微妙な関係の男には「せっかくだから」の誘い文句が便利/下田美咲恋愛非常識

恋愛の常識:男を立てる会話の「さしすせそ」といえば、「さ・さすが〜」「し・知らなかった〜」「す・すご〜い」「せ・センスいい!」「そ・そうなんだ〜」
下田式恋愛非常識:下田式は受け身よりも攻めの「さしすせそ」。「さ・さっきから」「し・したことない」「す・好き」「せ・せっかくだから」「そ・そんなこと」

前回のコラム「確実に男に刺さるキラーワード「さっきから思ってたんだけど」」は、「さしすせそ」の「さ」と「し」まででした。今回は後半です。
一般的なモテの「さしすせそ」と組み合わせると最強なので、使ってみてください。

「好き」「好き、○○くらい、好き」

モテる女性のイメージ画像 Jonathan Kos-Read

「す」はね、やっぱり「すごい」よりも「好き」のほうがいいと思いますね。もう「好き、大好き、超好き!」って言う。「すごい」と「好き」は言うタイミング一緒で大丈夫だから、ぜひ使って欲しい。

「好きなんだけど」、「好きだわぁ~」とかなんでも言う。もう軽い感じで、相手がなんか面白いことを言ったときに、「それ、好き!」みたいな。

そう、あと「それ」を付けるだけで、「好き」がめっちゃ言いやすくなるからオススメ。
「それ」を付けて、その人の細部を「好きだ好きだ」いちいち言うっていう作戦でもある。
「その発想、好き」とか、色々言えるから。「さしすせそ」の「そ」の要素も入ってくるけど。

私はもう「好き」は口癖。さらに上を行く方法としては、どのくらい好きかをくっつける。
「子どもを産めるくらい好きなんだけど」みたいな。私からしてみたら、付き合うよりも子どもを産む、のほうが、好きのグレードが低いので、全然言えちゃうんだけど、相手はそうは思っていないので、「子どもを産めるくらい好きだわー」って言っているうちにみんなが虜になっていく。

「好き」に関しては、どのくらい好きかも付けられたら一番いい。「好き、○○くらい、好き」っていう。

まぁ、「好き」は相槌で使うよりも、わざわざ言うのが効果ある。

「ねぇねぇねぇねぇ!」(私)、「なに?」(相手)、「好きなんだけど」(私)ってやつ。酔っ払ってないとやらないけど、酔っ払ってると、私、それしか言わない。なんかもう溢れ出てくるんですよね。
「ねぇ、○○さん○○さん、好きです!」って、そんなのしか出てこない。
しかも、何回もしつこくやるから、相手が「はいはい、わかったから、俺もだから」ってなって、私の「好き」に、みんな満更でもなくなっていくという。

「せっかくだから」

「せ」で、私がわりと使うのは「せっかくだから」

「せっかくだから今日も会おうよ」とか、誘うべきか微妙なラインのときに、「いやでも、せっかくだからさ、今日も集まろうよ」って。あと一押し必要なとき使える。
「せっかくだから、次の予定まで一緒に居ようよ」とか。とくに理由はなくても、理由がある、みたいな雰囲気を作れるから。
「せっかくだから、LINE交換しとこうよ」みたいな。「せっかく」を付けて、ゴリ押しする。

二日連続で会うって微妙に気まずいときにも、「いや、せっかくだから今日も会おうよ」って。
相手が遠慮しちゃうときに、自分から「せっかくだから」って言い出せば、「じゃあ(いいかな)」ってなりやすい。
カジュアルに「せっかく」使いが出来ると、空気をほどくのが上手くなるから、人から居心地のいい相手と思われるし、好かれる。