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  • 2015.04.22

無残な「不倫の落とし穴」を回避するには?「好き」は思考停止を招きます

不倫に苦しんでいるみなさん、年上男性に惹かれていませんか?それはたんなる年齢差による経験値からくるもの。女の味方・アルテイシアさんが、「不倫」に陥ってしまう女性の思考やタイプなどをズバッと説き、その対処法を伝授してくれます!


【第26回】年上男を「尊敬できる」のは、単なる年齢差による経験差


アルテイシア 恋愛デスマッチ 天然モテ 非モテ 小悪魔 テク
by Fidenaut

アルテイシア(以下、アル):「不倫が無くなれば結婚率は上がる」と言われるけど、真実だと思います。
<東京の独身女性の4割に不倫経験がある>って統計もあるけど、私の周りでも不倫にハマって若い時間を無駄にする女子は多かったから。

 その経験が糧になることもあるけど、落とし穴にハマって後悔する女子は多い。自己否定感が高まったり、男全般に不信感を抱いたり、マトモな恋愛ができなくなったり…私のいた広告業界は不倫の巣窟だったから、そんな事例を山盛り見てきました。

 若い女子が不倫にハマる気持ちはわかるんですよ。というのも、若い時って同世代の男がバカに見えるから。中学教師の女友達が「男の子は小学校に上がるのを10歳にした方がいいと思う」と言ってたけど(笑)、男子って精神年齢が低いでしょ? 企業の人事担当者も「新卒では女子の方が圧倒的に優秀」と口をそろえて言うし。

 若い時は、同世代の男が物足りなく見えてしまう。男にコンプレックスをぶつけられて面倒だったりもするし。だから、年上の上司や先輩がステキに見えてしまう。「仕事ができて尊敬できて好き!」となるわけです。

 でも、それって単なる年齢差による経験の差が大きいんだよ(笑)。昔はスゴイと思っていた人でも、39歳になると「いや、今の私の方が仕事できるな」「そんな大した男じゃなかったな」と冷静に思うもん。

AM編集部(以下、AM):わかります!大学時代に尊敬していた先輩も、ひさしぶりに会うと「あれ?案外ショボイな」と思ったり(笑)。

アル:そうそう、若い時は視野が狭いから。そのぶん「自分の知らない世界を知っていて、導いてくれる人がほしい」と願うから、年上の男を教祖的に崇めちゃったり。

 あと頑張りやさんの女子ほど「恋愛では男に甘えたい」「ヨシヨシされたい」と願うけど、同世代の頼りない男には甘えられないから、年上に惹かれてしまう。
男の側もそれをわかってて若い女子を狙うから、皆さん注意しましょう!!


<不倫=蜜の味>のメカニズムを解説


アル:なぜ不倫は「蜜の味」なのか?まず1つは、恋愛の“いいとこどり”ができるから。
結婚はローンの話し合いや子どもの教育や親戚付き合いといった“日常を共有するもの”。不倫はそういう泥臭い要素を排除した「非日常」であり、デートやセックスといったキラキラした部分だけを味わえる。すると「これぞ究極の恋…!!」と錯覚しちゃうんだよね。

 既婚者の男の側も、ひと時の恋愛気分を味わえて、男としての自信や現役感も味わえて、おまけに若い女とセックスできて、いいことづくめ。そりゃリスクがあってもやめられない男は多い。
しかも「不倫でもオッケー」と受け入れてくれる女子は少ないから、不倫相手を手放したくないために、全力でサービスもする。甘い言葉も言うし、デートでもセックスでも尽くす。それは「愛しているから」じゃなく「自分にとって都合のいい存在をキープしておきたいから」。

 そのうえ「自分は結婚している」って後ろめたさもあるから、とびきり優しくして甘やかしてくれる。それは「やたら孫を甘やかす祖父母」と同じで、責任がないから。親は子どもの人生に責任があるから「甘いお菓子や高級なオモチャばかり与えないで!」となるでしょ。

AM:すごくわかりやすいです(笑)。でも女子の方は「愛されてる」「こんなに大切にしてくれる人はいない」と錯覚しちゃいますよね。

アル:おまけに「手に入らないから欲しくなる」「不安定な関係だから燃える」って脳の仕組みがあるから。

 恋愛感情(=刺激やトキメキ)はドーパミンの分泌によって引き出される。これは“報酬系”の脳内ホルモンだから、確実に手に入る相手には出ないらしい。必ずエサをもらえる状況だと報酬にならないから。だから、安定した関係になるとトキメキがなくなるのは自然なんです。

 しかも不倫は“不安定な関係”だから、吊り橋効果も発動する。
吊り橋効果とは「不安定な状況でドキドキするのを恋愛感情だと錯覚する効果」なんだけど、私は屋久島で実感しました。
不安定な山道を四つん這いで進みながら、同行のガイドさんに恋に落ちて、山を下りた瞬間しらふに戻った。で、翌日また山に登って、また別のガイドさんに恋に落ちた。

AM:脳ってわかりやすいですね(笑)。

アル:単純すぎるよね、脳(笑)。


不倫男は「離婚できない理由」をでっち上げる


アル:「自分に素直になれ」とか言うけど、「盲目になってるだけ」って場合は多いでしょ。
不倫している子は「彼はこんなに大切にしてくれる」と言うけど、本当に大切にしてるなら嫁と別れるだろうし。でも、家庭を壊す男なんてほとんどいない。男の方は「家庭」という安全地帯をキープしながら、恋愛気分を味わいたいだけ。

