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  • 2016.08.25

「あなたの好きな服を着たのに!」彼が気づかない尽くし方より効果的な方法

手料理をふるまう、相手の好みに合わせて服装をちょっと変えてみる・・・一般的にこのぐらい「尽くす」女性は珍しくありませんが、その理由が「こうすれば優しくしてもらえる」となると危険だというトイアンナさん。なぜ愛してもらえないのか?という承認に向かい尽くしてしまうことのないよう、いったいどうすればいいのでしょうか。

カーキが好きなのに、黄色の服を選ぶ女性

トイアンナ 承認欲求 モラハラ
©mkd.

 ある女性は、いつもオレンジ・イエロー系の服を選んでいました。話を聞くと、彼氏が柑橘類好きなのだそうでそれに合わせた色選びをしているそう。さらに香水もシトロンの香りを身にまとっていました。

 ご本人は「好きな服とか、特に無いので彼に選んでもらってるんですよ」と笑っていましたが、30分くらいお話を伺っていると実はカーキが好きで、ペンケースやお財布はミリタリーな色味。そこを彼氏に合わせて、全然違うテイストにしていたようなのです。

 というのも、彼女が柑橘系のアイテムを選ぶと大喜びしていつもより優しくしてくれるので「笑顔が見たくてつい頑張っちゃう」とのこと。

 この尽くし方は危険だな、と思いました。

「愛が足りていない」サインでは?

 ご飯を作ったり、相手の好みに服装を合わせたりすることは、普通の恋愛関係でもよくあることです。けれどその動機が「相手が喜ぶと思ったから」なら安心。純粋に、相手のために行っていることです。けれど「こうすれば優しくしてもらえるから」と思っているなら、その行為は自分が愛されたいという思いの裏返しに過ぎないからです。

 愛されたい感情を持つこと自体は、全然悪いことではありません。カップルであれば愛されたいのは当然です。むしろ、課題は「愛されたいからもっと構って!」とストレートに注文できていないこと。

 最近寂しいぞ、もっと構ってよとお願いできないあなたは、もしかして彼へ「言わずとも愛されたい気持ちを分かってほしい」という願いを込めているのではないでしょうか。

見返りを求めるよりも

 こうした言葉にできない期待を行動で表しても、相手は何も気づかないまま「最近彼女が優しくって嬉しいなあ」と思うだけです。それでいて尽くす方も無理をしていますから、次第にフラストレーションが溜まります。そして最終的に「こんなに私は頑張ってるのに、なんで○○君は全然私を愛してくれないの!?」という怒りを抱くようになってしまうのです。

 相手からすれば、あなたがそんなに無理をしていたと知る由もありません。それこそ冒頭の女性が「私はいつもあなた好みの服を着たり香水を選んだのに、どうしてXXもしてくれないの!?」と怒ったところで「え? あれってオレンジが好きだから着てたんじゃなかったの?」という言葉を浴びる可能性が大。これでは本人だけでなく、彼にとっても不幸です。

 もし「あんまりこの服好きじゃないけど、彼がこういう系統を気に入ってるからな」ですとか「彼がプレゼントしてくれた香水、そんなに私の好みじゃないけど着けなきゃ……」と思っているなら、彼の愛情は足りているか? 寂しく感じていないか? と自分へ問いかけてみましょう。

 そして愛情不足を感じるなら、彼へ尽くすよりも簡単な解決策があります。「最近ちょっと寂しいぞ。もう少し愛されたいぞ」とLINEするだけです。ストレートな言葉に勝るものはなし。彼が誠実な男性なら、次回のデートは甘々なものになるよう努力してくれるはず。

 そして愛されている自信ができたら、やりたい範囲で彼へ優しくすればいいのです。愛情は返ってこなくても恨みを抱かないもの。どうかあなたの「愛」が育ちますように。

☆次回は【「男は結婚すれば変わる」は幻想!ルンバだけがあなたを裏切らない】をお伝えします。


Text/トイアンナ