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  • 2016.05.17

人格までバレてしまう?言葉の威力を知らなすぎる不謹慎な私たち

SNSのおかげで、何かあるとすぐ簡単に他人を糾弾することができてしまう私たち。でも、発したその言葉が、いつか自分を苦しめてしまうこともあるかもしれません。言葉を使う覚悟、いっしょに学んでいきましょう。

ブーメランストリート

肉乃小路ニクヨ 恋愛 ニューレディー おネエ 淑女
©Johnny Silvercloud

 昨今、何かあると不謹慎だ、不道徳だ、非常識だと簡単に他人を糾弾する方が増えていますね。
もともと日本社会は不謹慎、不道徳、非常識ということに敏感で、SNSの発達によってネット上で顕在化しただけ、ということかもしれません。

 でもね、私はそういうしたり顔で他人の批判をしている文章に触れるたび、ああ、この人、自分がブーメラン投げてるのに気がついてるのかなという心配をしてしまいます。

 たとえ匿名で書いていたとしても、自分が発した言葉は自分の記憶から消すことはできず、いつか心が変わり、状況が変わった時にあなたに鋭く戻って来て、あなたの心に傷を負わせるのです。
お天道様が見ているのではなく、自分で自分を監視しているのです。

不謹慎な私たち

 そもそも、生きるということは、見方を変えれば、不謹慎なことの連続です。
現代社会では合法的に他人に殺生を依頼して、誰かが殺した食材を平気な顔をして毎日食べていますし、慎みや考慮の欠如という考え方をすると、大体の楽しみ、喜びが不謹慎ということになってしまうのです。

 腹切、自害…日本には価値観や道徳、常識に従って自分を殺す文化がありました。
他人に対して糾弾した価値観が自らの変質に当てはまらなくなり、自分で矛盾を収容しきれなくなって、死を選ぶという人が少なからずいました。

 そもそも矛盾を許せるかどうかという問題もありますが、もしそういう矛盾に縛られるのが嫌なら、安易に批判するなって、私は思います。

 私も若い頃は自分の常識に従い、人を安易に批判したり、意見をしたことがありますが、その自分が押しつけようとした常識が自分を縛り、新しい発想を止めたり、自分の変化を受け入れるのを邪魔したりしたことがありました。

言っても良いけど覚悟を持ってやってほしい

 それじゃあ批判もしちゃいけないのかというと、そうではありません。
批判をするなというとそれはそれで言論統制です。
私が言いたいのは、匿名でも、実名でも、ペンネームでも、批判をするなら、それがブーメランになって自分を傷つけるかもしれないという覚悟を持って、言葉を発して欲しいのです。

 SNSのリテラシーとかネット社会のリテラシーとか、そういう難しいことは私にはわかりません。
でも言葉のリテラシーということはわかります。
太陽、酸素、海、風、それで十分だった人間が言葉という言の葉を紡ぎだした時から、歴史は始まりました。

 歴史を、科学を作ってきた言葉の一端を自分が担っているということは忘れてはならないと思うのです。
そして、言葉とは言の葉を紡いでできたもので、発する言葉の一つ一つには魂、霊が宿っているのです。言葉の選択はあなたの人格を表すのです。

 だからどうか、たかが言葉と侮らないで、大切に大切に使ってください。
人のため、良くするために念じて紡いだ言葉は、いつか周りを、自分を支えてくれるものになります。

 特にインターネットは言葉が後々まで残ります。
業者に依頼をしたら消去はできるかもしれませんが、心からは簡単に消去できません。

 あ、ちなみに私に対する愛の言葉、称賛の言葉ならばいくらいただいても困ることはないので、お気軽に囁いてくださいね。
ふふふ。

Text/肉乃小路ニクヨ

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ライタープロフィール

肉乃小路ニクヨ
東京の片隅でひっそり生き続けるちょっぴりしょっぱくてサワーなニューレディー。オーバー40歳、崖っぷち女装

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