 でも、不倫男は嘘つくのに慣れているから「離婚できない理由」をでっち上げる。「子どもや家族や金銭面の問題があって別れられない」とか。彼らにとって、若い女を騙すなんて楽勝だから。

 知り合いが4年も不倫してたんだけど、「子どもが病気だから離婚できない」と言われたらしい。それで「キミがいないと生きていけない」「妻より先に出会っていれば」とかさんざん言ってたくせに、嫁バレした途端、LINEで別れを告げられたとか。しかも子どもの病気も嘘だったらしくて。子どもをダシに使うなんてド畜生だよね。

AM:そんな男に4年も費やしたら、そこからのリカバーは大変ですよね…。

アル:恋してる側は弱いから。既婚者側は遊びだから余裕があるけど、独身側は本気だからどうしても不利になっちゃう。

 最悪なのは、安らげる彼氏と別れて既婚者に走っちゃうパターン。不倫は蜜の味だから「彼こそ運命の人かも…!」と錯覚して、不倫が終わった後、死ぬほど後悔する女子は多い。
だから「恋愛感情=錯覚」と思っていた方がいいですよ。どんな相手でも長く付き合えばトキメキは薄れるし、恋愛感情がなくなった後が本物の関係だと思う。

 あと「自分も“いいとこどり”して楽しもう」と思っていたはずが、うっかりハマっちゃう女子も多いよね。

AM:ミイラ取りがミイラにってやつですね。

アル:そうそう。頭ではわかっていても脳内ホルモンには勝てなくて、麻薬みたいにハマってしまう。免疫がないオクテな女子は特に危険。

 初めは「セックスはしない。たまにデートしてトキメキを味わうだけ」と心に決めていても、好きな男にキスとかされたらポーッとなるでしょ?それで「今夜は一緒にいたい」とか言われたら、拒否するのは至難の業だから。それで「最初で最後だ」と思ってセックスしたら、ますます気分が高まっちゃうし。

AM:自分が恋愛映画の主人公になったような気分になりますよねえ。

アル:なるわいなあ…。それでズルズルとハマっちゃう…っていうのは、すっごく気持ちいいと思うよ。その気持ちよさを選ぶもの1つの道だけどさ。ただ「大切なものを失うリスク」も考えてほしいと、老婆は老婆心ながら言いたいです。


遊び慣れてない既婚者は、相手がハマって嫁バレする


アル:逆に遊び慣れてない既婚者の場合、相手がハマるリスクが高い。恋愛経験が少ないぶん夢中になって…で、彼らは嘘つくのがヘタだから、だいたい嫁にバレる。女は勘が鋭いから「コイツ色気づいてんな」と、ちょっとした変化に気付くし。

AM:「女の浮気はバレないけど、男の浮気はバレる」と言いますもんね。

アル:どれだけ気をつけても、相手側の奥さんにバレて訴えられる可能性もある。それぐらい不倫ってハイリスクなんですよ。

AM:それでも既婚者に惹かれてしまった場合、どうすればいいんでしょう?

アル: うーん…私が言えるのは「妄想力でカバーしよう」かなあ。
脳は不可侵領域だから、何をしようがオッケーなんです。脳内で誰と恋しようがヤリまくろうが自由だし、誰にも迷惑かけないから。

 だから単に食事とか行って、脳内でトキメキ祭りを繰り広げ、その記憶をオカズにして満足できれば最高だよね(笑)。日々の潤いもチャージできるし。
そうやって妄想力でカバーして充足できる人はいいけど、実行に移そうとするとリスクが発生する。脳内で思う存分楽しんで、行動はブレーキをかけられるのがベストじゃないかな。


独身だと騙す既婚者にも注意!


アル:独身だと騙して口説く男もいるので注意しましょう。
後輩女子が某大手新聞社の男に口説かれて、調べてみたら妻子持ちだった。私が「テメーの会社に密告すっぞ!」と脅したら、そいつは真っ青になってビビってました。
既婚者のくせに避妊せず、妊娠したら逃げるような外道も存在するからね。世の女性を守るために、そういう男はとっちめないとダメ。

AM:女性の側もこの記事を参考にして自衛してほしいです。

アル:そうだね。「騙される方が悪い」とか言うけど、いい子だから騙されるわけで。自分が人を騙したりしないから、騙す人間の心理がわからなくて。
だから、ちょっとでも「変だな」と感じたら、その勘を信じた方がいい。色恋がらみの悪い勘はだいたい当たるから。

 男は「俺を信じられないの?ひどいよ」と罪悪感に訴えてくるし、あと男同士はかばうから信用できない。なので、ちゃんと調べたほうがいいです。ナイトスクープにハガキを出しても採用されないので(笑)、みずから探偵になって調査しましょう。

 あと、年上の経験豊富な女性に相談するのもオススメ。そういう人は、不倫の無残な末路をいっぱい見てきてるから。

<好き>って、思考停止を招くワードなんですよ。「だって好きなんだもん」と言われたら、そこで話が終わっちゃう。「好きならしょうがないよね…」って話になりがちでしょ。
そこで「そんなもん脳の錯覚だ、気の迷いだ、笑止!」とズケズケ言ってくれる人を大事にした方がいい。酸いも甘いも噛み分けた年増は役に立つので(笑)、ぜひ頼れるブレーンにしてほしいです。

Text/アルテイシア

恋愛とセックスで幸せになる 官能女子養成講座 アルテイシア
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ライタープロフィール

アルテイシア
作家。

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