女子のホンネが満載?『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』

 全米で1億7000万ドルを超える大ヒットを記録。オスカー候補となるなど一大センセーションを巻き起こした映画がついに日本上陸です!
主演は『宇宙人ポール』などに出演し、今回は脚本にも挑戦しているクリステン・ウィグ。
その他アカデミー賞助演女優賞候補となったメリッサ・マッカーシーらがパワフルな演技を披露します。
『アイ・アム・デビッド』のポール・フェイグ監督が、『ハングオーバー』よりも笑え、『セックス・アンド・ザ・シティ』よりも女子がぶっちゃけ、だけど最後はちょっぴり泣ける…そんな痛快なコメディー映画に仕上げました。

30代独身のアニー(クリステン・ウィグ)は人生崖っぷち。開業した手作りケーキの店が潰れて全財産を失い、恋人にも逃げられ、お先真っ暗です。たった一人の親友リリアン(マーヤ・ルドルフ)だけが心の拠りどころでしたが、彼女が結婚を決め、アニーは花嫁介添人のまとめ役を頼まれてしまいます。
自身の苦境はさておき、リリアンのために奮闘するアニー。しかし、集まったのは、超豪華パーティーを提案するセレブな専業主婦ヘレン(ローズ・バーン)をはじめとするクセありすぎの花嫁介添人たちばかり。
そしてアニーの努力は裏目に出まくり、最悪のハプニングが勃発します。まとめ役をヘレンに奪われ、リリアンとの友情にまで危険が及ぼされる中、彼女は無事に結婚式当日を迎えられるのか――?

結婚式は、当人たちにとっては人生で最も幸せな場所ではあります。
しかし、個性的なブライズメイドたちの現場では、セックスや不倫の話題はもちろん嫉妬や見栄の張り合いまで、女子の本音が炸裂。
爆笑しつつも、女性ならではの悩みや本質に思わず共感するでしょう。
 周りがどんどん結婚を決めていく中、少しだけ焦ってしまっているあなたも、この映画を見れば、なんだか嫌なもやもやもすっきりするはず。彼女たちのようにちょっと道からはずれていても、自分らしい人生を送ってみませんか?

4月28日(土)より、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか、全国ロードショー

監督:ポール・フェイグ
キャスト:クリステン・ウィグ、マーヤ・ルドルフ、ローズ・バーン、メリッサ・マッカーシー
配給:東京テアトル
原題:Bridesmaids /2011年/アメリカ映画/125分

Text/Michihiro Takeuchi