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  • 2014.08.28

結婚はスタートアップだけど、結婚生活はマネジメント 家入明子×福田フクスケ対談(第1回)

 2014年7月16日(水)に開催された、ブログ「手の中で膨らむ」が話題の家入明子さんと、ライターの福田フクスケによるトークイベント「日本一炎上しがちな夫を持つ妻と、独身アラサー男子の、AM公開相談室」の内容を、特別に再構成したダイジェスト版にて、全3回でお届けします。

若いうちに結婚したいならイケダハヤトを見習え!?

家入明子 福田フクスケ 手の中で膨らむ 結婚

福田フクスケ(以下、福田):今日は、結婚ってなんのためにするんだろう、結婚で本当に幸せになれるんだろうか、というのを明子さんに聞きたくて。

家入明子(以下、家入):え、2ヶ月ぶりに夫(註:起業家の家入一真さん)に会った私にそれを聞くんですか?(笑)
でも、今日はこのイベントのために、家で子供たちを見てくれているんですよ。

福田:ちゃんと連絡が取れてよかったですね(笑)。なんか世間では、セックスレスとか不倫とか離婚率の高さとか、「結婚してもいいことないよ」って話しか聞かないじゃないですか。
そのくせfacebookを見ると、旦那さんのために作った手料理とか、子供の成長を感じたちょっといい話とか、“幸せアピール”ばっかりで。

家入:どこの夫婦にも蜜月の時代はあるから、そこは寛大に見てあげていいんじゃない?

福田:でも、同年代の人でも、既婚者になると“向こうのステージ”に行ってしまってバカな話で盛り上がれなくなったり、「お前も結婚すればわかるよ」ってぼんやりマウンティングされたりして、独身者との間に断絶ができる気がするんですよ。

家入:これは写真家の新津保建秀さんが言ってたんだけど、カメラマンの目から見ても、男の人は結婚すると背負うものが増えて顔つきが変わるそうですよ。

福田:ほら、そういう話を聞くと、ますます結婚してない人は、してる人より“魂のステージが低い”って言われてる気分になるわけですよ!(笑)
そもそも、明子さんは18歳という若さで、どうして当時22歳の一真さんと結婚に踏み切れたんですか?

家入:うちは、親から「結婚したほうが扶養家族に入るから保険料が安くなるよ」と言われたもんで。

福田:すごく現実的な理由!(笑)
でも、最初のお子さんを妊娠中に、一真さんは会社をやめて起業するって言い出したんですよね。不安じゃなかったですか?

家入:当時、夫はデザイナーとしてそこそこの給料をもらっていたし、福岡は地方だから物価も安くて、生活コストが低く済んだんですよ。
それに、あの人がうちの親にすごいスピードで気に入られて、起業した当初は実家に間借りして暮らしてたんです。

福田:そうか、割と特殊なケースだったんですね……。
若いうちに結婚するなら、イケダハヤトさんみたいに地方に移住しろってことでしょうか(笑)。

起業家と結婚すると、マネジメントで苦労する

福田:俺が周囲の既婚者に結婚のきっかけを聞いたら、20代のときのノリと勢いで結婚した“ヤンキー型”か、女性が30歳になるタイミングで急かされた“けじめ型”が多かったです。

家入:あとは、男の人が海外赴任することになって、結婚してないと彼女を連れて行けないから……とかね。

福田:自衛官とか警察官とか、あるいは民間でも長期の地方赴任や海外赴任がある職業は、その前に結婚しておかないと……という焦りが男性にもあるみたいですね。
そういう職場は、“結婚して家族を養って一人前”みたいな考え方もまだ根強そうだし。

家入:そういう実質的な後押しや強制力がない限り、何もないのに男の人から結婚したいとは思わないよね。
自分一人の生活だけでカツカツなのに、そりゃあ重荷を背負って不自由になりたくないもん。

福田:別に、絶対に結婚したくないわけじゃないんですよ。でも、積極的にするメリットが見つからない。
男は30歳過ぎてからのほうが金や余裕ができて、これからもっとモテるだろう……って思ってますから。

家入:やっぱり、女性の側が自分のペースに巻き込んで、男性に結婚へのレールを敷いて歩かせるパターンが多いよね。

福田:あとはまじめな話、夫婦や家族のロールモデルが自分の親世代しかいないというのは大きいです。
親が自分に用意してくれたような経済力や教育環境は、もはやハードルが高すぎて、自分にそんな家庭が作れる気がしないんですよ。

家入:先が見えないことを不安に思ってたら、結婚なんてできないよ。
恋愛しているときは脳に麻薬物質が出ていて、結婚はその錯覚ですることだから(笑)。
そういう意味では、早く結婚したいなら起業家と付き合うのがおすすめ。“起業家タイプ”の人は、ゼロから自分の居場所を作り上げるのが得意だし、その先のリスクを考えないから。

福田:それ、一真さんのことですよね?(笑)

家入:ただ、起業家は自分の作ったものが安定したら飽きちゃうんですよ。
結婚はスタートアップだけど、結婚生活を続けることはマネジメントだから、管理職や雇われ社長みたいな“経営家タイプ”の人のほうが向いているんです。
その二つは別の才能なんですよ~。

福田:明子さんが言うとものすごく説得力があります!(笑)

【続きます。お楽しみに!】

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