いつまでも心にときめきを…『昼下がり、ローマの恋』

 今回、AMがご紹介するのは、「恋のときめき」が日常にどんな輝きをもたらしてくれるのか、再認識させてくれる作品です。
寝ても冷めても恋が大好きなAM読者をさらに燃え上がらせてくれそう。
舞台は、街のどこかしこに芸術と遺跡が存在する“永遠の都”ローマ。この地のアパートに住む3組の男女がロマンティックな大人の恋の物語を繰り広げています。
監督は、『イタリア的、恋愛マニュアル』や『モニカ・ベルッチの恋愛マニュアル』とイタリアの国民的恋愛映画シリーズを手がけたジョヴァンニ・ヴェロネージ。そして、主演にはイタリア映画初出演作となるロバート・デ・ニーロを迎え、彼の相手役には“イタリアの宝石”と呼ばれるモニカ・ベルッチと豪華共演が実現しました。
元歴史教授のエイドリアン(ロバート・デ・ニーロ)は、定年を機にローマへと移り住みます移植手術で新しい心臓を手に入れた彼は、残された人生をローマで平穏に送ろうとしていました。ところが、彼の住むアパート管理人の美しい娘、ビオラ(モニカ・ベルッチ)がある事情を抱えて、エイドリアンの元へ転がり込む。本音を語り合うことができる彼女に、エイドリアンはいつしか恋に落ち…。

 ときめきは何歳になっても人生を突然輝かせてくれる、究極のエッセンス。
 イタリアも日本と同じく少子高齢化の国ですが、年を重ねてもこんな風に恋を楽しめる空気が素敵!
 AM読者のみなさんも、いくつになっても恋をしていましょうね。

2012年2月18日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次ロードショー

監督・脚本:ジョバンニ・ベロネージ
脚本:ウーゴ・キーティ、アンドレア・アニェーロ
キャスト: ロバート・デ・ニーロ、モニカ・ベルッチ、リッカルド・スカマルチョ、カルロ・ベルドーネ、ミケーレ・プラチドほか
原題:Manuale d’am3re/2011年/イタリア/126分
提供:コムストック・グループ、アルシネテラン
配給:アルシネテラン

Text/AM編集部