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  • 2015.09.22

初めての土地で五感を働かせる!1時間電車に乗れば始められる一人旅のススメ

ニューレディー・肉乃小路ニクヨが提唱する「ニューレディー」の生態、痴態、生き難さ、そして上品でいることの大切さ。今回は、一人旅についてです。初めての土地で五感を働かせたり、自分一人で考えたりと非日常感を味わってみませんか?

一人旅のススメ

肉乃小路ニクヨ 恋愛 ニューレディー おネエ 淑女
by Sascha Kohlmann

 一人旅をしたことがありますか ?
私は旅行となると最近は専ら一人旅ばかりです。

 頻繁に一人旅するようになったのは30歳を超えた頃からでした。
以前にも書きましたが、20代の頃、
私はあまり豊かではありませんでした。
だから、日々の生活や貯金で精一杯で、
旅行をする余裕はなかったんです。
たまに女装の仕事で地方に行かせていただくことはありましたが、
観光の余裕もなく、目的地に行くだけでトンボ帰り。

 そんな私も30歳を超えて、ある程度の経済力をつけると
社会でのお付き合いも広がっていきました。
沢山の人に出会い、教えたり、教わったりする。
そうしていくと不思議と出会った方の出身について
興味を持つようになっていきました。

 若い頃は風土が育む人格形成について
無頓着な私でしたが、
対人関係のデータベースが充実してくると
ある地方出身者には共通の特徴があるなとか
もしかしたら、こういう気候や地形や歴史が
人格形成に影響しているのではないか
という仮説を立てるようになりました。

 そして、その仮説を検証すべく、旅をするようになりました。
そう、それはレジャーではなく、
自分の立てた仮説を検証する、フィールドワークです。

フィールドワークの具体例

 だから、私の訪ね先は観光地ではなく、地方都市の街中だったりします。
地方都市なんて、東京の縮小版で、どうせ全国チェーン店ばかりなんでしょ。
という意見もありますが、同じチェーン店のオペレーション(業務内容)
だからこそ、かえって際立つ個性というのもあるのです。
同じようなもので比較した方が、違いって分かりやすいでしょ。
昔のフィギュアスケートのコンパルソリー(規定演技)みたいなものです。

 また、必ずその土地のスーパーにも立ち寄ります。
同じようなフォーマットのはずなのに、どこか違う
この違いがその土地の個性だったりするのです。

 陳列の仕方が奔放なところもあれば、
繊細で几帳面なところもあります。
また、食品部門に行けば、その土地の人々の食文化がわかります。
ここはこんな魚を食べるのかとか、
調味料も醤油ひとつとっても味が違います。
違いを発見しては、どのような文化や気候が背景にあるのかを考えます。
無料のタウン誌があれば、それも手に入れます。
その土地の求人広告を見て、傾向や賃金水準をチェックします。

 そうして、ゆっくりとその土地の輪郭を掴んでいき、
それが終わると、その街の飲み屋に出かけたり、
少し郊外に足を伸ばしたり、
有名な神社に行ったりするのです。

 実際に行ってみなければ気がつかないことが沢山あって、
一度行って、興味を持ったところ、気に入ったところは何度も足を運びます。

 地理・歴史オタクと言われたらそうかもしれませんが、
調べて、その土地のことを知ると、
そこの出身の人とも、
より仲良くなれたりしますし、
人間関係もより円滑に進みます。

旅先の非日常は必ず日常へフィードバックされる

 旅は日常と違った景色の中で五感を働かせるので、ストレス解消にもなります。
また、旅先で日常との差異を見つけると、
元々の日常も新鮮に感じて
旅から戻った後に、日常が愛おしくなったりします。

 そして、誰とも話さず、自分自身と対話をしながら行動を決める
ということも、日常に役立ってきます。
判断力・決断力が高まり、自己認識が深まります。

 だから私は一人旅に出るのです。

 近場で始めても良いのです。
電車で一時間も揺られたら 、
大概は知らない街です。
アナタも一人旅という名のフィールドワークを始めてみてはいかが?
ほほほ。

Text/肉乃小路ニクヨ

ライタープロフィール

肉乃小路ニクヨ
東京の片隅でひっそり生き続けるちょっぴりしょっぱくてサワーなニューレディー。オーバー40歳、崖っぷち女装

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