BBQで手伝わずに男を釣る!本当に使えるモテテク研究

BBQは手伝えばいいってもんじゃない!

 突然ですが、世に溢れているモテテクを使って本当にモテますか?
現代に生きる男はバカじゃありません(それに引っかかるようなバカな男は眼中にありません)。
先代の女性たちが使っていた前時代のテクでは、もはやいい男はゲットできないワケです。

 ということで、世の中のモテテクに一言申したい!そして、本当に使える手を知らせるべきだ!という想いから始まったこの企画、第一回目はBBQでのモテテクを特集します。

 BBQでのモテテクは「下準備で『家庭的な女アピール』」という手法がほとんど。
しかしBBQで借りられる調理場のスペースは限られているうえに、包丁の数も満足に用意できません。
とはいえ「気の利かない女」と思われたくないし、野菜類をいじって手伝うフリに徹する……でも、正直それ気疲れしませんか?

 疲労の色が浮かんだブサイクな顔を殿方に晒すくらいなら、手伝いに参加しない方がいいんですよ。
手持ち無沙汰な時間を男性との交流にあてた方がよっぽどモテます。

その①一眼レフを用意する

 そのためには、一眼カメラを用意してカメラマン役に徹するのがポイント。
ただし、スマホやガラケーに内蔵されたカメラではNG。ただの「ふざけているだけの人」となってしまいます。ガチ感を演出するのが大切ですよ。

 さて、ここでBBQの手順を確認しておきましょう。BBQの工程は「準備」→「調理」→「食事」→「片付け」の4つに別れます。

 準備の段階では、すべての参加者を撮ってください。初対面の人がいれば、自己紹介はこのタイミングで。
もし「手伝わないの?」と聞かれたら、「皆が一箇所にいると作業しづらいみたいだから、邪魔にならないようにしたいんだ」といえばOKです。

 この返答に複雑な表情をした男は「料理を手伝わない女はナシ」と思っている可能性大。
しかし、そんな思考の持ち主は「女は男に尽くすもの」という男尊女卑野郎なので、恋愛対象外にした方が楽です。

その②二人分の飲み物作戦

 ひと通り参加者を撮り終わったら、ドリンクの準備をしているところへ行きましょう。
缶を冷やすふりをして、二人分の飲み物を拝借してください。「フチが汚れている缶、洗ってくるね☆」と言えば、たいていは飲み物をゲットできます。

 飲み物を手に入れたら、好みの男へ接近しちゃいましょう。
そして「顔がほてってるよ。涼しい場所で休憩したほうがいいよ」と、心配する素振りを見せるのです。その後、ふたりで人気のない場所へ移動してください。

 静かなところまできたら「頑張っているから、差し入れ☆他の皆には内緒だよ」とはにかみながらフタを開けて男に渡しましょう。
ここで大切なのは「二人だけの秘密」を作ること。
フライングの乾杯なんて大した秘密じゃないのに、共犯者のような連帯感が生まれます。
フタを開けてしまえば、男も飲むしかありませんしね。

 15分ほど飲みながら話をしたら、皆のもとへ戻りましょう。おそらく準備は大体終わって、焼きに入るころとなります。
ここでは普段通りに肉を食べながら、男とおしゃべりすればOK。