グーグルにも週刊誌にも頼らない「知的ゴシッパー」という生き方

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最近の風潮として、何でも他人のプライベートを暴いたり、ぶっちゃけさせたりというものがありますね。
芸能人は私生活を切り売りし、すっぴんを公開しています。
でも私は、そういう情報にはあまり興味がないのです。

好きな人や気になる人のバックグラウンドを知ることは大事だと思うのですが、
それは自分の目で見た情報や公開されている情報から辿るべきで、本人が秘密にしていることを暴いてまで、知りたいとは思いません。
それは人としてのエチケットというか、自分がされて嫌なことを人にしないのは暗黙の了解だと思っていました。しかしながら、世間は思ったよりもゲスいようです。
私もエゴサーチをたまにしますが、検索窓面に「ニクヨ」と入れると第二検索ワードに「すっぴん」などの単語が出てきます。

たやすく他人のプライベートを知ろうとする人が増えたのは残念なことです。
何故なら、自分の観察眼や想像力を鍛える機会を自ら捨てているようなものだからです。
すでに公開されている情報の中にも、その人の本質に迫れる情報は沢山あります。

読み取る力を育てる楽しさ

公開されている情報の中から私はまず、顔つき、表情をじっくりみます。
顔はその人の思考や性質がダイレクトに現れるところです。
例えば、テレビ番組でおバカキャラをやっている方がいます。
でも目は全く笑っておらず、頭をフル回転させて必死にボケる所を探して的確にボケる。
そういう方を見ると実際には頭が良く、バカじゃないんだろうなと気がつくことができます。
そういうことを観察しながら人を分析するのはとても楽しいです。
また、情に厚いキャラの人が、思いやりのある良いことを言いながらも、口角が少し上がっているときは、実は相手のことを小バカにしているなとか、そういうのを発見するとニヤリとしてしまいます。

話し言葉でもその人の知的レベルや悪意の有無を検証することが出来ます。
また、プロフィール欄に書かれた好きなものからも、その人のことがわかります。
特に私が着目しているのは好きなアーティスト、歌手です。
音楽というのは、実は知的レベルがとてもわかり易く出る項目です。