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  • 2015.10.29

はあちゅう×山田玲司/あなたはドラクエの洞窟に入れますか?ろくでなし40代との恋愛

山田玲司さんのAMでの連載をまとめた新刊が発売されました!それを記念して全4回にわたり山田玲司さんとはあちゅうさんの対談をお届けします。AMでも大人気のお二人の過激なトークをお楽しみください!

 今回は山田玲司さんの大人気AM連載の書籍化を記念して、はあちゅうさんとの対談をレポートします!
山田さんが暴露する男性の恥ずかしい本音を中心に、お二人それぞれの男性観をお話いただきました。

対等に意見をいうと嫌がり
「母」を求める40代男には要注意!

はあちゅう 山田玲司 男の本音 男子更衣室 こじらせ男子 アラフォー
はあちゅう(左)、山田玲司(右)

――モテるろくでなし40代男問題について、連載で相談がありました。彼らは一人でいることが楽になってしまっていて、その自由さが一見素敵に見えるようです。そういう人をはあちゅうさんは好きですか?
またそういう人を好きになってしまった時の対策を教えてください。

はあちゅう:ろくでなし40代は嫌いですね!(笑)
私は40代後半の人とお付き合いしたこともあるのですが、いい意味でも悪い意味でも人間として固まっているんで、20代の男性にある柔軟さとか臆病さを感じませんでした。ただ、それが悪い方向に働くと、言うことを聞いてくれないんですよ。付き合っているときは、彼の理想のカップルのロールプレイングを演じている気分になりました。
私が対等なつもりで彼に自分の考えを言うと、すっごい不機嫌になっちゃう。年下の女が何言ってるんだ、みたいな感じで。言うことを聞いてほしいタイプだったんですね。
それをかわいいって思える母性本能にあふれた女性だったらいいと思うんですけど、私は恋人とは対等に付き合いたいので、男の人の世話をそこまで見てあげられないと思っちゃう。40代の人の方が手間がかかるというか。わりと「母」を求めている気がします。

山田:ヤバイなあ(笑)。見抜かれてますね。

はあちゅう:モテるろくでなし40代って、ある意味こじらせ男子みたいな感じですよね。

また独身と既婚の場合で違って、独身は、「俺は結婚できない」というのがブランディングになっている。自分が大好きですよね。自分と仕事が大好きだから、「女の人にぞっこんになることってあるの?」って不安になっちゃいます。どうですか?周りは?

山田:いっぱいいるけれど、責任放棄している人間ですよね。もしくは責任をとったことはあるけれど、挫折したことがあるとか。センチメンタルに悲観している人。
「女は懲りた。けど、やっぱり女っていいよな」ってぐるぐる回っているって感じかな。

はあちゅう:女の子の美味しいとこどりをしたいって感じですか?

山田:美味しいとこどりをしたいけれど、美味しいところがあったとしても、それにまつわる面倒くさいことがあったら一気に「いなくなる人たち」だね。
だから、何もわかっていない女の子とか狙ったりするんですよね。そこが痛いところではあるけれど。

はあちゅう:多分、40代って意外と人生で冒険しづらい時期だと思うんですよ。
例えば、ベンチャー企業とか起業する人って、熱意があるのは20代か30代までで、40代になると、どうやって安泰に終わっていくかっていうことを考えてる人も、たくさん見受けられる。人生賭けた挑戦するには、ちょっと遅いかも、みたいな。だから、プライベートだけでも楽しみたいって、20代との激しい恋愛を求めちゃうのかもしれないですね。

山田:それもあるかもしれないね。

臆病な40代と寂しがりな50代

はあちゅう:恋愛の刺激ってドラッグみたいなものなので、それが「家庭」になると、重くなってきて俺は抜ける…ってなるのかな。だから、一番臆病な世代は40代かもしれない。

50代になるとまた別の愛みたいなものが生まれてくると思います。それは社会への愛というか。

山田:それは鋭いわ。俺も来年50歳で、いよいよその感じが見えてきているんで。

最近、「長渕から矢沢へ」ってよく言ってるんですよ(笑)。
男は、「俺をわかってくれ」な長渕から、「I love you, OK?」な矢沢になっていくんだよ。寂しさからさ。いま俺は矢沢期に突入しようとしてんだよね。

はあちゅう:みんなと一体化したい、会いたいって気持ちですかね?(笑)
それと、40代男を好きになったときの対策ですよね。
そもそも、40代が一番カッコつけているのに、そのカッコつけているのが剥がれたとき、それでも愛せるかどうか。

山田:やばい。見抜かれてる(笑)。

40代で失敗しても「いい思い出」ができるのならOK

はあちゅう:40代は、「ケガしてもどうにかなる」っていう思考が20代、30代に比べて少なくなっているから、すごく頑ななんですね。
それも含めて好きでいられるんだったら、突っ走ればいいと思います。でも、その本質が見えないままであるのであれば、一歩引いてみた方がいいですよね。

山田:それが正解だと思う。

はあちゅう:山田さん的には対策は?

山田:なんでも経験だしさ、突っ走るのもアリだと思う。好きになっちゃったらしょうがないっていうのもあるよね。

はあちゅう:そうですよね。1回40代で失敗したら、もう40代はいいやってなる。年代で区切ってはダメだと思うんですけど。ただ、そんなに一生に何人もお付き合いできるわけではないから、40代の人の傾向、みたいなのは冷静に分析してみてもいいかも。

山田:そうそう。やってみて「ああ、そうなんだ」って分かるっていうのはありますよね。その体験も楽しい冒険だよ。ドラクエの洞窟の中に入るみたいなものでさ。入らないと、どんなモンスターがいるか分からないじゃん。そこでモンスターと戦って、お宝をもって出てくればいいんじゃないのって話で。そういう時期もあるんじゃないの。
とりあえず冒険していいんだよね。前の世代の大人の教えのせいで、「この人と一生最後まで」ってすぐに言う人が多いんだけどね。若い人ほど「これでダメなら死んじゃう」
って結論が早いんだよね。

はあちゅう:極論!

山田:そう、そんなすぐに「極論」にいかないでほしいよね。その恋愛はまだ第1章とか第2章とか、もしくは単行本何巻の話ですよ、と。
僕に相談してくる女性も、「失敗したらここで終わり!」って思ってるフシがある。すぐに最後まで彼と添い遂げるとか言って!そんなにいないよね。最後まで添い遂げる人なんて。少しでも「2人のいい思い出」ができれば、それはそれで素敵な事なんですよ。

ライタープロフィール

はあちゅう(伊藤春香)
ブロガー、作家、ソーシャル焼き肉マッチングサービス「肉会」代表
山田玲司
マンガ家。インタビューマンガから新書まで幅広く手掛ける。

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