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  • 2016.05.04

結婚できない最大の原因はコレだ!東大卒女子に婚活カウンセリング(4)

アルテイシアさんの読者のAさんが婚活でつまずく理由を探ります!今回は「ジャッジメンタル」について。結婚を真剣に考えていると相手のことを「減点法」でみてしまいがち…すると、相手から遠ざかられてしまうことも。。。そんな、メンタルをどのように変えるのかについて探っていきます。

 ニコ動「アルテイシアの相談室」に相談をくれたのをキッカケに、読者のAさんの婚活カウンセリングをしてきました!

Aさん(29歳女性、メーカー勤務)
・婚活歴5年。デートした人数は48人。そのうち3人と付き合ったが、結婚に至らず。
・自称「地味な和風顔で黒髪セミロング、AneCan系の服装、おとなしくて家庭的というイメージを持たれがち」
・結婚相手に求める3条件は「心身ともに健康」「男尊女卑じゃない」「本音で話せる」。

ジャッジメンタルから祖母目線へ

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アル:今まで話してきて、気づいた点を言うね。
Aさんは、面接官のような気持ちで男子と会ってるんじゃない?「結婚相手としてアリかナシか?」と厳しくチェックしてるから、減点法になってるんだと思う。

A:ああ…私ほんと減点法というか、面接官っぽい感じになってます。「この点をチェックしなきゃ」とか思いながら臨んでたんで。

アル:真剣に結婚を考えてるとそうなるよね。ただ、それが結婚できない原因になってしまう。 私も独身時代は「いい男がいない!」が口癖だったけど、今は「いい男は結構いる」に変わったし、おまけに今の方がモテるのよ。

A:そうなんですか!

アル:それは、自分が変わったから。独身時代の私はすごくジャッジメンタルだった。
相手を厳しく細かくチェックして、減点法で見ていた。それって相手に伝わるから、男子も緊張して委縮して「素を出せない、本音で話せない」と感じたと思う。
これって逆の立場でもそうでしょ?

A:たしかに「結婚相手として査定されてるな」と思うと、本音で話しづらいですね。 
アル:過去の私は「本音で話せる人、素でマッチングする相手に出会いたい」と望みつつ、ジャッジメンタルになることで、みずから阻害していた。
一方、今の私は結婚してるからジャッジする必要がない。すると、祖母のような目線で男子を見られるのよ。「勉強はできへんけど、ええとこあるやないの」みたいな。

A:おばあちゃん(笑)。自分の子どもじゃないから責任ないし、みたいな。

アル:「なんでこんなに可愛いのかよ~♪」みたいな(笑)

そうやって加点法で見られるから、相手もリラックスできるんだと思う。それに自分も「選ばなきゃ」ってプレッシャーがなくて、ただ楽しもうと思ってるから、相手も楽しいんじゃないかな。

なぜ人は人に会うのか

A:現在パートナーを探している状態で、ジャッジメンタルにならないためにはどうしたらいいでしょう?

アル:「今この時間を楽しもう」「相手のいい部分を見つけよう」と臨むことだと思う。
振り返ると、夫と出会った時はそうだったのよ。恋愛対象じゃないと思ってたから、素の状態でガンダムの話とかで盛り上がって「あー楽しかった、また飲みにいこう」って。
で、会うとやっぱり楽しいから「また会おう」って…その繰り返しのうちに「こんなに無理せずにいられる人、他にいないな」と気づいた。

A:そうか…!!人は楽しいから、人に会うんですね…!!

アル:めっちゃ普通の話やのにヘレンケラーみたいな反応してるけど、大丈夫か(笑)?

A:私、そこだったかもしれません。人は楽しいから、人に会うんですね…!

アル:そうよ。「面接に合格したから二次面接に進む」ではなく「今日楽しかったから、また会おう」だよ。

A:ですよね、そうかそうか…普通のことなのに忘れかけてました。よかったです、問題点が見えて。私、完全に面接官をやってたと思います。

アル:Aさんは目標達成意欲が高いから、「効率的にタスクをこなさねば」みたいになってたんじゃない?

A:本当にそうです。「パートナー候補じゃない人と会っても時間の無駄だ」ぐらいに思っていて、本来の「一緒にいて楽しいから、人はまた会う」ということを忘れてました。

アル:求める条件を全て満たしていても、一緒にいて楽しいと感じない相手とは、結婚できないと思うよ。

A:面接みたいに話してたら、自分も相手も楽しくないですよね。しかも私、人一倍チェックが厳しくて。ちょっとした言葉尻に引っかかるし、他人を許せない、心が狭い人間だなって。

アル:じゃなくて、失敗するのが怖いんじゃない? 

A:っ……!!

アル:またヘレンケラーになっとるがな。

最初は雑談から

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A:私、性格的にも失敗するのが怖くて、「早めにダメな部分を見つけなきゃ」と思うから、減点法になってたんですね…。
すごい、アルさんは臨床心理士の資格などをお持ちなんですか?

