セックス中にパンツしか褒めない最低ヤリチンカメラマンにフラれる!/二村ヒトシ×川村エミコ対談(後編)

2014年6月6日に開催された『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか?』の著者であり、AV監督としても活躍されている二村ヒトシさんと、お笑い芸人たんぽぽ・川村エミコさんの対談をダイジェスト版にてお届けします。
二村ヒトシさんの大ファンだと言う、川村さんの真剣な恋愛相談に注目です!

前編:「風呂の水飲めよ!」幼児化した彼氏に、たんぽぽ・川村がプッツンも合わせてどうぞ。

川村さんがヤリチンカメラマンにフラれる!?

二村:川村さんはヤリチンのことは好きにならないの?

川村:う~ん……、でも抱かれたいよね!(笑)

二村:インチキな自己肯定をしている男性を「ヤリチン」「俺様」「いばっているオタク」「ストーカー」の4タイプに分類したんです。
男性社会に甘えて自分の存在に疑いを持ってない男はこのどれかに当てはまるし、俺様やヤリチンはモテるけど、そいつが支配してた女性にふられてストーカー化することもある。
あとオタク男がモテだすと、たいてい俺様かヤリチンになるしね。僕自身がそうです。

この4タイプ以外の「まともな男」つまり自力で適切に自己受容できている男性は、絶対数も少ないし、そもそも恋愛を繰り返さなくても幸せになっちゃってるから恋愛市場にはいない。
だから恋に依存してる女性は「まともな男」とは出会えないんです。

川村:私、昔風呂なしアパートにずっと住んでたんですけど。
ある打ち上げで、家が近いからってことで連絡先を交換したカメラマンの人が「お風呂借りにきなよ」って言ってくれて。
3回借りにいって、3回目でそういう関係になったんですよ。その関係が何回か続いて、私は付き合っているんだって思っていたんですよ。
今の大人な恋愛は「付き合いましょう」「はい、そうしましょう」っていうやり取りがなくて始まるんだって思って、改めてあなたのこんなところが好きですって箇条書きばりに言ったら、「俺、そういう関係から付き合ったことないから」ってフラれて、「えぇ~!!」って(笑)だから、私は「例外があってもいいじゃん」って言ったんです(笑)そしたら、男の人が鼻で笑って終わっちゃったんですけど。
その人って、ヤリチンだったんですかね? そういうやり取りを経て、女の人はヤリチンを見極めていくんですかね。

二村:「付き合う気がない」ってハッキリ言うんだから、心まで食うタイプのヤリチンじゃなかったのでは?

川村:でも、外じゃ会ってくれなくて、「付き合ってるのに何でご飯を一緒に食べてくれないんだろう」って私は思っていましたから。

二村:あー、切り離すことによって、こちらの心を食っていくタイプか。

川村:おかしいな、と思うことはあったんですよ。
夜の営み中に私のことを褒めるんですけど、「パンツかわいいね」って言ってパンツを褒めるんですね(笑)そんな男の人いるんだ……って思って。他に褒めるところなかったんだろうな……。

二村:こっちが恋してると、パンツ褒められても嬉しいでしょ。

川村:嬉しかったけど、パンツか……って(笑)