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  • 2016.05.04

あなたの本能を満たしてくれる男とは?自分のフェチと向き合うススメ

あなたは「自分の好きなタイプを」はっきりと言う事はできますか?今回は、あなたの本能を満たしてくれる男性とはどのような人なのかについて考えてみたいと思います。「これさえ満たしたら、他は目をつぶれそう」を見つけてみませんか?

フェチを満たす要素

舘そらみ 応用のきかない恋愛論
©by KaylaKandzorra

 舘そらみです。だてそらみといいます。

 どういう人タイプ? っていう問いに、なかなかサラッと答えられない。
友達が男性を紹介しようと聞いてくれても、うーんよく分からない。
「今までの彼氏の共通点は?」と問われても、確かにどちらかというとSな人が多かったけど、かと言ってSだから惹かれるわけではないし…
どちらかと言うとインテリな人が多かったけど、インテリとはほど遠い人も居たし…
第一に、5年前の私が付き合っていた方をサンプルにしたところで、今の私には効果はない。あの時の私だから付き合ったわけで、今もそうなわけではないし…

  優しい人、面白い人、男らしい人、仕事できる人、まあどれもあったらいいけど、ねえ。そりゃ、ねえ。
かと言って、“旅行が好きな人”“料理ができる人”“お酒が飲める人”は小さい要素としてはあったらいいなと思うけど、それだけ満たしてるとんでもない奴が来るのも怖い。

 てことで、本日終日考えてみた。一体、どの要素さえ満たしていれば、私はその人を大事に思えるのだろう。一つしか挙げられないとしたらどれにするんだろう。

 たった一つ、これだけ満たしていれば、一番我慢し続けられる(ていう表現がもう)のは、何なのだろうか。

 それはもう、私のフェチと向き合う行為であった。
そうだ、もう、私の本能部分を満たしてくれるものじゃないと、きっと飽きる。思いは変化して行ってしまう気がする。

 色んなフェチを持ってはいます。人間、恥ずかしい癖の一つや二つあるでしょう。言いたかない。
そんなフェチの中で、最も私を、刺激し続けてくれるであろうフェチ、それは!!!!
人さまの共感など求めなくてもいいのであるならばそれは!!!!!!

「変わった言葉を放つ人」

 なんだそりゃ! なんだそりゃ!
よくわかんないし、まずなんか全然面白くないでしょう、なんだそりゃ!

 いいじゃん、ウケも狙わない本当のヤツだ。
これを出しちゃうのは意外と恥ずかしいんだから。今パソコン打ちながら、まあまあ顔赤いんだから。

<あなたのフェチ心を刺激する人は?>

フェチってやつは…

 私は、言葉オタクだ。喋り言葉が大好きだ。
電車の中でイイ言葉に出会った時は、降りる駅を忘れるくらいその言葉をずっと反芻して、その言葉が少し変化したバージョンとかを妄想して、もう目がキラキラしてしまう。

 この前サラリーマン2人が並んで、
「アダルトの方っすかねえ」
「どう考えてもアダルティー的なアレでしょう」って言ってて、もうそのやり取りに萌えて萌えて。
何の話をしてるのかもよく分かんないところとか、車内でアダルトって言っちゃう感じとか、アダルトに「~方」つけた濁し方とか、アダルトがアダルティになっちゃう感じとか、アダルティーなアレでしょうっていう「ア」の連続とか。もう最高で、そのあとずっと1人で脳内でこのやり取りを繰り返して悶絶していた。

…フェチってやつは。

 そう、こんなレベルのしょうもない言葉で全然いいの。どこかいびつであれば。どこか予想外な言葉を放つ人であれば、もうそうしたら続く気がする。

 若いのに一人称がたまに「わたし」な男とか、「腹減り減り腹」みたいなアホみたいな言葉遊びをしちゃう人とか、もうすげー好き。
そうだな、「腹減り減り腹」一つで恋にまあまあ落ちちゃうな私。
とか、擬音を多用する人とか。
「バーンてしたときに、すごいウゲッって思ったのね」なんて言われたら一晩お相手願いたい。

 一風変わった言葉使いをする人が本当に好きです。
これでした、私のタイプはこれでした。
そうかそうか、どおりで「面白い人」「優しい人」そんな定型文じゃピンと来ない訳だった。

 さあ、あなたも己のフェチを探ってみたら?「これさえ満たしたら、他は目をつぶれそう」が見つかるかもしれない。共感してくれる人は少ないかもしれないけれど。

 私のことを、「娘さん」と呼ぶ彼氏が昔居ました。なぜ私のことを「娘さん」と呼ぶのか謎でした。でも彼が私のことを娘さんと呼んでいなかったら、あんなに長いこと一緒に居なかった気がする。
彼は、私以外の人やモノも変な呼び方をする人でした。彼のことはあまり思い出さないけれど、彼が「これのことを○○って呼んでたなあ」はよく思い出します。

 フェチってやつは。

Text/舘そらみ

あなたのフェチを刺激する男性がいるかも!

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ライタープロフィール

舘そらみ
脚本家・俳優。1984年神奈川県生まれ、トルコ・中米育ち。映画「私たちのハァハァ」の脚本を執筆。Twitter:@_sorami

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