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  • 2015.07.30

彼が本妻に出会う前から2番目の女!10年越しのアラサー不倫女子/外資系OLの恋愛沼(3)

不倫を続けている女性はどうして2番めの女であり続けられるのか? そんな疑問を持ったトイアンナさんが、不倫を10年続けているミサさんにインタビュー! 本当の彼氏より家族っぽい彼って? 10年間「2番めの女」でいられた秘密を聞いてきました!

妻よりも本妻? 婚前から続く「2番目の女」

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Guian Bolisay

 不倫が発覚したとき、正妻を激怒させる条件のひとつに「結婚前から続く浮気相手」があると思います。
不倫をされたとき、普通ならば「育児に疲れて相手してあげなかったかも」「最近、冷めた言動をしてたかも」と自分を責めることもありますが、ラブラブだった頃からの相手となれば、怒りがわくのも当然です。

 また、結婚前から「2番目の女」として付き合っている女性の立場も不思議です。不倫なら「離婚というハードルがあるから、私は妻になれなくても彼女でいい」と思えるかもしれませんが、結婚前から付き合っていたら、みすみす目の前で別の女と結婚するなんて許せないんじゃ?

 そこで今回は、付き合い始めてなんと10年、奥さんと彼が結婚する前から関係を続けているミサさんに話を聞いてみました。普通は遠まわしな質問から始めるのがインタビューのルールだけど……気になりすぎて回り道なんてしてられない!

不倫するような男とは結婚したくない

――ミサさんは、彼と結婚したいとは思わないんですか?

ミサ「いきなりですね(笑)彼とは(結婚するつもり)ないですよ。だって不倫するような人と結婚するの、ヤですもん」

まさかの正論かよ。
しかも元凶の片棒担いでるの、お前だから! と思いながら、インタビューの手ごたえにワクワク……してきました。

――結婚したくない彼と付き合っているのはどうしてですか?

ミサ「よりいい男を捕まえる……ステップアップのために? といっても、彼を愛していないわけじゃないんです。ただ、彼氏にはいろいろ大人の世界? を教えてもらって、ほんと、ありがとうって感じ」

 なんと10年も「2番目の女」をやってきた女性は、当の相手を「2番目の男」として考えていました。

「本当の彼氏」と不倫相手で仲良くランチ!?

 恋愛の達人・水野愛也大先生の著書『スパルタ婚活塾』には、結婚したい女はまず「仮の彼氏=仮氏」を作って自信を手に入れろ! と、あります。
この考えを踏襲すれば、ミサさんはまさに仮氏と10年も付き合っているわけで……美人系のミサさんに溢れる自信オーラに私も魅きつけられていました。

――じゃあ、今も「本当の彼氏」を見つけようとしてるんですか?

ミサ「してます! この前出会ったチャーター機の専門販売をしている社長さんといい感じになれたんで、このまま付き合いたいなーって」

――なるほど、でもそしたら今の10年付き合ってる相手は怒らないんですか?

ミサ「全然怒んないですよ。むしろ"お前は美人だから今のうちに結婚しとけ"って、応援してくれてます。私も、彼が認めてくれた人なら安心して付き合えますし」

……彼が認めてくれた? 不倫相手が「本当の彼氏」を認定するってどういうこと?

ミサ「私、付き合いたいなって思った人を絶対彼に会わせるんですね。で、一緒にランチして感想聞いて、オッケーなら付き合う候補に入れてるんです」

おいおい地獄かよ。

ミサ「あ、ランチなのはディナーデートだと(10年続く不倫相手に)嫉妬されちゃうからなんですけど」

……そこはどうでもいいです。

 地獄絵図を思わず自分に置き換えて妄想しちゃいました。もし、結婚を前提に付き合っている彼が「お世話になっている先輩の女性がいるんだけど、今度3人で一緒にご飯食べない?」なんて言われたら。
こっちは『彼の尊敬している人に会わせてもらえるなんて、うれしい!』なんて盛り上がったら。そして、実はその先輩女子と彼が10年の仲だったら……。

 だめだ、法を守る自信がない。相手を×して私も×ぬ。

「2番目の女」を続けないプライド

 私が固まってしまったので、ミサさんも「まずった」と思ったのでしょうか。不倫相手のことに話題を戻してくれました。

ミサ「ほんとのところを言えば、今の彼はずっと好きで、もう家族みたいな感じなんですよね。でも、彼が私を好きでいてくれるのは、私が(普通の女の子と違って)甘えたりしないで、彼を楽しませることができるからなんです。でも、それって結婚したら無理だから」

 確かに、結婚するような相手へずっと"自立したカッコいい私"なんて見せられない。「もう仕事もなにもがも上手くいがない~だすけて~!」ともたれかかりたい日もあります。
でも、不倫ではそうはいきません。会える日も限られてるのに、自分のわがままなんてぶつけられない。最高の笑顔で接してあげたい。そんな最高の笑顔を見せて過ぎた、10年。

ミサ「だから、ちゃんとわがままいったりケンカできる人といつか結婚するぞ! って、毎日思ってるんです」

 彼女は「2番目の女」のリスクを誰よりも知っている女性でした。そりゃそうか、10年もやってるんだものね。正妻の立場でばかりものを考えて、好きな人に甘えっぱなしの覚悟のない女は、私のほうでした。

 ミサさんと別れてから、和菓子をお土産に買って帰りました。「本当の彼氏」へ、たまには最高の笑顔を見せなくては、と。

☆個人の特定を避けるため、職業や場所を一部改変しています。ご了承ください。

☆次回は《「孫よりも愛してる」還暦の初恋不倫》編です。

Text/トイアンナ

ライタープロフィール

トイアンナ
外資系OL。恋愛をザクザク分析するフェミニストのアラサーです。

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