あなたはこの運命を信じますか?『一枚のめぐり逢い』

運命の出逢いを信じるすべての女性に贈る、ロマンチック・ラブストーリーです。
監督は『シャイン』で米アカデミー賞監督賞と脚本賞にノミネートされ、世界中から賞賛を浴びたスコット・ヒックス。
原作は『きみに読む物語』の著者でもある、ニコラス・スパークスのベストセラー小説『ザ・ラッキー・ワン』。
夢のタッグが再び実現されます。
また、主人公をザック・エフロン、相手役はテイラー・シリングが、男女の運命を時に切なく、美しく描きます。

イラクに赴任していた米海軍の兵士ローガン(ザック・エフロン)は、ある物のおかげで何度も命を救われた。
それは戦場で拾った、一人の女性が写った写真だった。
幾度となく戦火を潜り抜ける中、その見知らぬ女性の写真をお守りのように大切にするように。
任務を終え無事帰還したローガンは、写真の女性・ベス(テイラー・シリング)を探し出す。
突然現れたローガンに最初は不信感を抱いていたベスだったが、次第にローガンに惹かれていく。
しかし、出会いのきっかけとなった写真が原因となり、幸せを引き裂く事態が起こる。果たして、2人の運命の行方は――。

戦場という生と死の狭間の地で、心の救いとなった写真。
その写真の女性に運命を感じ、逢いに行ってしまうというローガンの一途な想いに、世間体なんて気にせず運命を信じ、思いのままに恋に情熱を燃やした青春を思い出す人も多いはずです。
また、6月13日(水)にAMのブロガーとしても活躍されている、荒牧佳代さんを迎えたトークショーが行われました。
仕事に終われ、運命なんて…と思いがちにもなりますが、トークショーの中で荒牧さんは、「この作品では、非科学的な神の導きといえるような力で2人が引き寄せられるというストーリー構成ですが、人との出会いは縁なくして語れません。例え偶然でも、縁あるつながりこそ運命です」と、仰っています。
あなたは、“運命の人”に出逢っていますか?
運命は気づいていないだけで、すぐ傍に転がっているかも知れませんよ。

6月16日(土)より丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

監督:スコット・ヒックス
キャスト:ザック・エフロン、テイラー・シリング、ブライス・ダナー、ライリー・トーマス・スチュワート、ジェイ・R・ファーガソン
配給:ワーナー・ブラザース映画
原題:The Lucky One/2012年/アメリカ映画/101分

Text/Michihiro Takeuchi