「こんなに尽くしてるのに」と思ったら危険サイン?承認されるための愛はやめよう

円満に終わるとは限らないのが恋ですが

トイアンナ 承認欲求 コントロール mkd.

すべての恋愛が円満に終わるわけではありません。時には相手を恨んだまま終わってしまう恋や、こちらが傷つけて終わるものも。古傷をこさえて強くなるのが恋愛ではあります。

そんな中でも「こんなに尽くしたのに、ひどい」と思いを引きずった過去があるならば、このコラムをのぞいてみてください。大丈夫です、人を恨むのは良くないよ!なんて正論はここにありません。

私は人を恨むのも全然アリだと思います。浮気された、暴力を振るわれたといった相手と付き合ったなら、思い出すたびに「アイツ……!」とメラメラ青い炎が燃え上がることもあるでしょう。私もかつて5股をかけられた過去があるために、いまだに不倫を扱ったドラマや小説に触れることもできません。

恋愛で抱く怒りは2種類

ただ、相手を許せない感情の中には大まかに2つの気持ちがないまぜになっていませんか。

1.絶対に許さない、私の時間を返せという純粋な怒り
2.こんなに尽くしたのにひどい、という悲しみの怒り

前者の純粋な怒りは、ほとんどの人にとって時間が処方箋となります。次の彼氏が自分を大事に扱ってくれたら、自分の欠点にも目を向けて「私もちょっと悪かったな」と思えたら、怒りは少しずつ小さくなっていきます。

しかし後者の「こんなに尽くしたのに!」という悲しみの怒りは別物です。尽くしたのに尽くしてもらえなかった、愛したのに愛してもらえなかった気持ちの元は、承認欲求だからです。