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  • 2016.04.16

用途がわからないおしゃれな物体は大体アダルトグッズ

男性に美容グッズをエロいグッズだと間違われた経験ってありませんか?ピンクだったりシリコン製のものを人はアダルトグッズと勘違いしがちです。しかし、最近のものは逆にオシャレ。そこで、大泉さんはバーにiroha+を置いてみることにしました!その結果をご覧ください!

ピンクは「エロいグッズ」にまちがわれる

大泉りか アダルトグッズ iroha
©kait jarbeau is in love with you

 先週までの三回に渡り、「性との関わり」について書いてまいりましたが、今回はいったん中断し、ちょっと別の件について書きたいと思います。
というのも、アダルトグッズって人に見つかると、本当に恥ずかしいじゃないですか。特にわたしが嫌なのは、彼氏やセフレに見つけられた際に、「へぇ、こんなの使っちゃうだなんて、エッチなんだねぇ」とニヤニヤされることで、「わたしにはオナニーをする権利があるし、それをだしにしてお前に興奮される筋合いはない!」と思ってしまう(そして口に出して言うので、うんざりされる)。
むしろ「わっ、こんなものがっ……す、すみません、見えてしまったようで……」とドギマギしてくれたなら、「一緒に使ってみます?男性にだって使えるし」ってなるんですけどね。ややこしい性癖ですが。

 何が言いたいのかというと、先日、自宅の食卓の上に、行きつけのエステで進められて買った、スライドカッピングに使うリフティングコーンを何気なく置いておいたところ、配偶者に「なにこれ、またエロいグッズ買ったの?(ニヤニヤ)」とあらぬ誤解を受けたという事件がありました。
「エロくないよ。これは普通に美容グッズだから」と冷静に説明をしたのですが、人ってピンク色で透明でぺかぺかツルツルしてるシリコンっぽい素材のものを見ると、「エロいグッズ」を連想しがちなのね、と思った次第です。

 けど、今の女性向けアダルトグッズって、もう全然違いますよね。というのも、先日、女性向けセルフプレジャーグッズであるirohaの新商品、iroha+(イロハプラス)の「りんごとり」をいただいたのですが、これがめちゃくちゃ可愛い。
林檎と鳥を合わせた形で、色は林檎の皮のような紅色で素材はしっとりマット。
ここまでくれば、そこらに置いておいても、男子にはアダルトな使い方をするものだとは気が付かれないのではないか。実際に検証してみることを思いつきまして、こっそり家から外に持ち出して、行きつけのバー(※実はわたしの夫は、東中野でバーを経営してます)のカウンターにこっそり置いておくことにしたんです。軽くテロです。

 バイトの女子大生ちゃんなんかが、「可愛いー、これ何ですかー?」と無邪気に触っているのをニヤニヤしながら観るとか、趣味が悪すぎますよね。しかもそれを仕込んでるのが、オーナーの嫁という悪質さ。
まぁ、そもそもがアダルトビデオが棚に並んでいるようなバーなので(ハプバーじゃないですよ、映画、プロレス、アイドル好きの集まるサブカルバーです)、勘弁にしてもらうことにしまして、さりげなく酒の並んだカウンターにちょこんと鎮座させたわけです。

 結果、常連の方々は、見慣れないものが、カウンターの上にあることにすぐに気が付いたものの、一発でアダルトグッズだと看破した人はいませんでした。
では、何だと思ったかというと「でかい箸置き」(形的にはありそう)、「赤福?」(東京ひよ子とごっちゃになってはいないか)「カフェにあるやつ」(オシャレなオブジェだと言いたかったと推測)「イチジク」(色がね。けど、どう見ても違うだろ)といった具合で、ただ、しばし弄った後、「こういう用途がわかんないやつは、オナニーグッズと相場が決まっている」と鋭く答えた人もひとりだけいました。ご明察、乱暴だけど一理ある。

 というわけで、「新しいirohaは家に置いてあっても、アダルト用途だとは、マジでなかなか気が付かれないぞ!」ということをお伝えしたかったのですが、だからこそ、うっかりそこらに置いておくと、それと気づかれずにペットをあやす道具にされたり、子供の手に渡ってしまうこともありうるわけで、いくら可愛くても、やっぱり隠しておいたほうが無難ですね。見つかっても「エッチなものがある(ニヤニヤ)」されないだけで、わたしにとっては、もうお宝です。


…次回は《性癖は「生まれつき」と「教え込まれたもの」で作られている》をお届けします。

Text/大泉りか

ライタープロフィール

大泉りか
キャバ嬢、SMショーのM女、ボディペインティングのモデルなどの経歴を経て、現在は官能小説家、ライトノベル作家。

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