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  • 2015.07.11

突っ込んだだけで気持ちいい男性器がある!?肉食系人妻がセックスで求めるもの

世の中には前戯は関係なしで、突っ込んだだけで気持ちよくなる男性器がある?その男性器を知ってしまったら幸せになれない?今回は、ハプニングバーにも通う、肉食系人妻がセックスで求めているものに迫ります!

 常々、「食べてみたい」と思っていて、しかし、ひょっとして一生食べる機会は訪れないのではないか、と思っているものがある。それはなにかというと、フグの肝だ。

 フグといえば毒のある魚として有名だが、肝は毒を持っているため、現在では食用が禁じられている。
しかし、禁じられているといっても、実際のところは、抜け道がないわけではないらしい。現に「食べたことがある」という人にも、会ったことがある。
その人の話によると、アンコウやカワハギなど比べものにならないほどに美味だそうで、毒に当たって入院した人であっても「今回はしくじってしまったが、また食べたい」というほどの味わいだそうである。
そんなもの食べたいに決まってる。が、冗談ではなくかなりの確率で当たるそうだ。でも食べたい。悩ましすぎる。

前戯なんてどうでもいいと言う“肉食系人妻”

大泉りか 官能小説 人妻は不倫の夢を見るか
jorgemejia

 さて、話は変わって、先日、浮気をしまくっている、という二人組の人妻の方とお会いした。
ハプニングバーにも一緒に足を運ぶ親友同士、互いの赤裸々な浮気事情をすべて把握している仲だそうだ。ふたり揃ってやや豊満な肉体に、胸ががばりと開いていて、身体のラインがバッチリとわかるセックスアピールのつよい服装。いかにも“肉食系人妻”というに相応しいルックスをしていた。
このふたりが口を揃えていうのが、「前戯なんてどうでもいい、とにかくチンチンを突っ込んで欲しい」ということだった。

 なるほど、クリトリスが敏感すぎて痛い、もしくは、くすぐったいから触られるのが苦手、という女性の声を聞いたこともあるので、まぁ理解できないわけでもない。
わたしは前戯重視派――前戯は男性の誠意の表れだと思っている――ので「どうでもいい」には賛同しかねるが、あまり不器用な愛撫をグチグチグチグチやられるよりは、いっそ、勃起したペニスを差し出していただいて、自分で気持ちよくなったほうがいいというのも、わからないではない。
けれど、それならば、バイブレーターでもいいのでは、という気もする。

突っ込んだだけで気持ちいいチンコがある!?

 セックスの目的のひとつに“エクスタシーを得ること”があるのは間違いないが、それだけでは味気ない。
相手と交わす照れ混じりの忍び笑いや、肌が触れ合った時の温もり、「相手を気持ちよくしよう」として自分の出来ることを模索し、実行する悦び、そして相手が「気持ち良くしたい」として尽してくれること。そのすべてがセックスの醍醐味ではないか、と思っているからだ。

 しかし、とにかく挿入派の彼女らの不満は「粗チンばっかりで嫌になっちゃう」ことらしい。そりゃそうだ。
中折れやらEDやらで悩んでいる男性は多いし、その心配はなくとも、巨根は努力で作れるものではない。いや、もちろんシリコンを入れれば、サイズは確実にアップするけれど、実際、そこまでする男性ってあんまりいないですよね。

 彼女たちが、ハプニングバーや人妻合コンや出会い系でオトコを漁っているのは、「たまにいる、いいチンコの持ち主」との出会いを期待してのことらしいが、聞けば聞くほど、「そんなにチンコって大切ですか?」という謎が鎌首をもたげてくる。

 最初は「粗チン」なんて酷いことをいうものだから、自分で気が付いているかいないかはわからないが、旦那さまを始めとする、男性という生き物に恨みがあり、それを晴らすために、男とセックスをしては「こいつも大したことがない。男って生き物はやっぱりくだらない、どうでもいいものだ」ということを確認しているのかと思ったが、「いいチンコいいチンコ」と連発されると、世の中には、突っ込んだだけで思わず「いいチンコ」と思わず呻ってしまうような、ノー前戯であることをチャラにするかのような、そんなペニスがあるのでは、という気にもなってくる。
そして、「そんなものが世の中にあるのならば、ぜひ試してみたいものだ」という欲も沸いてきてしまうではないか。

 しかし、その「いいチンコ」を知ってしまうと「いいチンコ」以外は「粗チン」となってしまうのならば、知らないほうが幸せという気もする。まさにフグの肝である。探し求めて食うか。しかし食うなら相応の覚悟が必要だ。

…次回は《「人のセックスを笑うな」ならぬ「あえて笑いたい人のセックス」とは》をお届けします。

Text/大泉りか

ライタープロフィール

大泉りか
キャバ嬢、SMショーのM女、ボディペインティングのモデルなどの経歴を経て、現在は官能小説家、ライトノベル作家。

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