• love
  • 2015.06.10

何度も手に入れた瞬間が味わえる「二番目の女」がやめられない!アラサー女子の恋愛禁止条例/ゆっちの地獄の恋散歩

物凄く欲しいコートを試着することと、「二番目の女」になることの共通点とは?25歳を越えたら「欲しいものを手に入れたいだけの恋愛」はしてはいけない?ツイッターで話題のゆっちが右往左往しながら男女について綴ります!

メイン2
AMELIA SPEED

「欲しいもの」が、いつも心の中にあります。
今月末はボーナス!ここ数年ずっと欲しかったプラダのカナパを買っちゃおうかな、それともセリーヌのラゲージ?どちらも今更過ぎる?・・・そんなことばかり考えている今日この頃。

 去年のボーナスで、学生時代に手が出せなかった数十万するコートを買いました。しかし年が明け、そのコートの新しいモデルが発売されて…次のボーナスでまた同じようなコートを買い直してしまいました。
そんな私を見た母親が、こう言ったんです。

「ゆっちゃんは、買い物が趣味なわけじゃなくて、買うことが趣味なんだよね。欲しいものを手に入れる瞬間が好き。そうでしょう?」

物凄く欲しいコートを試着することと、「二番目の女」になることの共通点

 大学時代に付き合っていた人は、いわゆる尽くすタイプの男の子でした。
毎日メールは欠かさないし、週一回のデートもちゃんとプランニングしてくれる。会えば必ず私を褒めてくれるし、今思うと歴代で最高の彼氏だったかもしれない。

 でも、そんなことが半年も続くと、彼のそんなマメな部分が嫌になりました。
そして、その嫌が積み重なって、セックスはおろか、キスも、手を繋ぐことも無理になって・・・あんなに好きで付き合ったのに、どうして?

 それから関係を持った男性…本命彼女の二番手、数あるセフレの中の一人、彼女を作る気のないチャラ男、奥さんがいる既婚者。絶対に自分のものにならない相手ばかり選んでしまう。

 たまにしか会えない日を心待ちにし、たまにしかこないメールに一喜一憂し、たまにするセックスに愛があったと錯覚する。手に入らない相手だから、欲しくなる。相手の一部分しか知らないから、価値観が合わなくて気持ちが醒めることもない。そんな時に相手がくれる「好き」なんて甘い言葉は蜜の味。
私は、いつも誰かの「二番目の女」です。

 今の自分には手に入れることのできない、物凄く欲しいコートを鏡の前で試着する。誰かの二番目の女になる。
どちらも、ただ欲しいものを手に入れたいだけ。だけど、手に入るようで入らない、そんな瞬間、一番気持ちが高ぶるんです。

アラサー女子の禁止条例:25歳を越えたら「欲しいものを手に入れたいだけの恋愛」はしてはいけない!

 いつも二番目の女にしかなれない私に、常に彼氏が途切れない恋愛マスターの友人が放った一言が頭に残っています。

私はゆっちみたいに『手に入れた瞬間』だけ楽しむ恋愛は絶対に出来ない。少しぐらいカッコ悪くても、自分のことをずっと好きでいてくれる人がいい。私が呼べば絶対に来てくれる、そういう人がいい」

 二番目の女でいることが、欲しいコートを試着することだとしたら、誰かと付き合うことは、手に入れたコートを何年も着続けていくことだと思います。

 25歳を越えたら、「欲しいものを手に入れたいだけの恋愛」はしちゃいけない。
「手に入れたものを受け入れる恋愛」をしなきゃいけない。

 もしかしたら、欲しいコートより劣るものかもしれない。気づかなかったけれど、変な場所にポケットが付いているかもしれない。思っていたより、自分に似合わないかもしれない。クリーニングに出す手間がかかるかもしれない。
それでも、そのコートを着続けて、体に馴染ませていくような、そんな恋愛を、私たちはしなきゃいけない・・・。

 と、偉そうに言っても、身の丈に合わないものを手に入れる瞬間ってのは、やっぱり最高なんだよね・・・まだまだ欲しいものも、欲しい男も手に入れたい!!!
私は、今夜も新しいコートを羽織りつつ、久しぶりに逢える男の元に向かうのでした・・・

Text/ゆっち

ライタープロフィール

ゆっち
高校で国語を教える傍ら愛とか恋とかについて考えるアラサー。

今月の特集

AMのこぼれ話