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  • 2016.11.29

グーグルにも週刊誌にも頼らない「知的ゴシッパー」という生き方

何か知りたいことがあればすぐに検索する、そんな習慣がついてはいませんか?しかし肉乃小路ニクヨさんはそんな風潮をあまりよく思いません。ぶっちゃけ情報や暴露記事を見ることで裏側を知るのではなく、すでに公開された情報や本人の顔つき、趣味趣向を自分なりに解釈することで心の中にものさしを作る。そんな考え方を持ってみませんか?

肉乃小路ニクヨ 恋愛 ニューレディー おネエ 淑女 ゴシップ 観察眼 歌謡曲

 最近の風潮として、何でも他人のプライベートを暴いたり、ぶっちゃけさせたりというものがありますね。
芸能人は私生活を切り売りし、すっぴんを公開しています。
でも私は、そういう情報にはあまり興味がないのです。

 好きな人や気になる人のバックグラウンドを知ることは大事だと思うのですが、
それは自分の目で見た情報や公開されている情報から辿るべきで、本人が秘密にしていることを暴いてまで、知りたいとは思いません。
それは人としてのエチケットというか、自分がされて嫌なことを人にしないのは暗黙の了解だと思っていました。しかしながら、世間は思ったよりもゲスいようです。
私もエゴサーチをたまにしますが、検索窓面に「ニクヨ」と入れると第二検索ワードに「すっぴん」などの単語が出てきます。

 たやすく他人のプライベートを知ろうとする人が増えたのは残念なことです。
何故なら、自分の観察眼や想像力を鍛える機会を自ら捨てているようなものだからです。
すでに公開されている情報の中にも、その人の本質に迫れる情報は沢山あります。

読み取る力を育てる楽しさ

 公開されている情報の中から私はまず、顔つき、表情をじっくりみます。
顔はその人の思考や性質がダイレクトに現れるところです。
例えば、テレビ番組でおバカキャラをやっている方がいます。
でも目は全く笑っておらず、頭をフル回転させて必死にボケる所を探して的確にボケる。
そういう方を見ると実際には頭が良く、バカじゃないんだろうなと気がつくことができます。
そういうことを観察しながら人を分析するのはとても楽しいです。
また、情に厚いキャラの人が、思いやりのある良いことを言いながらも、口角が少し上がっているときは、実は相手のことを小バカにしているなとか、そういうのを発見するとニヤリとしてしまいます。

 話し言葉でもその人の知的レベルや悪意の有無を検証することが出来ます。
また、プロフィール欄に書かれた好きなものからも、その人のことがわかります。
特に私が着目しているのは好きなアーティスト、歌手です。
音楽というのは、実は知的レベルがとてもわかり易く出る項目です。

好きな音楽から推し量れる知的レベル

 音楽と数学は、似ていると言われますが、メロディーは音楽記号の連鎖で、そこには法則性やパターンがあり、
その展開の仕方を理解するには数学的な情報処理能力が関わっていると私は考えます。
また、歌詞はダイレクトに国語力と直結します。
歌詞の言語表現を心地よく思うかどうかで、その人の国語力が間接的にわかるのです。

 例えば私の分析によると、歌謡曲やアイドルを好きな人は意外と賢い人が多いです。
アイドルなんて、一見すると稚拙な表現者と思われますが、
歌謡曲やアイドルの歌は専門の作詞家と作曲家が練りに練って作った確信犯的作品で、よく出来たものが多いのです。
軽薄に思えるジャニーズ事務所さんの曲なんかは秀逸な曲が多いのです。本当に立派。賢い女の子が夢中になるのもよくわかります

 体育会系だなと思うのはエイベックスさん系や、LDHさん系ですかね。

自分の物差しをつくっていく

 好きなアーティストに基づく偏差値というのを私は勝手につけていて、常に検証しながら更新しています。こういう自分の物差しを作って人を分析すると、とても楽しいです。
もちろんそれが最初から当たらなくてもいいんです。
新しいケースを知って、またそのデータベースを更新していく。
その精度が上がればとても面白い物差しができます。

 自分で考えて、検証して、人を見る目を養っていく。
これは実生活にも役立ってきます。
実生活にはパパラッチも週刊誌の記者もいないので、エチケットを守りながら自分の目でしっかりと人を見極めなければなりません。
その中から良縁を見つけたり、悪縁を切ったりしないといけないのです。

 安易にプライベートをあばいたり、ぶっちゃけさせたりしないで、すでにある情報から自分の頭で考える。
それは自分の観察力や想像力を養う絶好の機会です。
よく見る癖をつけましょう。
原因も結果もそこには形になって現れているのです。
ふふふ。


Text/肉乃小路ニクヨ

次回は <いい子ぶるのはもう疲れた!トランプ大統領の誕生とこれからの世界>です。
私たちの世界や生活環境が、ここ10年で大きく変化をしていることはAM読者の皆さんも体感していることだと思います。しかし、その変化の中では「性急な変化に疲れて懐古主義になっている」と言う現象が起きているのではないでしょうか?師走に突入したということでニクヨさんと一緒に今年起きたアレコレを振り返ってみませんか?

ライタープロフィール

肉乃小路ニクヨ
東京の片隅でひっそり生き続けるちょっぴりしょっぱくてサワーなニューレディー。オーバー40歳、崖っぷち女装

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