目標の5,000人を超えたらもうすこし質の良いものを描こうと思い直したような記憶……が、あります。

あとは絵の練習も兼ねて人物イラストを描きつづけたり、似顔絵企画をやったり。ある程度フォロワーが増えると、イラストレーターを名乗り始めました。
仕事がもらえるようになったのは自分の絵柄を仕上げてからでした。その頃にはフォロワー数もだいぶ増えてて、やっぱりそのおかげで仕事が来るようになりました。