人生の幸せを増やすには今の100倍素直になること/下田美咲の恋愛非常識

恋愛の常識:ビッチよりも手堅い女の方がちゃんと結婚できて幸せ。ビッチは幸せになれない。
下田式恋愛非常識:手堅く結婚しているのがビッチ。逆に手堅すぎる子が結婚できてない。

ビッチと手堅すぎる子では、どちらが結婚して幸せになるか? 前回は、手堅く結婚しているのがビッチで、手堅くいこうとすると結婚からは遠のいてしまう傾向がある、というお話でした。

我慢は捨てて、やりたいことやって幸せの数を増やす

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そもそも「幸せ」とは瞬間的に感じるものだから、結婚したからずっと幸せということはないし。それに幸せに関して言えば、手堅い結婚のために色々我慢をしたり、関係を持つ相手を吟味しすぎたりしていると、人生で獲得する恋愛の幸せの総数は、少なくなるし。

じゃあ、どうすればいいか。別にビッチやヤリマンを目指さなくていいのだけど、今の100倍、素直になった方が良い。自分の欲望に。そんなに後先を考えなくていい。したいデートは、したほうがいい。目の前の唇に、自分の唇を重ねてみたい気がしたなら、迷わず重ねる方向で動いた方が良い。やりたいと思ったことはやったほうがいい。「これをやってしまったら、私、ビッチになっちゃう」とか心配しなくていいし、「手堅くいかなきゃ」って頑張らないほうがいい。

自分が今、何を欲してるのか。もっと本音を把握して、その本音に臨機応変に対応したほうがいい。

定義に当てはめるのはただの妥協

よく「ビッチになっちゃうからそれはやらない」って人がいるのだけど、そこはまず置いておけって感じがする、本当に。
「いま手堅く決めたほうがいいだろうから、ここで結婚しなきゃ」も、やめたほうがいい。だって、そこに本気で幸せ感じてるの?って疑問に思うから。

定義に当てはめることによって、妥協してることに気づいてないんですよ。ビッチになっちゃうから、ってやらないことで、一個の幸せを逃してるし、手堅く生きなきゃって考えることで、本当はまだ先に理想があるかもしれないのに、ここでもういいやって切っちゃってる、タイムを。
それが、妥協になってるのだけど、定義が前に来すぎちゃってて、妥協だってことに気づいてなかったりするから。これは定義に則ったんだからOK、で、終わっちゃってる。でも、それ、定義を外せばただの妥協だから。

なんか、それって自己ベストじゃないよなって思う。手打ちにしてる。定義に当てはめるって手打ちだから、定義は平均であって、みんなの平均で、自分の幸せは、そこからはみ出るものだから、そのはみ出しを押し込めちゃってるから、枠内に。はみ出したそこの幸せ殺しちゃっていいの、って感じがする。

そうすることで安心できるっていうのもあるのだろうけど、今回の人生、幸せの自己ベストを狙うのだったら、定義にはまった選択はしない方が良い。幸せを感じるツボって個性がありすぎる部分だから、専用の物差しじゃないと測れないことばかりで、定義は邪魔になる。