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  • 2016.03.24

「結婚するなら、親好みの人がいい」判断を放棄するアラサー男女/平成の結婚論

「普通に恋愛してから結婚したい」と言うのに、出会いや恋活に積極的じゃないアラサー男女っていますよね。恋愛結婚を望むのに、動かない理由はなに?そんな彼・彼女たちに、トイアンナさんが新しい選択肢を提示します!

「親好みの人がいい」と言い出すアラサー

 結婚したい。
そう呟きながら、具体的な行動を起こさないアラサー男女がいます。月並みな相談に乗るならば「合コンしたら?」「結婚相談所へ行ってみたら?」とアドバイスしても「うーん」と腰が重い彼ら。

「できれば偶然出会って、恋愛して…ってのがいいんだよね」

 やる気がない、高望み…そう片付けてもいいですが、根本の原因はもっと深いところにあるのではないかと感じました。もしかして、自分から行動してまで結婚したい理由がないんじゃない?と。

結婚する動機が、そもそもないんじゃない?

トイアンナ 結婚 メリット デメリット
©by calebdrostphoto

 こういう「腰が重いアラサー男女」の結婚したい理由を突き詰めていくと、こういう言葉がよく出てきます。
「そろそろ親も安心させたいし…」
「孫の顔を見せてあげたいとは思ってて…」
結婚したい動機が、親目線なのです。

 さらに年を重ねて30代に突入すると、自分の結婚願望に対して臆面もなく「親が気に入る人がいい」と言い出す人が出てきます。自分の人生を大きく変える、50年くらい一緒にいるパートナーを選ぶのに、親好みの人を選ぶのです。

 別に彼らは、全てにおいて親任せ、マザコン・ファザコンとして人生をおくっている人ではありません。仕事でも積極的にキャリアを選択し、30代前半で管理職として活躍している人でも、こういう言葉が出てくるのです。

 ここまでの情報をまとめると、アラサー男女でなかなか動かない、「結婚したい」とだけ言う人は、「親の願望」くらいしか結婚する動機がないんじゃないか……と思われます。

親好みの人でいいから「せめて恋愛したい」

 もし結婚が「親が言うから仕方なくする」レベルのTO DOなら、いっそ結婚しなくてもいいじゃん、と考えてもいいはずです。ですが「親が気に入る人と結婚したい」と考えるような人は、根っこが「いい子」。小さいころから親の言うことを素直に聞こう、親に尽くそうとしてきたタイプに多いのです。

「そこまでやる気がない、でも親が結婚を望んでる」

 それならば、親のいうことを聞きたいアラサーは思います。
「だったら、せめて恋愛結婚がいいよね」と。

 もし、「結婚なんて、してもしなくてもいいよ」と親に言われる世界に育っていたら。会社でも「いつ結婚するの?」「あ、彼氏いないんだ…ごめん」と言われないですんだら。彼らは「世間や親がうるさく言わないなら、結婚しなくていいです」という人種です。

 どうせ結婚しなきゃいけないんだから、せめて恋愛感情くらい抱きたい。
この気持ちをたとえるなら、どうせ社員食堂でご飯を食べるなら、美味しいメニューを選びたいとか、どうせ必修単位があるなら、好きな授業を選びたい…のように、「制限された中で消極的な好みを訴える」行為です。

 もし平成の「親が好きな人と、結婚できればいい。でも恋愛感情くらい抱かせてよね」という結婚論に伝えるべきメッセージがあるならば「もっと婚活頑張らないと、結婚できないぞ」ではなく「親の言うとおり結婚する以外の人生もありなんじゃない?」という、より広い世界観を示すメッセージのはずです。

★次回はタロット、手相に風水と「結婚から遠い人ほどスピリチュアルにハマる」理由をお伝えします。

Text/トイアンナ

ライタープロフィール

トイアンナ
外資系OL。恋愛をザクザク分析するフェミニストのアラサーです。

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