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  • 2014.09.05

年齢が上がるほどリスクヘッジ型の恋愛に!出会いを増やすことが成功のカギ(2)


 こちらのコラムはmixiグループ運営、日本最大級の婚活サイトyoubrideの提供です。

 市場を制するものは、恋愛を制す?
消費者トレンドをつかむマーケティング専門家のヨツモト先生が、ニシイ助手とともに恋愛市場の“いま”を読み解きます!
第一回「マーケティング専門家が今の恋愛市場を大分析!あなたの“恋の売り場”はどこにある?」も合わせてどうぞ。

Vol.3 行動しないと顧客は見つからない!

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ニシイ助手:ヨツモト先生、大変です!
各年代の未婚男性を調査したところ、年齢が上がるほど、恋愛に対して受け身になる傾向があるそうです。
これじゃあ、年上の未婚男性がますます結婚できずに残ってしまいます!

ヨツモト先生:そうなんだよ。40代の未婚男性にヒアリングしてみると、いいなと思う女性と出会っても、「どうせ俺なんて……」と思って最初から声をかけない男性が多いみたいなんだ。
「好きだけど、声をかけられない」という葛藤を解消するために、普通なら行動を変えて「声をかけてみる」んだけど、彼らは「好きだ」という気持ち自体にフタをして、あきらめてしまうんだね。

ニシイ助手:40代の未婚男性に限らず、最近はどの世代の男女もリスクテイク型(損失を覚悟で利益を求める)ではなく、リスクヘッジ型(損失を避けて堅実な策をとる)の恋愛をする傾向にあります。
否定されたくない、拒絶されたくないという思いで、恋愛のテーブルに最初からつかない人が増えているんです。

ヨツモト先生:「キャプテン」男性や「アネゴ肌」女性に人気がないのは、相手に上から目線で強く言われて、自分が劣等感を感じたくないんだろうね。
「包容力」男性や「癒し系」女性も、他人に対してやさしいというよりは、自分が傷つきたくないだけなのかもしれないよ。

ニシイ助手:でも、失敗を恐れている限り出会いのチャンスなんてないんじゃありませんか?
「包容力」男性は、女性から人気があるのに、自分から行動を起こさないから交際に結びつかないケースが多い気がします。

ヨツモト先生:イグザクトリー!
昔は、街で女性に声をかけるナンパ師がたくさんいたものだけど、彼らがなぜ女性をゲットできたのかといえば、成功した数以上に、山ほどの女性にたくさん声をかけて失敗していたからさ。

ニシイ助手:最近は誰も声をかけてくれないからつまんないですね。

ヨツモト先生:ん……? ニッシーくん?

出会いをつかむためには、行動範囲を広げて、たくさんの異性と出会う


ニシイ助手:合コンでモテる女性ってどんな子かわかりますか?
かわいい子よりも、全員とメール交換をしてネズミ講形式で(笑)人脈を広げていく子のほうが、結局男性と出会えるんです。

ヨツモト先生:ブリリアント!
出会いをつかむ方法は、ビジネスにおける「営業」とまさに同じなんだ。
前回、「優等生」「キャプテン」タイプの男性は、自分がモテる"売り場"を見つけようと言ったよね。でも、手っ取り早い方法がもうひとつある。

 100人探して顧客がいなければ500人、500人探していなければ1000人と出会うことだよ。
他のタイプより人気が少ないなら、そのぶん行動範囲を広げて、たくさんの女性と出会えばいいだけなんだ。

ニシイ助手:1社や2社に断られたくらいであきらめちゃうセールスマンなんていないですからね。
恋愛でフラれても、それは自分の商品特性がたまたまターゲットの需要に合わなかっただけ。
セールスポイントを見直したり、ターゲットを変えたりすれば、それでいいんですから。男性には、「うまくいかなくて当たり前」という前提で、まずは行動を起こしてみることをおすすめしたいですね。

ヨツモト先生:これまで3回にわたって話してきたことをおさらいしておこうか。

(1)自分のタイプを好きになってくれる相手をターゲットにする。
(2)相手から好まれるタイプの特徴を自分が身につける。
(3)自分のセールスポイントを生かせる売り場を見つける。
(4)行動範囲を広げて出会いの人数と機会を増やす。

 こうしたテクニックは、「自分がどう見られているか」という現状を把握して、「自分をどう見せたいか」という理想に近付ける行為だね。

ニシイ助手:つまり、自分のタイプと相手のタイプを知ることで、はじめて自分を売り込む営業戦略が立てられるってことなんですね!

