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  • 2013.02.01

田舎町で勃発した、恋の争奪戦『さまよう獣』

さまよう獣 内田伸輝 山崎真実 波岡一喜 渋川清彦 山岸門人 森康子 田中要次 津田寛治 マトコヤ
©2012「さまよう獣」Partners

 そんな気はないのに、なぜかみんな私のことを好きになる……。一度にたくさんのオトコを魅了してみたいあなたに、愛と欲望に満ちた、ちょっと奇妙な恋の争奪戦を紹介します。
本作は、製作費110万円の自主映画『ふゆの獣』で東京フィルメックス最優秀作品賞を受賞し、一躍脚光を浴びた内田伸輝監督の商業デビュー作。『電人ザボーガー』の山崎真実が恋愛依存症の主人公を演じ、波岡一喜、渋川清彦、山岸門人、森康子といった一癖も二癖もある個性的な俳優陣が脇を固めます。

 自然豊かなとある田舎町に一人の女が都会からやって来る。その名はキヨミ(山崎真実)。老婆(森康子)に拾われ、孫同然のマサル(波岡一喜)の3人で静かな食卓を囲む日々が始まる。
過去を語らず、謎めいた雰囲気のキヨミに男たちは次々と虜になっていく。作家志望のシンジ(山岸門人)は自作の小説をプレゼントし、農家のタツヤ(渋川清彦)は自家製トマトでアピールをはかる。やがて、キヨミを追って一人の男が田舎町に乗り込んでくる――。

 ふとした瞬間につぶやいた言葉が、男性に気を持たせてしまった……そんな経験はありませんか? キヨミはシンジに「気持ちが楽になる」、タツヤに「元気になる」と言ったことで、2人を本気にさせてしまいます。
この映画でほんの少し“小悪魔”テクニックを学べるかも! キヨミの立ち振る舞いから、本命の彼を落とす恋愛術を手に入れてみては。男はいつだって単純で、分かりやすい生き物なのだから……。

さまよう獣 内田伸輝 山崎真実 波岡一喜 渋川清彦 山岸門人 森康子 田中要次 津田寛治 マトコヤ
©2012「さまよう獣」Partners


2月2日(土)より渋谷ユーロスペースほかにて全国ロードショー

監督:内田伸輝
キャスト:山崎真実、波岡一喜、渋川清彦、山岸門人、森康子、田中要次、津田寛治
配給:マトコヤ
2012年/日本映画/94分
URL:映画『さまよう獣』公式サイト



Text/Michihiro Takeuchi

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たけうちんぐ
ライター/映像作家

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