愛されたいならtwitterよりinstagram!巨大SNSの罠

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トイアンナ 承認欲求 SNS  Rachele Pettarelli Ph

 こんにちは、トイアンナです。Twitterはフォローしている方を見るだけでも楽しいSNSですが、検索機能でも趣深いツイートを探せるのが魅力です。有名なのでは「別れました」で検索するとカップル共同アカウントの残骸が見られるとか。

 そんな中でも、承認欲求のオーケストラを聴かせてくれるのが、下記のようなキーワード。
「愛してたのに」 「消えたい」 「どうして私じゃない」
もしあなたも検索されるなら閲覧は用法と用量を守って自己責任でどうぞ、と前置きしたくなるほど愛されたい苦しみのつぶやきが襲ってきます。

 リアルの友達に知られることなく、ひっそりと寂しい思いをつぶやけるtwitter。埋められない寂しさを少しでも解消するにはもってこいのツールですが、その一方で心ない他人の中傷にも触れやすくなります。

 日本へ上陸して8年たち、誰もが参加しているSNSとなったtwitterは見知らぬ他人から絡まれるリスクも増えました。特に最近はスクリーンショットでツイートを晒すのも普通のこととなり、自分のつぶやきが知らないうちに撮影され、人から中傷されることも。

 はっきり言って、Twitterはメンタルが弱っているときには向かないメディアとなりつつあります。

SNSは普及しすぎると殺伐とする

 これは何もTwitter特有の現象ではありません。かつてはmixiものんびりと日記を掲載するだけの平和なSNSでした。しかし利用者が爆発的に増えたのちは公開の日記に心ないコメントを残す人や、コミュニティの言い争いも増えて「友人だけに公開」設定で自分を守る人が増えたのです。ちょうど、Twitterの鍵アカウントのように。

 SNSは普及しすぎると、誰かを攻撃したいだけの人も参加してきます。「こいつは病んでるから口説けば食い物にできるぞ」なんて、やましい感情の人が見せかけの優しいコメントで近寄り、あなたを食い物にするかもしれません。ですから誰もが使っているSNSでは、承認欲求を埋めようとするのは得策ではないのです。