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  • 2016.07.14

悩んだり相談する時点でその恋は終わってる…35歳美人の妥協できない恋

新橋で出会ったおっとり系美女まみこさんとの恋バナ後編。今回の話題は「好きな人とは、一回ヤッておきたい」、「”キープ”ってなんだよ!」。4時間に渡る恋バナで見えてきた今のまみこさんにとっての「恋愛」とは?

 「色んな人の恋バナ聞きたい!」と街で女子をナンパして、5分後には酒を酌み交わすというこの企画。
新橋駅で出会ったまみこさん、35歳会社員。の後編をお送りします。
前編は<<4年付き合ったブサイクな彼に振られた・・・35歳美人最後の恋>>という内容でお届けしました。

好きな人とは、一回ヤッておきたい

poiboy©Poiboy

 新橋の高架下の焼き鳥屋で、少しの恥じらいを持ちながら始まったこの宴。
出会ってから2時間が経過すると、好きなものを無遠慮にドンドンと注文し、お互いの思い出の中の男に容赦なくダメ出しし共感する様相を呈してくる。
そして勿論、下ネタ話にも花が咲く。でも女の下ネタは、下ネタという名の“どう愛されたいか”の話。

「好きな人とは、ヤリ逃げでもいいから一回ヤッとけば良かったって思うんだよね。一回は発情されたって思い出にしたい」

 たとえ実らず、その後音信不通になったとしても、いや音信不通になるからこそ、一回女になっておきたい。 「じゃあ二回目は?」という問いに、まみこさんはしばらく天井見つめ悩んだ末、絞り出してくれた。

「一回だけだとキレイな思い出になるけど、二回しちゃうと、相手に対して欲が生まれてくるから泣く泣く一回でストップする」

 こんなことを思っていたって、実際にそうできるわけではない。実際は、一回限りなんて関係にもならずに終わることの方が多い。でもできるならば、「女として」の自分として記憶に残りたいなって話。
簡単に一回ヤッただけの女が大した記憶に残らないのは分かっているけれど、でも、発情しなかった女よりは発情した女として、記憶に残りたい。かといってそれ以上しちゃうと、相手の狡さも自分のみじめさも見えてきて、「もっと大事にされたい」とか欲も出てきちゃうから、一回だけして、キレイな思い出にしたいという話。
そんな、乙女心。そんな、三十路たちの恋バナ。

初めてキープというものを知りました

 どんな話でも笑いながら軽やかに話してくれるまみこさん。でもそんなまみこさんが、とても言いたくなさそうな話があった。それは、先週のこと。

「キープされてたらしくて、先週捨てられた。キープって概念すらなかったからあまりにもびっくりしちゃってさ」

 相手は、数か月前に婚活パーティで出会った男。その人は、「ものすごいカッコよかった。昔の柏原崇みたい」な人で、数回デートに行った。しかしその後、「しばらく入院するけど、退院したらぜひ会って欲しい」というLINEが届く。
その10日後に、「治るまで待たせるのも悪いから、他の人を探してみていいよ。でも会えてよかったありがとう」という連絡…。この突然の変化に何が起こったか分からないまみこさんは、友人のチャラ男に相談した。チャラ男曰く、その男はまみこさんを“キープ”していたんだ、と。そしてもうキープする必要がなくなったから、終わらされたのだ、と。

キープなんてやっちゃいけないものだと思ってきたから、自分はしないように気を付けてた。それは、恋愛のルールとして相手に申し訳ないことだと思うから…だから、キープされてたと気づいたときは本当にびっくりした。恋愛ってホント、真面目がバカを見るよねって言いたい!

 今日の飲み会で一番と言えるくらい声を荒げるまみこさん。
一定期間キープをする局面は、恋愛ではきっとよくある。でも、まみこさんの辞書にそれはない。まみこさんにとっていつだって恋愛は、しっかりと向き合い段階を踏み、嘘のないものなのだろう。
≫記憶に残る恋をしよう≪

まみこが今、恋愛について思うこと

 「恋愛って何だろうね?」そんな雑な問いかけに、全員で笑う。「わっかんないよねえ!」。でも、言葉を一つ一つ選ぶように、自分の過去に答え合わせするかのように、まみこさんは語る。

「色々知り過ぎちゃってどんどんモヤがかかってるけど…恋愛って経験は役に立たないよね。同じパターンなんて2度と来ないから。ただその上で、アドバイスを送るならば…悩む恋愛は絶対うまくいかないから、悩んだり相談してる時点でその恋愛は終わってるよ。あと、25から30は一番モテるから、とにかく数を打ってたくさん見といた方がいい」

 まみこさんとその友人と、編集部O崎と4人で4時間飲み続けた。初めてだからこそ言えることがある。そして初めてだからこそ、その人間が見えてくる。
4時間通して思ったのは、まみこさんは理想が軒並み外れて高いんではないかということ。それは相手の男に対してよりも、自分や「生き方」に対して。
年下の男はどうか?と問うた時にまみこさんが言った言葉がある。

「女の人って40近くなると劣化がはじまるから、それに私が耐えられなくなりそう。相手が大丈夫だよって言ってくれても自分的にダメ。それで疑ったり自己否定にいっちゃうから、年下はダメかな」

 まみこさんは、自分へ課すハードルが高いんだ。「妥協できない」という言葉を何度も繰り返していた。この「妥協」とは、相手への妥協というより、自分の生き方への妥協だ。守りたい人生への理想が、ずば抜けて高いんだと思う。

 でもそんな高い理想を感じさせない物腰の柔らかさも持っていて、いかにも今を楽しく生きている人特有の強さも持っている。そしてきっとこれからの人生も、自分で切り開き楽しくやっていくんだと思う。
だから、後腐れない関係だからこそこの言葉を言ってしまおう。

「ねえまみこさん、もう結婚しなくていいんじゃない」

 まみこさん、きっとあなたは結婚しなくていいんじゃないでしょうか。婚活、やめていいんじゃないでしょうか。やめてみたら、あなたほどの方だから、もっと人生楽しくなるんじゃないんでしょうか…。
親しい人には決して言えない、超無責任な言葉を放ってみた。

 ちなみにまみこさんとは飲み友達になり、後日飲みにも行きました。美人だからどこに一緒に行っても男性に連絡先を聞かれるけれど、「んーまあ、ねえ」と言葉を濁しています。ほらだから、そのハードル越える人現れないから! もう婚活、要らないから!!

 あまりにも愛おしい、バカが付くほど真面目なまみこさんでした。

 さて、今回私たちがお会いしたのは、まみこさんだけではありません。次回は、まみこさんのお友達・ちささんの場合が始まります。
「彼氏に風俗代を渡してた過去」「元カレ以上の人が現れない」などなど…どうかお楽しみに!街ゆく人のリアルな恋バナが、ここにある…。
≫二度とない恋をしよう≪

Poiboyとは

poiboy

 AM編集部がプロデュースした女の子のための恋愛応援アプリ。女性が男性をお気に入り登録(通称ポイ)することからコミュニケーションが始まる安心の女性主導設計。好みの男性をみつけたり、女性同士でオススメしあって盛り上がったり。恋愛中の感覚を擬似体験することができます。

ライタープロフィール

舘そらみ
脚本家・俳優。1984年神奈川県生まれ、トルコ・中米育ち。映画「私たちのハァハァ」の脚本を執筆。Twitter:@_sorami

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