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  • 2016.06.28

「ピンとくる男がいない」のは、好みを3秒以内に言えないから アルテイシア×ぱぷりこ対談④

人気ブロガー、ぱぷりこさんとアルテイシアさんの対談第四弾!今回は自分の好みの把握が大事だということについて。好きなタイプをはっきりと言葉に出来ていない人はせっかくの出会いを無駄にしているかも……? アルテイシアさん、ぱぷりこさんそれぞれの一風変わった好みのタイプもお楽しみください!

マイナー好みですが何か?骨と筋肉に萌える女たち

恋愛デスマッチ アルテイシア ぱぷりこ
©sleepyjeanie

ぱぷ:私は残念ながらモテたわけではないですが、自分が好きになった人とは概ね付き合えたんです。

アル:おーすごい!きっと自分の好みと票田がハッキリしていたからだね。

ぱぷ:「自分はこういう人が好きで、こういう人と相性がいい」というのは明確でした。需要と供給がマッチしていたのは完全にラッキーですが。

アル:新刊にも『「自分がパートナーに求めるものは何か?絶対に譲れない条件を3つ述べよ」という問いに答えられないと、決め手に欠けて選べない』と書いたけど。
ぱぷりこちゃんが求める3条件は?

ぱぷ:「①痛み(挫折)を知っていて、そこから這い上がった経験があること」「②話し合いができること、話し合いから逃げないこと」「③私自身が萌えるフォルムの持ち主であること」。

アル:やっぱそうやって即答できるのがカギだよね。
自分自身を知らないと自分の欲しいものがわからないし、欲しいものがわからないと手に入れようがないから。

ぱぷ:①と②はパートナーシップの部分ですが、③は男としてムラッとくる部分を入れてます。私は「視覚的要素が大事派だ」と自覚しているので、自分の性癖だと割り切って諦めました。

アル:なるほど、それが私にとっては「強さ」なのかも。
私は心身ともに強い人じゃないと無理なのよ。ドラゴンボールのプーアルやウーロンに萌えないように、戦闘力の低そうな人は男として認識できない。

ぱぷ:アルさん専用のスカウターがあるんですね(笑)
私も昔は「あの人なんだか萌える」だけだったんですが、それじゃわからんぞとなって、よくよく深堀りした結果、自分にとっては「骨」が重要でした。

アル:骨。

ぱぷ:彼氏の骨格を見ながら酒を飲めるぐらいには萌えるので。それに極端な話、死んで焼いた後でも骨は残るじゃないですか?

アル:ヘタしたら何万年も残るよね、地層にね(笑)
私も夫の筋肉に萌えるので、いまだに夫の風呂を覗いたり、トレーニング姿を隠し撮りしているよ。

ぱぷ:アルさんにとっての筋肉や私にとっての骨格って、一般的な指標じゃないですよね。「彼氏のどこが好き?」と聞かれて「骨」と即答すると、「???」と不思議な顔をされますが(笑)
世間的に人気のイケメンや細マッチョではなく、“自分”は何に萌えるか?男を感じるか?という話。

アル:「みんながステキと言うからステキ、そんな人に選ばれた自分もステキ」ではなく、「世の中全員がステキじゃないと言おうが、自分はこれが好き!」っていうね。

「ガッツ系男子」と「菌類系男子」

恋愛デスマッチ アルテイシア ぱぷりこ オクテ女子
『劣勢からの逆転力 ガッツの知恵』

アル:私は中学時代「ガッツ石松ってセクシーだよね」と友達に言って、頭がおかしいと思われてたんだけど(笑)。でもガッツ系男子、強面(こわもて)で強そうな男に萌えるのは、ずっと変わってないのよ。

ぱぷ:私も「昔からほんっと好みがブレないね!」と旧友に言われます。私の歴代の彼氏たちは「モテないイケメン」タイプなんですよ。

アル:モテないイケメンって「痩せてるデブ」みたいに矛盾するようだけど、実在するよね。

ぱぷ:しますね。顔の作りは整ってるけど、性格は地味で暗めというか、ジメジメしたタイプ。あまり表に出てこないため、可視化もされにくい。

アル:菌類みたいな?

ぱぷ:そう!菌類系の男子ってモテないから、競合も少ないんです。一般的にモテる男子って陽性なんですよ。
でも私は「休日にフットサル☆夏はBBQ☆冬はスノボ☆」というリア充タイプの眩しさに溶けて消えてしまうので。

アル:私も「休日にフッ」の時点でダッシュで逃げる。

ぱぷ:でも一般的に「爽やかさ」とか「友達が多い」という点はプラス要素で、その属性を持つ男は競争率が高いんです。
もちろん自分が好きなら頑張って勝ち取ってほしいけど、本当に自分はそれが好きなのか?をきちんと考えてみてほしい。好みって意外と自分で言語化できてないので。

アル:ぱぷりこちゃんは、かなり具体的に言語化できてるよね。

ぱぷ:私の中では「走れる菌類」が最強ジャンルなんです。

アル:ちょっと意味がわからないんですけど(笑)?

