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  • 2016.12.27

「執念深さ」こそが身を助ける!激動の2016年を振り返る

時事に合わせてAMでの連載を継続してきたニクヨさん。2016年を振り返っても、ゲス不倫からトランプ大統領誕生まで様々な話題について考えてきました。そんなニクヨさんがこれまでの仕事から見出し、好きなことのために必要だというのが「執念深さ」。「継続は力なり」の意味、年の瀬に考え直してみませんか?

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 私がAMに連載をはじめてから2回目の年の瀬を迎えます。
この連載が続けられるのもいつも読んでくださる皆様のおかげです。ほんま、おおきに。
私が関西人でもないのに「おおきに」を好んで使う理由については、去年の年末に書いた連載を読んでみてください。

 今年も私は、年末恒例の女装紅白歌合戦に出て女装納めをし、女装達とカウントダウンを行い、あけてそのまま新春女装公演で女装初めをするのです。
女装紅白歌合戦は14回目の出場なのですが、13年連続で紅組だったのが、今年は初めて白組になりました。
新しい経験はいつもドキドキしますが、良い気分転換だと思って臨みます。

今年一年を振り返る

 さて、今年一年を振り返ると色々なことがありました。
お正月は不倫事件、アイドルグループの解散騒動から始まり、4月は熊本の地震、6月はイギリスのEU離脱もありましたし、夏にはオリンピックがありました。
秋は台風や長雨の影響で野菜が品薄になって価格が高騰して、アメリカの大統領選ではトランプさんが勝ち私は女装20周年を迎えました

 その間にも技術の革新は続いていて、自動運転が高速道路で実現したり、
AIが小説を書きはじめたり、アップルペイがようやく使えるようになったりと、世の中ますます便利でスピードアップしてきました。
進歩の反面、それについていけない高齢者や弱者との間に、新たな格差や差別が生まれつつあります。
私達は目まぐるしく情報が渦を巻く激流のような時代に生きているのです。

 そんな時代に日本という国に生まれて、インターネットの進化のおかげで生まれたWEBマガジンに連載を持たせていただいて、毎週日本語を使って自分の考えを発表できる。
週末はお店に入って読者さんや興味を持っていただいた方々と交流が持てる。
月に数回は自分の考えたショウをやる機会もいただき、見ていただける。
年に数回歌の仕事もいただいて、歌唱力をブラッシュアップできる。
本当にありがたい仕事をさせていただいているなと思います。

継続は力なり

 これ、別に自慢話じゃないんです。
残念ながら、いずれも大人気っていうほどでも無いですし。ふふふ。 ノンビリ屋で不器用な私が20代から失敗と、挫折を繰り返しながらもずっと続けてきたから、 今、これらのお仕事をいただけるようになっただけなのです。 私は特別な才能があったわけでもないけど、好きなことだけは執念深く取り組んできました。

 若い読者さんたちに何が言いたいのかというと
自分がやりたいと思ったことを、持続可能な体制と少しの厚かましさを持って続けて行くと
見てくれる人は必ずいる。だから取り敢えずやめんな!
ということです。

 女装なのに継続は力なりなんて、何を私は言っているのでしょう。
でも執念深さって言い換えると、急にしっくりします。
時間をかければかけるほど、発酵していく思いもあるってことが、ようやく40歳を超えてわかるようになりました。

 だから、好きなこと、執着を持ったことは、やめないで続けてみてください。
途中で休んでもいい、でもやめないでください。

 今年もあなたに読んでいただいて嬉しかったです。
おおきに。また来年もご贔屓に
ほな!よいお年を!


Text/肉乃小路ニクヨ

次回は <片耳だけ残ったピアスを捨てることで開ける2017年の明るい未来>です。
「一年の計は元旦にあり」と言われますが、AM読者の皆さんは何か目標を立てましたか?大きな目標、小さな目標など人それぞれ色々と思惑があると思いますが今回はニクヨさんが立てた目標に見る物事の整理の考え方について。モノを捨てることだけでなく人間関係などにも応用できる「断捨離」とは一体…?

ライタープロフィール

肉乃小路ニクヨ
東京の片隅でひっそり生き続けるちょっぴりしょっぱくてサワーなニューレディー。オーバー40歳、崖っぷち女装

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