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  • 2016.02.18

恋愛の本質は「男に選ばれる女になろう」ではない/ファーレンハイト書籍先読み(1)

AM連載「これからの『本当の恋愛』の話をしよう」で人気のファーレンハイトさん(改め桐谷ヨウ)が2月26日に書籍を発売します!それを記念して、先行先読みを実施します。女性が知りたいことがギュッと詰めっている本作、ぜひ手にとってみてください。

ファーレンハイト 桐谷ヨウ
『仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。』

 ご無沙汰しています。ファーレンハイトさんです。

 最後に、「本当の恋愛の話」をしたのが去年の4月みたいですね…。サボってたわけではなく、本を書いていました。

 というわけで、俺の本が2月26日にワニブックスから出版されることになりました。
書籍のタイトルは『仕事ができて、小金もある。でも、恋愛だけは土俵にすら上がれてないんだ、私は。』です。

 それとこれを機に著者名を変えました。今後は「桐谷ヨウ」名義でよろしくお願いします。
見慣れないかと思いますが、ファーレンハイト名義で書籍を出していないのでそこのところよろしくお願いします!笑


 さて、今回AMでは独占先読み企画シリーズとして公開させていただくことになりました! 立ち読み感覚で試し読みして頂ければと思います。

 書籍の内容は、AMで連載させてもらっている「これからの『本当の恋愛』の話をしよう」路線そのままです。

 構成は「男心の暴露」「まずはモテよう」「本当の恋愛の話をしよう」「長期的なパートナーシップ・結婚」「生き方の視点」の5章になっていて、全375ページで本体価格1,300円です。
けっこう分厚いので、持ち歩く際には必要な部分だけちぎってバッグに入れてください。

 そして帯は『東京タラレバ娘』『かくかくしかじか』の東村アキコ先生に書いていただきました。
「恋愛偏差値40のお前!!! 今すぐこの本を手に取って、偏差値上げて 幸せ恋愛大学に合格せい!」
(なお、東村先生が連載中の『雪花の虎』2巻も絶賛発売中のようです!)

 AMの連載でかなり真剣に書いてきたものが、書籍の大きな下地になっています。執筆にあたりすべてゼロから書いていますが、トピックや決めゼリフに関しては、書籍として残したかったため、けっこう使っています。
これまでディープにAMの連載を読んでくれていた人は、既視感がある文章もあるでしょうが、書籍として体系化して書き直しているため、新しい感覚で読んでもらえると思います。また、これまで伝えたかったことが伝わりやすくなっているはずです。

 書店で手にとってみてもらえると幸いです。
それでは、初回の試し読みをどうぞ!

恋愛に悩める女性のみなさま、ご機嫌いかがでしょうか?

"どうして私は、女であることを、おおらかに正々堂々と楽しめないのか"

 中村うさぎさんの『私という病』という著作の冒頭の一文だ。彼女の奔放で豪快なパブリックイメージをことごとく裏切っていくこの本は、彼女自身の自意識に対する深い内省と、社会(特に男性)に対する深い洞察に満ちている。九年前にすでに男の自己正当化病と、女の引き裂かれ症候群についても喝破している。

 僕は、女の子が、好きだ。

 十代の前半は男友達がいなかった自分を助けてくれた「感性が合う友だち」だった。性に目覚めた十代の後半は、強い刺激と他人と深く関わる一端を経験させてくれ、同時に自尊心を満たしてくれる存在だった。二十代の前半はゲームのように口説きのプロセスを無邪気に楽しんでいた。そして二十代の中盤、いまの彼女に出逢った。

 ただ、関わっていく相手は変わっても、一貫して自分は「この人は何を思っているのだろう」と感じようとしていた。他人とのつながりを、他人とは何かについての多くを、女性を通して学ばせてもらった。

 二十代の後半に差し掛かった頃、恋愛についての文章を書くようになった。最初は男向けのモテ記事を、媒体で連載を持たせてもらうようになってからは女性向けに「身もフタもない男性の本音」と「本当の恋愛は何か?」についてを。

 スタンスとしてシビアな書き方をさせてもらっているが、女がダメなわけではない。男がダメなわけでもない。ダメな女がいて、ダメな男がいて、他人のせいにして、自分を変えようとしない人たちを払拭したいのだ。

 世間では安易なモテテクが掃いて捨てるほどあふれている。その背景には「男に選ばれる女になろう」という思想がある。多くの人が気づいているように、恋愛の本質はそこではない。本書ではそれをなるべく丁寧に書いていこうと思う。

 『恋愛は最高に楽しくて、人生を充実させてくれるもの』。

 自分以外の、それも家族ではない他人と、こんなにも深く心を通わせあい、本気で言葉をぶつけあい、自分のことを知ってほしいと切望し、相手のことをもっと知りたいと願う。これは恋愛以外ではありえないことです。

 ただ、自分のまわりの男女の恋愛を見渡したとき、現実は甘くない。特に、アラサー・アラフォーまわりは表面上、充実しているように見えていても、心のどこかで満たされない気持ちを感じていたり、誰かとつながることを諦めてしまっている人が数多くいます。

 それはそれなりの恋愛経験を経て現実を知ってしまったこと、世間が与える強迫観念に押しつぶされて、自分が何を大事にしたいのかが分からなくなってしまっているからのように俺には思えます。

 そんな人たちにこの文章が届いてほしいと願っています。

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 今回は序文からの試し読みでした!
次回もお楽しみに!

Text/桐谷ヨウ

ライタープロフィール

桐谷ヨウ
脱力系ヤリチン、週末コラムニスト。恋愛コラムで一躍人気ブロガーに。

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