ぱぷ:何かが起こった時、逃げられないと困るというか…。バイオハザードやジュラシックパークを見ても「最後は体力だな」と思うので、ちゃんと走れる人がよくて、運動神経がないのは困る。
なので菌類系でイメージされる、バンドマンや超文系男子が好みから外れがちです。

アル:ほう~。

ぱぷ:菌類は増殖スピードが速いじゃないですか?よって速さは重要です。というわけで、「走れる菌類」が最強。

アル:なるほど、意味不明だった「走れる菌類」というジャンルが説得力をもったね(笑)
そうやって自分の好みの相手がどんなジャンルのどんな人なのか?を具体的に語れるのは大事だと思う。

恋愛にも「3秒ルール」を導入

恋愛デスマッチ アルテイシア ぱぷりこ オクテ女子
『奇妙な菌類―ミクロ世界の生存戦略』

ぱぷ:私たちが好きなタイプは、数は少ないものの実在しますよね。ただ、自分の好みを把握していないと見逃してしまう。

自称イケメン好きの女子でも「あなたの好みのイケメンは?」と聞かれて、きちんと語れる人は少ない。トロフィーワイフの男版みたいに「イケメンの旦那さんで羨ましい」と言われたいだけだったり。
自分の好みがわかってないと、「好きになれる男がいない」とボヤき続けるハメになる。

アル:「好きになれる男がいないのは、好みの男に会ってないからじゃなく、自分で好みをわかってないから」という人は多いと思う。

ぱぷ:「パートナーに求める3条件は?」の質問に3秒以内に答えられるぐらいじゃないと、難しいと思います。恋愛にも「3秒ルール」を導入した方がいい。

アル:たしかに、服を買う時も「自分はこういう服が好き!」とわかってれば、いっぱいの服の中からパッと選べる。逆に「普通でいい、特にこだわりはない」という人は選べない。
恋愛も同じで、「自分はこういう男が好き!」がわかってないと、出会いがあっても選べないよね。

ぱぷ:そう!「ピンとこない」と言う女子は多いけど、自分でセンサーを磨いてないと無理なんです。
それに、ピン能力には個人差がある。生まれつきセンサーがある人とない人がいて、もはや霊感みたいなものです。だから自分のピン能力をむやみに信じない方がいい、個体差が大きいから。

あと、自分のこだわりの強さを、無いものとして扱う女子は多いですよね。でもこだわりはあっていいし、「これさえあれば他は譲れる」というものがわかっていると、それに特化すればいいから楽。

アル:人はバランスよく平均点を満たす相手より、絶対譲れない条件を満たす相手を好きになるし、関係も長続きしやすい。結婚すればケンカやすれ違いもあるけど、「ここだけは」というポイントを満たしていれば許せるし、それがないと離婚するケースが多いよ。

服の喩えでいうと、ぱぷりこちゃんは「自分が好きで(好み)、かつ自分に似合う服(相性)」をわかってるよね。でも、ファッションにうとい人はよくわからない。
恋愛経験の少ないオクテ女子も「自分はどんな人が好きか、どんな人と合うか」がわからないと思う。
そういう人はまず、出会いを増やすことだよね。

ぱぷ:そうですね。沢山の人と出会う中で「自分はこんな人が好き/嫌い」「自分はこんな人と合う/合わない」がわかってくる。そうやってデータ収集するうちに、譲れない条件や優先順位もハッキリすると思います。

アル:婚活してみて「今までは『好きになった人が好み♡』とゆるふわ発言してたけど、沢山の男に会いまくって、何を許せて何を許せないとか、自分の好みがハッキリした」と語る女子は多いよ。

大切なのは、合わないと感じた時に「なんかイマイチだな~」で終わるんじゃなく、理由をじっくり考えること。逆に「この人といると楽しい」と感じたら、その理由も深掘りして考えてみること。

ぱぷ:具体的にイメージできる言葉にすることですね。
私は「一緒にいて楽しい人」「尊敬できる人」「誠実」などの形容詞は禁止!火にくべろ!と書いてます。「自分はどういう人といると楽しいのか?」「どういう人だと尊敬できるのか?」を突きつめて考えてほしい。

アル:新刊で紹介した「10枚のカードに条件を記入して、1位から10位まで並べてみる方法」もやってみてほしい。これは女友達とやると楽しいよ。「えっ、そういう人が好きなの?」と盛り上がって。

ぱぷ:「走れる菌類」って、何じゃそら!って。

アル:「ガッツ系に萌えるって、頭おかしいんじゃないの?」とか(笑)
ちなみにガッツ系男子は本当に競合が少ないです。

ぱぷ:でも旦那さんと初めて会った時は、恋愛対象じゃなかったんですよね?

アル:それはね、あまりにショッキングな服装だったため、筋肉に萌えるどころじゃなかったのよ。

ぱぷ:「デートに全身迷彩服で現われて、ショック死しそうになった」と書いてましたね(笑)

アル:「なんで迷彩服なの?」と聞いたら「茂みに隠れるため」と返されて「あ、この人は本気なんだ」と思った。あと「旅行でも行く?」と聞いたら「じゃあ野営しよう」と返されて「じゃあって何だ!」みたいな。なので、旅行は女友達と行きます(笑)

次回に続く!

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Text/アルテイシア

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ライタープロフィール

アルテイシア
作家。

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