ヨツモト先生:そう!そして、心理学の知識を活用すると、マーケティングはもっと面白くなるんだ。
次回は心理学で有名な「ジョハリの窓」理論を使って、これまでのまとめをしてみるよ。

Vol.4 自分の市場価値を広げる“ジョハリの窓”

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ヨツモト先生:みなさんは、「ジョハリの窓」という言葉を聞いたことがあるかな?

 これはコミュニケーションを円滑にするために考案された理論で、提唱した二人の心理学者ジョセフ・ルフト とハリー・インガムの名前を組み合わせて、ジョハリと呼ぶ。
まあ、バトミントン女子の強力なペアにオグシオ(小椋+潮田)がいたが、それと同じだな。

 早速だが、図2をご覧あれ。自分自身で「自分」をどれくらい認識しているかどうか、また、他人が「自分」をどれくらい認識しているかどうか、という観点から、自己は「公開された自己 」「隠された自己」「無自覚な自己 」「未知の自己」の4種類に分類できる。
そのうえで、コミュニケーションの円滑化には、「公開の窓」ができるだけ広いほうが良いと説いているのが「ジョハリの窓」理論なのだ。

 これは恋愛にも当てはまりそう。
偽りの自分像なんて、真剣に付き合っていれば必ず瓦解するもの。
また、交際相手は君のことを理解しているのに、肝心の君自身が自分のことをわかっていないなんて、すごいイタイ感じだよね。やはり、「公開の窓」を通じて、恋愛は良い形で育っていくものではないだろうか。

 では、どうすれば「公開の窓」を広げられるだろうか?
図を見れば一目瞭然だが、「自分自身で認識している⇔していない」を分ける縦線を右に動かして「盲目の窓」を狭めること(=①)と、「他人が認識している⇔していない」を分ける横線を下に動かして「秘匿の窓」を狭めること(=②)を同時並行でやらなくてはいってことは明らかだよね。

 で、①を実現するためには、耳が痛いかもしれないが「他人が自分のことをどう見ているか」をフィードバックしてもらうことが肝要だ。
そして②の実現には、本当は隠しておきたいネガティブな自分像をさらけ出す覚悟が求められる、というわけなのさ。

 さて、以前に紹介した「性格タイプ別の恋愛相関図」では、「優等生」タイプの男性や「良妻賢母」タイプの女性が恋愛対象として不人気だったが、これらのタイプは4つの窓に当てはめると「隠された自己」に近い。
もちろん根っから優等生・良妻賢母の人もいるだろうが、大半の人は「本当の自分を出していない。後から嫌な面が出てきそう」と直感的に避けているのだろう。

 逆に、「包容力」男性と「癒し系」女性には異性からの人気が集中していたが、その背景には、いろいろややこしい世の中でストレスが溜まって「癒されたい」という気持ちが大きくなっていることがまず挙げられそうだが、それ以外の要因として「隠された自己」が大きく関係しているように思う。

恋愛力をアップするために、
「キャプテン」「アネゴ肌」タイプと付き合ってみては


 人は大なり小なり「隠された自己」を持っている。
相手に自己を隠しているのは主にネガティブに受け止められることを恐れてだろうが、もし露呈した場合でも「包容力」「癒し系」タイプならやさしく受け止めてくれそうという打算があるのではなかろうか。

 恋愛初期は実態以上に理想的に振舞いたいのが人情だが、メッキはいつか剥げる。
長い目で見れば、できるだけ早くネガティブな面をカミングアウトすることも良縁には必要だ。それに、相手は自分の思っているほどネガティブには受け取らず、個性として肯定してくれるかも。

 また、押しの強そうな「キャプテン」男性や「アネゴ肌」女性も相当に不人気だったが、その背景には「無自覚な自己」がキャプテン・アネゴ肌を無意識に避けようとする心理的メカニズムがありそうだ。
どんな人でも多少の「無自覚な自己」を有しているものだが、それ故に「あなたは自分自身のことを何にもわかっちゃいない」とずけずけと指摘されるのは苦痛に他ならない。

 でも、その指摘こそが「公開の窓」を広げてコミュニケーション能力を高める有効策になるのは前述の通り。
恋愛力アップのためにむしろ、「キャプテン」「アネゴ肌」と積極的に付き合ってみてはどうだろうか。

 要は、「○○タイプはどうも苦手」などと気後れせずに、ご縁があれば積極的にアタックすべし。
アタック成功率を高めるためには、自分自身への認識を深めておくことが基本中の基本。

 そして、そんな自分を好きになってくれる異性のタイプも理解しておくとさらなる成功率アップも期待できそうだ。

【「結婚条件は“3高”から“3合”の時代へ!」につづきます】

編集:福田フクスケ
イラストレーター:ながれださわ
協力/youbride(ユーブライド)    

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