• love
  • 2015.07.14

欲望をむき出す女はマナー違反?淑女がまとう「ヴェール」の正体

ニューレディー・肉乃小路ニクヨが提唱する「ニューレディー」の生態、痴態、生き難さ、そして上品でいることの大切さ。今回は、淑女についてお届けします。あなたもニューレディーを目指してみませんか?

淑女のメリット

肉乃小路ニクヨ 恋愛 ニューレディー おネエ 淑女
by torbakhopper

 ニューレディーの肉乃小路ニクヨです。

 最近では「おネエ」という便利な言葉が出てきて
私も「おネエ」の亜種にカウントされているようです。
それはそれで、間口が広がるので受け入れていますが、
本人の自覚ではニューレディーです。

 さて、その肩書きからもわかるとおり、
レディー(淑女)に憧れがあります。
それは上昇志向であるとか、
スノッブな感覚が好きだからということではありません。
それが生きる上でのお作法として合理的だと思うからです。

 人間は一皮向けば野蛮な動物です。
ちょっと油断すると欲望は際限なく膨らみ、
性的衝動や暴力的衝動に支配されながら生きています。
そんな人間達が知恵を出し合って決めたルールが法律です。

 法律のおかげで私達は不要な欲望や衝動の衝突を避けながら
生きていけるようになったのです。
だから、私、意外と法律も好きなんですよね。
そして、法律を遵守させるべく活動している警察の皆さんも好きです。
制服姿の見かけがセクシーであるというのも理由かもしれませんが。
ふふふ。

 法律のおかげで不要な争いというのはだいぶ少なくなっていますが
法律では抑えきれない欲望はまだたくさん残っています。
そして、それは自分自身にも回りの人達にもあるのです。

 ちなみに私は欲望を否定しているわけではありません。
欲望は人間の生きるモチベーションにもなります。
そもそも、生きることは、もしかすると欲望を実現することそのもの、なのかもしれません。

欲望をむき出しにすると


 でも、法律に触れないにしても欲望をむき出しにすると
何故か足を引っ張られます。
社会というのは人間が寄り集まってできている共同体です。
みんなで集まると、みんなのために、自分の欲望をある程度
我慢しているのです。そうやって社会は円滑に回っています。

 そんな中で欲望をむき出しにすると
周りはどう思うでしょうか。
自分勝手、自己中心的、下品。
そう思われ、足元をすくわれます。

 かといって、自分のやりたいことを
周囲に遠慮して抑制していては
生きていても面白くない。
そんな時に「上品さ」が非常に役に立ちます。


欲望にかけるヴェール


 上品さは、自分の欲望にかけるヴェールだと思ってください。
欲望をヴェールで包んで、実行する。


 たとえば品の良いお嬢さんが
「私って食べ物を前にするとおばかさんなの、ごめんあそばせ」
と言って食べ物に手を伸ばすと微笑ましくて私は目を細めます。
たぶん自分が多少お腹が減っている時にされても、ある程度は我慢できます。
本格的に腹が減っていたら、
イラっときて意地悪をするかもしれませんが。ほほほ。

 欲望を包み隠す上品という名のヴェールは
具体的にはエレガンスとユーモアと謙虚さです。

いつでもエレガントに振る舞い、少しの笑いを忘れず、ごめんあそばせって
やっていると、意外と自分の欲望を通しても、
人から足を引っ張られることはなくなります。

 つまり
少しでも我慢せずにやりたいことをやり通したい方は
エレガントで、ユーモラスで、謙虚に見える行動やマナーを心がけると
合理的にやり通せるのです。


 そう考えると上品さを身につけたくなりませんか。
だから、私は淑女に憧れるのです。

Text/肉乃小路ニクヨ

ライタープロフィール

肉乃小路ニクヨ
東京の片隅でひっそり生き続けるちょっぴりしょっぱくてサワーなニューレディー。オーバー40歳、崖っぷち女装

今月の特集

AMのこぼれ話

アンケート

読者アンケート

AMではより楽しく役に立つサイトを目指すため、読者アンケートを実施しております。 本アンケートにご協力お願いします。

アンケートはこちら