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  • 2012.06.26

あのヒーローの能力を科学で再現!『科学で体験するマンガ展』

 いま、博物館や美術館では体験型の展示が人気。じっと鑑賞するだけのミュージアムよりも、コミュニケーションが増えてデート中の会話も弾みますよね。
中でも、ユニークな企画と意外な切り口で最先端の科学技術を紹介してくれるのが、東京・お台場にある日本科学未来館です。
「お化け屋敷で科学する!」と題して、人が恐怖を感じるメカニズムに迫ったり、「ドラえもんの科学みらい展」では、ドラえもんの“ひみつ道具”に現代の科学がどれほど近付いたのかをテーマにするなど、これまでもさまざまな企画展が行われてきました。

科学で体験するマンガ展 画像 怪物くん ひみつのアッコちゃん
©手塚プロ

 そんな日本科学未来館が、次なるテーマに選んだのは“マンガ”。
7月7日(土)から開催される『科学で体験するマンガ展』は、『怪物くん』や『ひみつのアッコちゃん』、『サイボーグ009』『鉄腕アトム』など、昔懐かしいマンガに描かれるヒーロー・ヒロインの能力を、科学技術で再現するという興味深い試みなんです。
 たとえば、『ドラえもん』のひみつ道具「コエカタマリン」を再現するコーナーでは、音声認識技術によって、自分の声が画面上で文字となってキャラクターを驚かせることができます。
また、画像データから特定の物体や形状を検出する画像処理技術を使って、『怪物くん』の自由自在に伸びる腕を体験したり、高速に開閉するシャッターを通して速すぎて見えにくいものも見やすくする「ストップモーション ゴーグル」という技術を使って『サイボーグ009』の能力を体験できるコーナーも。

科学で体験するマンガ展 画像 怪物くん ひみつのアッコちゃん
©石森章太郎プロ、©手塚プロ、©フジオプロ、
©藤子スタジオ、©藤子プロ(50音順)

 夏休みの子供向け企画…と思ってしまいがちな本展ですが、使われている科学技術は最先端の高度なものばかり。
高速な眼球運動“サッカード”を利用して、空間に画像を表示する「サッカードディスプレイ」や、CG を立体物に投影し、質感や動きをダイナミックに変化させる「プロジェクションマッピング」など、さまざまな分野に応用できる可能性を持った技術に触れ、それをわかりやすく体感できるので、意外なビジネスチャンスのヒントをもらえるかも…!?
 会話やコミュニケーションのきっかけを生み出す体験型のミュージアムは、出会ったばかりのカップルの仲を深めるにもぴったりかもしれませんね。

名称:『科学で体験するマンガ展』~時を超える夢のヒーロー~
会期:7月7日(土)~10月15日(月)
時間:10:00~17:00(入館は閉館時間の 30 分前まで)
場所:日本科学未来館 1 階 企画展示ゾーンa・b(東京都江東区青海2-3-6)
休館日:火曜日(ただし、夏休み期間中は開館)
入場料:大人1,300円 18歳以下700円 
※常設展示見学可
※企画展のみは大人1,000円 18歳以下600円
※障がい者手帳保持者は当人および付き添い者1 名まで無料、6 歳以下の未就学児は無料
問合せ:03-3570-9151
URL:http://www.kagaku-manga-ten.jp/

Text/Fukusuke Fukuda

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