筋トレの負荷と恋人は重い方がいい。元婚活アカウント、うろんちゃんの遺言

うろんちゃんの恋愛道場婚活は終わった日

本日無事に、こちらの連載が最終回を迎えました。本当にありがとうございました。
婚活アカウントとしてツイッターをはじめ、彼氏が出来ない苦しみを自虐と共に呟き、結婚への想いをポエムに載せて綴っていたわたしが、超がつくほど重い女でメンヘラモンスターを自負するわたしが、まさか“恋愛道場”をひらくことになるとは思いもよりませんでした。

うろんちゃんの恋愛道場はこれで終わりますが、わたしの人生はまだまだ、おそらくは死ぬまで続く修行なのかもしれません。

筋トレの負荷と恋人は重いほうがいい

わたしがオットと初めて会ったのは、ツイッター経由で知り合った友人が開催した飲み会だった。
オットはわたしのフォロワーだったが、わたしはオットを知らなかった。
当時のうろんちゃんアカウントは“婚活、それは苦しい”というbioに、“月が綺麗だから会いにきて。肌寒いからギュッとして。あと、両親に挨拶して。”という婚活ポエムを固定ツイートにしており、オットは、このゴリゴリの婚活ポエマーアカウントにデートを申し込み、重い女アピールに屈さずに交際を申し込み、最終的には一年足らずで結婚をした猛者である。

ちなみに、わたしの初対面の時の彼への印象は「無」だった。
婚活アカウントとはいえ、ツイッターで婚活をするつもりは毛頭なかったので、恋愛スイッチがオフだったのだ。
その後、彼との共通の友人に、彼をめちゃくちゃオススメされた。
それならばと、彼との初デートには意識的に恋愛スイッチをバリバリオンにして行った。
そうしたら、待ち合わせ場所で「え??? この前気づかなかったけど、この人の顔、超タイプじゃん!!!」となったのだ。これがはじまりである。

わたしは自他共に認める重い女であるが、オットは「筋トレの負荷と恋人は重いほうがいい」と言っていた。
重い女である自分をまるごと包み込んでくれた名言である。
わたしを抱えてスクワットをして「恋人が重い〜〜〜〜ダブルミーニングで〜〜〜〜」と叫んだりもする、最高のオットだ。