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  • 2015.11.24

恋の裏側は「乞う」表と裏を知れば世界はもっと暖かくなる

ニューレディー・肉乃小路ニクヨが提唱する「ニューレディー」の生態、痴態、生き難さ、そして上品でいることの大切さ。今回は「ものごとの裏表」について。見方を変えれば人生はもっと豊かになる…そういう視点で人に接してみては?

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by Rachel.Adams

 物事には表と裏の両面があります。
一つの事実も見方を変えれば、違う事実を見せることもあります。
若い頃は、自分の価値観や目に見えるものが絶対でしたが、
そうではないことを社会に出てから思い知らされました。
その渦中にいると、価値観の崩壊で辛かったですが、
それを経験して、とても良かったと今は思います。

 例えば自由というものには、裏に自己責任がついて回ります。
自己責任が取れない人間に自由はないのです。
自由主義国家というのがありますが、
それは同時に高い自己責任能力と民度がなければ成り立ちません。
自由主義を目指して、革命を起こした国が
再び全体主義や闘争に明け暮れるのも、
自由を履き違えて、責任や自律と言うものを軽視しているからだと見る私がいます。


恋の裏が不得意だから、恋が苦手


 恋というのも裏があります。
恋の裏は文字通り相手に「乞うこと」
「〇〇して欲しいと願うこと」です。
そういう自分が得意ではないので、
私は恋が苦手なんですね。

 ええかっこしい
と言われるかもしれませんが、
その代わりに私は孤独を引き受けています。


愛の裏側はとっても寂しいもの?


 ちなみに孤独の裏側は愛です。
愛は相手の見返りを求めないので、とても孤独な感情です。
暖かくて、とても寂しい、それが愛です。
だから、私は不思議と孤独でありながら、
人生が冷たくないように思えるのです。
屁理屈ですかね。
ふふふ。


さとり世代は「恥ずかしがりや」なだけ


 最近の若い人は愛情が少なく
個人の殻に閉じこもって、孤独でみんな冷めている。
おひとりさまを好む、シラケ世代、さとり世代だ。
なんて表面的な批判をよく聞きますが、私にはそうは思えません。

 2011年の東日本の震災の時、
私は若い人を含めた日本人の深い愛情を感じました。
みんな自分のことのように被災した方を思い、
涙して、救援活動をしていました。
手伝えない人や仕事をしていた人は寄付をしました。
自分に出来ることを一生懸命考えました。
それはある一定の年齢から上の人だけでなく、
若い人もそうだったように思います。

 それ以来、若い人もみんな孤独と向き合いながら愛を考えている。
恥ずかしがりな人が増えたから気付いていないだけだ
と思うようになりました。

 だから何かのきっかけがあれば、
もう少し愛が溢れる世代になると思うのです。
私はそんな表と裏の孤独と愛の空気をかき混ぜる役になりたい
といつも思っています。ちょっと良い子ブリっこかしら。


表と裏を知ったら、人生はもっと豊かになる


 ニューレディーなんて、
もしかしたらいなくても、
世界は回って行くのかもしれません。
事実、人ひとり消えた日も世界は回り続けています。

 そんなちっぽけな存在のニューレディーに出来ることは納税と消費と、
みんなが愛に気づき易い、暖かい空気を作っていくことだと思っています。

 孤独を選ぶ人は本当は愛情が深い人
と少しでも伝えて、
孤独な人同士が暖かさを感じて
もっと交わればいいな、
なんて、気味の悪いことを考えています。

 ものごとは表裏一体で、裏側が必ずあります。
一見冷たい、暗いことにも
見方を変えたら暖かい、明るいことに通じるものが
必ずあります。
そういう風に他の人に対して見てあげられたら
人生はもっと豊かになるのかもしれません。

Text/肉乃小路ニクヨ

ライタープロフィール

肉乃小路ニクヨ
東京の片隅でひっそり生き続けるちょっぴりしょっぱくてサワーなニューレディー。オーバー40歳、崖っぷち女装

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