アル:単なる年の功ですよ。そういう思考のクセを自覚したうえで、「面接じゃなくデートだ」と思って臨んだら?「美味しいもの食べて、楽しくおしゃべりできたらいいな」くらいに思ってる方が、結果が出る気がする。

A:正直、今までのやり方で結婚できる気が全然していなくて。ただ「私は気楽に楽しみたいわけじゃない、一生のパートナーがほしいんだ!」って思いが強くて。

アル:そういう肩に力が入ってる感じも、お堅く見える原因じゃないかな。

A:ああ、そうかも…。

アル:試しに、ゆるーく趣味や好きなモノの話をしてみたら?
私だったら「好きな漫画は?」「やっぱジョジョは4部だよね~」みたいな話で盛り上がって仲良くなる。仲良くなると「また会いたい」とお互い思うし、相手の魅力も見えてくるし。

A:周りも漫画やアニメの話で旦那さんと仲良くなった子が多いです。でも私、男性と盛り上がれる話題がないかも…。 

アル:Aさんの好きなモノは?

アル:あ、エヴァは好きです!といっても、単なるカヲルくん萌えですけど。

アル:そういう女子は世界に8億人ぐらいいるから大丈夫。「カヲルくんハァハァ」とか、わざわざ言わなきゃいいし。

A:あと歴史小説も好きです、奈良時代が特に。

アル:奈良時代、マニアックだな(笑)

A:あとはL'Arc~en~Cielが好きで、コンサートに行った時、メガネがふっ飛んで壊れました。

アル:それはズッコケ話としてぜひ語ろう(笑)。ほら、好きなモノの話をしてるうちに、Aさんの魅力が出てきてるもん。

A:なるほど。これまでは業務として面接してる感じでした。反省しております、今…。

男友達はパートナーになりえるの?

A:あとですね、現在進行中の案件にアドバイスを頂きたいのですが。

アル:(笑)超業務っぽい口調だけど、どうぞ。

A:大学の同級生で、長い付き合いの男友達がいるんです。月1ぐらいでご飯に行って、相談に乗ってくれたり愚痴を聞いてくれたり、信頼できる友人なんですけど。

アル:いい感じやないの。

A:いいなと思いつつ、そういう感じじゃないのかなと。

アル:そういう感じじゃないのは、なんで?

A:うーん…この期に及んで「やっぱりときめかない」とか考えてたりして。でもこんなにいい人なんだから、パートナーになってくれるといいかも、とか。

アル:ひとまず前向きに進めてみたら?
私と夫も「貴様と俺」みたいな関係で、こんなにときめかなくて大丈夫か?と思ったけど、ときめかないから良かったのよ。“ときめき補正”がかかってないぶん、ありのままの相手を見られたから。
…その彼はモテそう?モテなさそう?

A:モテなさそうです。

アル:それはいいな。

A:典型的な理系のオクテ男子です。でも新刊に書いてあった『アラサーアラフォーのお姉さま方から結婚相手として狙われる、トンビに油揚げタイプ』だなと思って。

アル:その油揚げ、持ってかれたら悔しいでしょ。

A:悔しいですね。ただ友達関係が長いので、今さらどうしたものかと。

アル:そういう場合は、酔った勢いでうっかりパターンが多いよ。
長年の友達だったけど、酔った勢いでうっかりセックスして、お互い「このまま一夜限りで終わるのは惜しいかも」みたいな。それで付き合って結婚して、今も仲のいい夫婦は多い。

A:そうなんですか!

アル:もともと仲のいい友達同士で、人間的に相性のいい2人が、セックスをキッカケに恋愛スイッチが入って、異性として意識しはじめるパターン。

A:なるほど…。ただ酔った勢いでうっかりは難しいそうです。

アル:Aさんの場合、手をつなぐか腕を組んでみたら?「酔ってるから転びそう」とか言って。

A:私、酔ってなくても転びますし。

アル:ちょうどいいな。その時の相手のリアクションでわかるでしょ。ドキッとしてるとか、手を握り返してくるとか、体を寄せてくるとか。
それを人気(ひとけ)のない夜道で試してみよう。
そこからキスみたいな展開になるかもしれないし、その時に自分もトキメキが発動するかもしれないし。そこで「やっぱ無理!」と思ったら無理だし、話が早いよね。 

A:はい!まずは酔った勢いで手をつなぎます。あとカウンターで脚と肩もあててみます(笑)

まだやれることがあると気づいたら、楽しみになってきました。もうすぐ30歳ですごく焦ってて「妥協してでも結婚するべき?」とか友達に相談してたんですよ。

アル:私も血走った目で「やっぱリボンのついた服とか着るべき?!」と女友達に聞いて「落ち着け、つか似合わないし」と正気に戻してもらってた。

A:(笑)ほんと、自分でもなんでこんなに焦ってるんだろうって。

アル:タラレバ娘みたいな作品も流行っていて「三十代独身女はミジメだ」と刷り込まれる女子は多いよね。でも、現実はミジメじゃないでしょ?

A:たしかに…友達もいて趣味も仕事もあって、そこそこ恵まれてますよね。そんな自分の人生をよりプラスにできるような相手と結婚したい、と今日改めて思いました。

あと「婚活してきた5年間は無駄だったんじゃ」と落ち込んでたけど、それが縁で憧れのアルさんに会えたので、婚活してよかったです!(笑)
今日は本当にありがとうございました。

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Text/アルテイシア

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ライタープロフィール

アルテイシア
作家。

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