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  • 2016.03.16

知っているのは身体だけ…セフレとの間に「愛」はありますか?

春は出会いと別れの季節…。男女の関係だけじゃなく、師弟や同僚との別れに、愛しさやかけがえのなさを感じることも多いのではないでしょうか。センチメンタルな季節にゆっちさんと愛の意味を噛み締めませんか?

教え子の卒業で知った愛

ゆっち 独身女性 現役高校教師がいく地獄の恋散歩 趣味 恋愛
©David McDermott

 先日卒業式がありました。
今年送り出す卒業生は、自分が1年目の時から見ていた生徒たちなので、感慨深いものがあります。一人一人の顔を見ていたら、「あんなこともあった」「こんなこともあった」と、3年間の思い出が頭の中に浮かんで。
自分の中に、一人ひとりとの、エピソードがあるんですね。(これは私の趣味が人間観察なところや、教員として新米ということが大いに関係してると思うのですが)

 この子は、私の指導にひどく反発したなとか、慶應の小論文に一緒に立ち向かったなとか、誰もいない放課後の教室で黒板をキレイにしてくれていたな、とか。頭の悪い子、性格の悪い子、のろまな子、空気の読めない子、正直色んな子がいます。
でも、どの子も、私にとってかけがえのない子なんです。“この子には、こんな良いところがある”って全員の自慢ができるの。愛なんて大きなことは言いたくないけれど、「愛する」という感情を、25歳にして初めて抱いた気がします。

知っているのは身体だけ

 話は飛ぶのですが、この間、プライベートな連絡を間違えてセフレに送ってしまいました。
実は私、セフレには仕事から経歴まで色々と詐称していて(すごくチャラい合コンで出会ったので、お堅い自分のスペックを話すのが嫌だった…)、今まで自分がついてきた嘘が知られてしまうと大慌て(笑)。
連絡の内容については一言も触れず、とにかく平謝りして事なきを得たのですが…私が間違えて連絡をした1時間の間、彼は無反応。しかも、平謝りした後に送られてきた言葉は「何かの暗号かと思った(笑)」

 彼は、私が何の仕事をしていて、どれぐらいの収入があって、どの程度の生活をしていて、どんな人間と交友関係があって、日々どんな生活をしているのかとか、そんなことはどうでもいいんです。
彼は、実体のない私と関係を結んでいるの。そう思ったら、私が生徒に対して抱いているような感情が、この関係には一ミリもないことに気付いた。
「この女は美人じゃないけど、器量は悪いけど、こんなところがある」とか、「あいつとはこんなことがあった」なんていう無二のエピソードが彼との間にはないの。そう、セフレとの間に“愛”はないんだ。

 こんなの当たり前のことなんだけど、愛する人が巣立っていく姿を見た私にとって、この関係性を突きつけられる事はなかなかショックで。
愛がある関係性は、永続的なものだと思うんだよね。もし相手がいなくなったとしても、私の心の中でその人は生き続ける。私はそういう人と出会いたいし、時間を共有していきたい。

「セフレ」がいる生活も、そろそろ潮時なのかもしれない。私が彼から卒業する日も、そう遠くはないのかも…。

Text/ゆっち

ライタープロフィール

ゆっち
高校で国語を教える傍ら愛とか恋とかについて考えるアラサー。

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