わたしはヤリマンなのか?「Y-1(ヤリワン)グランプリ」を主催して戦った結果

わたしは「ヤリマン」なのか?

記事・画像に関連した言葉を複数入れる Miranda Wipperfurth

 面と向かって「ヤリマン」呼ばわりされたことが、わたしは過去に3度あります。

 1度目は大学生の時。実家のリビングで、親が寝静まった後に地元の男友達と酒を飲んでいた際のことでした。遊んで帰ってきた弟(当時高校生)に向かって男友達が言ったのです。「お前のねーちゃん、ヤリマンだって知ってる?」と。

 正直にいって、自分がヤリマンだという意識がまったくなかったわたしとしては青天の霹靂でした。「は? 勝手なこと言わないでよ」とすぐさま反論したものの、弟は薄笑いを浮かべて「いやー」と首を傾げています。弟からすると、わたしの男友達は、同じ中学の3つ年上の先輩で、当然、特に意見出来るわけもなく、気まずい雰囲気を残したまま、自室のある2階へと消えていったのでした。

 2度目に「ヤリマン」と言われたのは、20代半ばの頃。恋人だった男性からでした。まだ付き合い始めの盛り上がり絶頂期で、会えばいつもセックスをしていました。その日も、うちに泊まりに来た彼とセックスが始まったのですが、最中に突然、「このヤリマン!」と罵られたのです。「えっ、いきなりヤリマンとか何!?」とこれまた驚いて抗議したものの、「このヤリマンめ、俺は知ってるんだ」などと、確信をもってヤリマン呼ばわりしてきます。この人はいったいわたしの何を知っているんだ。

 その当時のわたしの経験人数は、大雑把にいって50人から100人までの間だったと思います。これ、多いととるか少ないととるか、微妙に難しい数字だと思いませんか。ヤリマンと胸を張るには少なさすぎる数です。けれど、「経験人数は少なめです」と言える数字でもない……とにもかくにも「彼女をヤリマンと罵りたいプレイ」に没頭している彼のことは、スルーしてやり過ごしたのでした。

 過去2回の男性からの「ヤリマン」発言。これをわたしは不本意に思っていました。なぜならば、「わたしなんてさしてヤリマンじゃない」と考えていたし、そもそも「出会い頭にいいなと思った人とセックスをすることはヤリマンなんだろうか」という疑問があったのです。

 というわけで、この「ヤリマン」という言葉に対する長年のもやもやを晴らすべく、どういう誰がヤリマンなのか民意を問う、というコンセプトで開催したのが、先週の最後に述べた、ロフトプラスワンのイベント「Y-1(ヤリワン)グランプリ」でした。