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  • 2016.02.16

理解者面してアイドルへアドバイス!昭和の追っかけ日記

ヒロミを愛するあまり、触れるものみな傷つける思春期の刃は他の芸能人や友人に向かっていく。これぞまさに昭和のモンペ!もはや乙女にあらず!1970年代の女子高生が人を憎むことを覚えた日々をお楽しみください!

  古書市場に出回っている個人の日記を紹介する本連載。「好きな人ができない」なんて、女子高生のなんでもない日常が綴られていたはずが、一転。当時ジャニーズ事務所に所属した郷ひろみにハマってしまい、彼女の世界はひろみを中心にまわり始めます。

 前回の記事≪恋する乙女からモンペに進化!アイドルファンの闇日記≫も合わせてどうぞ。

前回までのあらすじ
 ひろみを愛するあまり、ライバルの西城秀樹や、その共演者である浅田美代子をディスっていた彼女。そんなこじらせた彼女に、同級生からゴールデンショー観覧の誘いが届く。「生のひろみに会える!」と大喜びをしていたが…!?

1974年2月6日 それがスターです

昔の誰かの恋日記 かみやじん
秀樹はディスるけど野口五郎は好きらしい

 きょう、書きたいと思うのは、セブンティーンに載っていたヒロミの特別手記について。
これは、いろいろな噂や誤解をとくために、ヒロミがかいた文が自筆で載せてあったの。今年の抱負、大学受験、アグネスとの噂などについて。こういうのを読むと、私の心は動揺します。
そんな中で、特に気になったのが、ファンの子がヒロミに対してとった態度のことが書いてあるところ。ヒロミはとてもサインできるような状態じゃなかったので断ったら、「ひろみ、つめたいのね、ケチ」とか色々いわれたそうだ。私はこの「~とか色々~~」というところが気にかかる。 たぶん、その人たちはもぅっとひどいことをブツブツ言っていたのでしょう。
ひろみクン、あなたは原武裕美から郷ひろみというスターのなったその日からこういう非難をあびるのは仕方がない事なのですネ。ふつうの学生でいれば、学校でももてるでしょうし、むやみに悪口を言われるという事もないでしょう。
しかし、スターともなればヒロミが好きという気持ちから騒がれる力も大きいけど、それと同時に非難をあびるということも沢山あるのです。そんな事は他のスターにも言えるし、当たりまえの事かもしれないけど(実際私はヒデキの悪口をいっぱい言ってます)
それがヒロミだと特に感じるのです。それから、ヒロミはその手記の中で「僕を信じて欲しい」と言っていますネ。私は絶対に信じます。


1974年2月12日 ひろみに会えなくなった

昔の誰かの恋日記 かみやじん
失意が憎しみに変わっていく…

 私は、今、ものすごい大ショックです。ホントは日記も書く気がしないほど。
頭の中では色々なことが混乱していて何から書き始めていいのか分からない。
結論から言うと「17日にヒロミに会えなくなった」という事だ。原さんから学校帰りにこれを聞いたときは、ガ~~ン!頭の上に100kgくらいの石を落とされたような感じ。
バスの中でみんなと一緒の時は、まだいくらか笑顔もあったけど、野木さんとも別れて1人きりになってからは、ものすごく悲しくなってしまった。家に帰ってもズットで、もう何もする気がない。お母さんに夕飯の支度を手伝ってといわれてもやる気なし。
隣の家のえっちゃんに手袋の編み方を教わりに行く予定だったのだけれど、それも断ってしまった。
そして、夕飯もいつもより食べなかったし、ホントに私は気が抜けちゃったみたいに何もしたくない。
金曜日の数学のテストなんかどうにでもなれ、土曜日の漢字のテストもどうにでもなれって感じ!

☆失意のどんぞこに落ちた彼女は、どう浮上するのでしょうか…。次回、最終回です!

※本文に登場する人物名は、すべて仮名です。

Text/かみやじん

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