• love
  • 2015.06.18

ついに結婚!バリキャリ女子の恋愛地獄はクローズするのか?

夜景の見えるレストランで、バラの花束の中にダイヤの指輪、そしてロマンチックにプロポーズ…なんて夢を見てはいられない!アラサーバリキャリ女子の結婚までの心の変化をトイアンナさんが書き下ろし!今回はプロポーズ編です!

アラサーの夢は夢だった

トイアンナ 結婚 プロポーズ バリキャリ アラサー 独身
Tim Simpson

 プロポーズといえば、女の夢。夜景の見えるレストランでバラの花束を受け取ると、中に小箱が。開いてみるときらめくダイヤの指輪。

「僕と結婚してください」

 なーーーーんて、総合職のアラサーは夢見ていられません。
ビルの夜景の一部として、オフィスの蛍光灯を夜遅くまで照らす日々。休日のカフェに入れば女子大生が「そろそろ結婚相手の候補見つけないとね!私たち、時間ないし!」と騒ぐのを尻目に会社のパソコンを開く。

 そんな人生の私にも、どうやら年貢の納め時は来たようです。プロポーズを、受けました。

 嘘です。受けませんでした。アラサーが夢を見てはいけませんでした。
思い起こせば大学3年生のころ、キャリアについて総合職志望の女子で話し合ったことがあります。その時の結論は「子どもを産む年齢でキャリアは変わる」でした。そして皆で約束したのです。「30歳までに役職になって、33歳で出産しよう!」と。

「そもそも、30歳までに役職つかないわ」と、自分の無能さや社会を責めても仕方がありません。役職は後でも手に入るけれど、出産はリミットがあるのだから!

プロポーズ小作戦

 当時私に彼氏はいましたが「結婚するよね」くらいの合意しかなく、コトは長くなりそうでした。
一般的に男性の精神時間は女子より遅い上「結婚?35歳くらいまででいんじゃない?子ども?うーん30歳くらいで欲しいかも」と時系列を無視してライフプランを立てているので、ボーっと期待しても無駄です。

 私が、プロポーズすることにしました。
場所は食後に立ち寄ったチェーン店のカフェ。

「ねえ、何歳までに子ども欲しいの?」

「33~35歳ごろかなあ、子どものためを思うと」

 奇遇にも私と同じ考え!運命じゃない?

「じゃあ、

33歳に産むなら、32歳で妊娠しなくちゃいけないよね?
32歳で妊娠したいけど、2年くらいは子どもなしで過ごしたいよね?
32歳から2年引いたら、30歳だよね?
30歳で結婚するなら、1年前から結婚式の準備があるし、入籍は29歳だよね?

君、今、29歳だよね?

どうしたいの?

以上が、私のプロポーズです。
著作権を放棄しますので、アラサーの皆さんどうぞご自由に使ってください!(涙)

婚約って、幸せ?

 と・いうわけで結婚の約束は取り付け、心は躍っていました。結婚式というとんでもない代物をすっかり忘れて。
でもそれは「世界がきらめいてる!ハッピー!」という感じとは程遠いものでした。

 もう戦わなくていんだ、という安堵のため息でした。

 田舎の宿命として「結婚適齢期が早い」というのがあります。
大学へ入っても「大学なんて、女が行ってもしょうがない。さっさと結婚しなさい」、就職しても「総合職なんて、女なのにみっともない。24歳までには結婚しなさい」。

 そんな意見を無視してキャリアを進めても、年齢を意識させられる出来事は山ほどありました。後輩の結婚。合コンでちやほやされなくなる、25歳の壁。毎日殴られっぱなしで「でも、私にはキャリアが!」と踏ん張っていた10年弱。立ってるの、もう限界。

 私の道は確かに明るくなりましたが、それはいつもの空が快晴になったのではなく、立ち込めていた暗雲が消えてくれた、光でした。

ステータス「婚約」の無駄遣い

 さて、結婚することになった、という報告を誰にするか。例の33歳で出産を誓い合った仲間は、全員当時の彼氏と別れていたので連絡できない。とはいえ、私の周りはこれまたバリキャリ女子だらけなので、なんとなく報告しづらい。

 頭を抱えていると、ポップアップするLINEが、1件。連絡を絶っても絶ってもコンタクトしてくる、元彼でした。

「あ、結婚するからもう連絡してこないでくれますか?それじゃ」

--親より先に、元彼のけん制に結婚ネタ使っちゃったよ・・・・・・。死にたい・・・・・・。

 でも、こうして結婚を盾にできるようになったことで、初めてパートナーに守ってもらえた気もしました。「守る」には身を挺する以外にも、いろいろな方法があるんだなと。

☆次回は、結婚式場探し編です。

※年齢、場所などは一部修正して個人情報がばれないようにしています。ご了承頂けたら幸いです。

Text/トイアンナ

ライタープロフィール

トイアンナ
外資系OL。恋愛をザクザク分析するフェミニストのアラサーです。

今月の特集

AMのこぼれ話