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  • 2016.02.07

「恋する女子の可愛さ」が詰まってる『地獄の釜』が開いたとき…

LINE流失から始まった芸能界の恋愛事情。今週はInstagramとTwitterで繰り広げられた恋愛事情…2016年早々から今年は「地獄の釜」の蓋が開いたみたいですが、恐ろしいことに正当な理由が存在するこの釜。アナタはSNSで繰り広げられる恋愛合戦どう思いますか?

恋の叫びと愛の記録が溢れ出す!

大泉りか 狩野英考 川本真琴 加藤紗里 インスタ instagram
by destinyandfaith

 2016年、“地獄の釜”の蓋が開いたぞーーーー!

 ベッキーとゲス川谷のLINE流出に引き続き、今度は歌手の川本真琴が「大好きなんだも」「わたしの彼氏を取らないでください。」とメンヘルツイート。
その相手が芸人の狩野英孝と発覚したことも衝撃でしたが、さらには、Gカップモデルモデルの加藤紗里がインスタグラムで狩野英孝との寝顔ツーショット画像とともに、交際宣言。

 そのひとつ前の投稿は、狩野英孝からプレゼントされたらしき愛の刻印入りのネックレス画像。
ウェブ上に次々と曝け出される恋の叫びと愛の記録。
本当は当事者たちの中だけに、仕舞っておかれるはずのこれらが、“地獄の釜の蓋”が開いたことで、溢れ出してきた。

 いや、“地獄の釜”の蓋など、おそらくはとうの昔に開いていたのです。
彼氏とのラブいツーショットプリクラをtwitterにアップする若造など、以前から嫌というほどいましたし、彼氏と行った旅行の写真をFBに載せるのも、そう特異なことではありません。

 けれど、「彼の職場の人も見る可能性があるから、あんまりバカみたいに見える彼の画像は出さないようにする」「彼と一緒にベッドでイチャイチャしている画像はさすがにアップするのはみっともない」と自粛したり、twitterのつぶやきについても、彼への思いを綴ったポエム風のものばかりをツイートしていると、アレな人に思われると自制していた。
が、そんな理知的判断も、恋する女のリビドーはいとも簡単に突き破ってしまうことが、今回、川本真琴によって、証明されることとなりました。


"地獄の釜"の恐ろしさとは?

 リベンジポルノは、一般的に、相手に拒否されたことや、傷つけられたことの仕返しに、私的な性的写真をバラまくことです。
自業自得とはいえ、岡田斗司夫の件も、わたしはリベンジポルノだと思うのですが、今回の川本のつぶやきがリベンジポルノとはっきりと違うところは、「付き合っている人のノロケ」をつぶやいただけということ。
例え、実際に交際は終了していたとしても、川本サイドがそれを認めていなければ、川本にとっては、狩野はまだ彼氏である。
彼氏のノロケを呟くことは、誰に止められることではないし、それがただのノロケではなく他の女に対する悪意ある牽制であったとしても、

「私は彼の彼女なんだから、誰かにこそこそしなくていいんだし、もっと言っていいと思って書きました。」(川本真琴のtwitterより)

とまで言われては、反論のしようがない……。

 そういえば、以前、同棲していた男の浮気が発覚した際に、そのお相手のSNSを見たところ、その男の写真がバッチリとアップされていました。
その浮気女性とわたしとの間には、共通の知り合いも数多くいたせいか、「付き合っている相手です」とはハッキリと明言はしていないものの、あきらかに一緒にいるシチュエーションの写真で埋め尽くされていて、ふたりの愛の記録と言うのに相応しい様相。
まさに“地獄の釜”の底を覗いた思いです。

 この“地獄の釜”の恐ろしいところは、多少メンヘルっぽさや幼さはあれど、「恋する女の可愛い行為」という正当な理由があること。
画像を公開されたり、遠まわしなノロケを呟かれるのが嫌で「止めてくれ」と頼もうにも、「私は彼の彼女なんだから、誰かにこそこそしなくていいんだし、もっと言っていいと思って」と言われてしまえば、なかなか止めろという手立てはない……とにもかくにも、「恋する女の可愛い行為」という錦の旗を掲げることで、「この男は自分のものだ」と世界に主張する時代の到来を感じたのです。
皆が皆、「この男(女)はわたし(俺)のもんだ!」とネットソーシャル上で主張することで、風通しスッキリ!

 まぁ、それはそれで息苦しくなりそうですけど……。

…次回は《被虐的な性的興奮を憶える「アレの飲み方」》をお届けします。

Text/大泉りか

ライタープロフィール

大泉りか
キャバ嬢、SMショーのM女、ボディペインティングのモデルなどの経歴を経て、現在は官能小説家、ライトノベル作家。

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