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  • 2012.12.30

面倒な女子の社会をうまく生きるテクニック『女子の国はいつも内戦 14歳の世渡り術』

女子の国はいつも内戦 14歳の世渡り術 辛酸なめ子 河出書房新社
by 人民的好青年

 思春期、中学生時代。あなたは毎日、なにを思って過ごしていましたか?

 イケてるグループに所属してキラキラしていた? それとも最下層のグループで、ただひたすら静かに過ごしていましたか?
どちらにせよ、女子は複雑なもの。1人でいることが怖いという理由だけで、友達をつくっていた人もいるかもしれません。
平和に暮らしていたはずなのに、ちょっとしたへまをしでかして一気に地獄に突き落とされたという痛い記憶を持っている人もいるかもしれません。

 漫画家でコラムニストの著者、辛酸なめ子さんは中学時代「いつもクラスメイトの顔色をうかがい、視線を意識して生きていた」そうです。
女子の人間関係の複雑さに気付いたのは幼稚園のころで、当時は威張りんぼうの野性児のような女子にいつもビクビクしながら暮らしていたのだとか。
小学生のころは、2回の転校を繰り返し、運動音痴で、眼鏡をかけていたこともあだとなり、最下位のグループに追いやられたといいます。

 本書は、そんな暗黒時代を生き抜いた著者による14歳の世渡り術が書かれています。
ヒエラルキーの上を目指さない方法、集団で上手にたち振る舞うコツ、グループに振りまわされないためにはどうしたらいいのかなど、女子の疑問を余すところなく笑いも交えて解説します。
ローティーンを経験し苦い記憶を持っている、すべての女子たちに読み応え抜群の1冊です。 

女子の国はいつも内戦 14歳の世渡り術 辛酸なめ子 河出書房新社

書名:『女子の国はいつも内戦 14歳の世渡り術』
著者:辛酸なめ子
発行:河出書房新社
価格:¥1,260(税込)

Text/Yuuko Ujiie

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