金魚が江戸情緒あふれるアートに!?『ダイナースクラブ アートアクアリウム展 2012 & ナイトアクアリウム』

 金魚といえば、縁日での金魚すくいのイメージが強い、庶民的な日本の夏の風物詩。一方で、江戸時代から人の手によって交配が繰り返され、さまざまな高級品種が生み出されてきた“生きる芸術品”でもあります。
そんな日本の「和」「美」を象徴する金魚を、現代アートにまで昇華させた新感覚の水族館が開かれています。

アートアクアリウム

 それが、9月24日(月)まで日本橋三井ホールで開催されている『ダイナースクラブ アートアクアリウム展 2012 & ナイトアクアリウム ~江戸・金魚の涼~』です。
 これは、“アート”と“アクアリウム”を融合させたアートアクアリスト・木村英智が手がけるまったく新しいタイプの水族館。
“和”をモチーフに、光や映像などさまざまなアートとコラボレーションした水中空間を、総勢5,000匹の金魚が優雅に泳ぐ姿は、涼やかで幻想的です。

アートアクアリウム
アートアクアリウム

 額縁のような水槽で、日本画の世界観をリアルで表現した“壁掛け水槽「Zen Aquarium」”をはじめ、横長の水槽が階段状に敷き詰められた“華魚撩乱「Elegance Dance by gorgeous kingyo」”や、約1,000匹の金魚が高さ2.4m、最大直径2mの巨大金魚鉢を泳ぐ“花魁/巨大金魚鉢「Oiran」”など、思わずうっとりしてしまうような光景が広がります。
 また、横8m×縦2mの映像の中を、錦鯉が泳ぐ大作“水中四季絵巻「The Four Seasons Aquarium」”や、屏風型の水槽に投影された水墨画風の映像を金魚が舞う“屏風水槽「Byoburium」”など、クールジャパンアートの極みとも言える壮大な作品は、まさに圧巻!
 さらに、このイベントがデートスポットとしておすすめなのは、毎日19時になると照明がナイトモードに転換する「ナイトアクアリウム」に変わるということ。
日本酒「獺祭」やモヒート、オリジナルの「金魚カクテル」などを飲みながら、ゆったりとアート鑑賞が楽しめて、雰囲気もとってもロマンティック。23:30まで開館しているのも便利ですよね。

アートアクアリウム

 ほかにも、月曜から木曜まではネイル「O.P.I」とコラボして、その場でジェルネイルとネイルシートによる「金魚ネイル」を施してくれるという、女性にうれしいサービスも。
 会期限定なのがもったいないくらい、デートスポットの新定番にしたい素敵な空間。ぜひ一度、体験してみてください!

名称:『ダイナースクラブ アートアクアリウム展 2012 & ナイトアクアリウム~江戸・金魚の涼~』
日時:2012年8月17日(金)~2012年9月24日(月)
営業時間:11:00~23:30
     11:00~19:00 アートアクアリウム展
     19:00~23:30 ナイトアクアリウム
     金土祝前日の20:00以降はDJと生ライブあり
※最終入場は終了の30分前まで
※1ドリンク500円~、入場料金変動なし、入替なし
場所:日本橋三井ホール(東京都中央区日本橋宝町2-2-1 コレド室町5F)
入場料:当日料金(税込)大人1,000円、子供(中学生以下)600円、3歳以下無料
問合せ:03-5569-8179
URL:https://h-i-d.co.jp/art/

Text/Fukusuke Fukuda